お金についての質問です。私は経営者ですが、社員に質問をされました。「国の借金がたくさんあるならお金を刷って借金を無くせばいいじゃないですか！」そんなことができるはずはないのですが、恥ずかしながらうまく説明できませんでした。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1475926.html

＞日本は借金国・・お金刷ればいいのに・・なぜ価値が下がるの？

http://oshiete.nikkeibp.co.jp/qa2604784.html

デフレではなく、インフレになります。

今まで １００円で買えたものが １０００円になったりします。

庶民の通貨に対する 感覚もおかしくなってしまうし、

物の価値も わからなくなってしまいますね。

このページなんか参考になると思いますが（通過の始まり、インフレ・デフレ、日本銀行ってなに辺りが）。

http://manabow.com/hayawakari/index.html

昔のように金本位制でなく、管理通貨制で動いている今の世の中では、お金をたくさん刷ったところで価値が下がるだけです（PS3も出荷数が少ないからあれだけ騒ぎになったのであって供給が安定してきた現在ではそれほど騒がれませんし、豊作すぎた場合に農家さんが自分たちで野菜を処分するのも価値を安定させるためです。よく捨てるのならあげればいいのにという人がいますが、もしそれをやったらさらに値段が下がって農家さんたちは苦しくなります）。

お金として触れている紙幣や硬貨にはほとんど意味がないということをまず伝えてあげればいいのではないでしょうか。

　円の価値が下がる→インフレですね。

「日本国の借金」じゃなくて「日本政府の借金」です。バスでたとえると、バス（日本国）の運転手（日本政府）が乗客（日本国民、日本企業）から金を借りている。それも、乗客へのサービスのためにです。このバスは他に貸していても他のバスからはほとんど借りてません。　

しかもバスのおなかには７００兆とも言われる政府資産（２～３００兆は売却可能？）があり乗客のポケットには１５００兆の金融資産。

極端に、乱暴に言えば、最終的には日銀に諭吉先生を印刷させればいくらでも現金を手にできるのが政府です。インフレになりますが日本政府が円の調達ができなくてトンデしまうことはないのです。

９７年に韓国やタイなどは一瞬のうちにトンデしまいました。外貨、を借りると同じ価値の自国通貨を用意しなければ返せません。印刷すればするほど価値が減るので同じ価値にはなれないのです。これが日本との大きな違いです。

本当にどうしようもなくなれば、刷って返すことになるでしょうが、インフレで円の価値は対外的に下がりますから結局国民の懐から出したのと同じになります。

さすがに荒っぽ過ぎるので不可能ですが、ニュース報道はわざと大げさに言ってるようにおもいます。

http://q.hatena.ne.jp/answer