ADSL回線は距離が離れると速度が落ちる。
という話はよく聞きますが、なぜなのでしょうか?
「ADSLのような高周波数の電気信号は距離が離れることにより信号が減衰する」
というのは理解しているつもりです。
で、ふと考えて見たのですが、
距離が遠い場合:
データ送信
↓
信号が減衰しきっていて、全くデータとして読めない。
↓
うまく送れなかったので、もう一度、送信しなおす。
↓
結局、信号が同じように減衰するので、データとして読めない。
↓
以下、エンドレス。
・
・
・
と、なり、全く通信できないか、平常のスピードで通信できるか、のどっちかになるのではないでしょうか?
たまに(どれくらいの確率かわかりませんが)、
うまく送信できたパケットを見つけてデータの送受信を行なっているのでしょうか?
なんだか、ものすごい効率が悪い気がします。
実際には、どんな風にADSLは通信を制御してるのでしょうか?
http://www.kurejbc.com/technical/technical-1.htm
周波数を細かく分けて、使い物になる周波数帯を使っている。
http://impromptu2.hp.infoseek.co.jp/adslbasics.html#training
距離が離れると高周波数帯から使い物にならなくなるので、その分遅くなる。
ありがとうございます。
このような要因が、なぜに速度低下につながるのでしょう???
http://www.kurejbc.com/technical/technical-1.htm
周波数を細かく分けて、使い物になる周波数帯を使っている。
http://impromptu2.hp.infoseek.co.jp/adslbasics.html#training
距離が離れると高周波数帯から使い物にならなくなるので、その分遅くなる。
ありがとうございます。
DMTという方式が使われているのですね。
周波数帯域を複数に分割し、各帯域毎にどれくらい流せるかをチェック
↓
うまく流すことができた周波数帯域を利用してデータを送受信。
みたいなカンジですね。
これだと、「高周波帯域が減衰しやすいので……」という意味も理解できます。
結局、基地局から遠かった場合には、減衰しやすい高周波帯域は使わない(使えない)ことになるのですね。
IPパケットに分割してデータのやり取りをしています。
IPv4だと最大64Kbytes以上のデータは扱えないので、データを分割するわけですね。
で、IPパケットの各々にヘッダ(便意上、1ページ、2ページとします。ヘッダに合計10ページですと書いてあれば、1つでも届けば足らないページがわかりますよね。)をつけています。そして、受信した側で最終的にIPパケットに分割したデータを統合してデータのやり取りが終わるわけです。このとき、「1ページ目が無い」とか「2ページ目が劣化してて読めない」とか気づくわけですね。それで、届いていない分を再送信してもらうわけです。
後は、○秒以内に届かなかったら再送信をするという決まりもあるのかもしれませんね。届いたか届いていないかの確認は、届いたら受け取った側が「届いたよ~」とメッセージを送るのでしょうかねw
ありがとうございます。
誤って回答を開いてしまいました。
すみません。
耳の聞こえ難い人に話し掛ける場合に例えると、
(1)大声で話す
(2)ゆっくりと話す
のいずれか、もしくは両方になりますよね?
減衰によって信号が届き難くなる事への対抗策も同じで、
(1)信号の出力を上げる
(2)信号1つ1つの長さを伸ばす
となりますが、信号出力を上げる場合は機器周辺・ケーブル周辺に対して高周波を垂れ流してしまわないような対策が必要となり、電話線を使って安価に高速通信環境を実現するという事とは反対の方向になってしまいますので、信号を伸ばす方向で対応という形になります。
信号を伸ばすということは、同じデータをやりとりする時間(通信速度)も延びる(遅くなる)ということになります。
ありがとうございます。
上の方の方のDMTを噛み砕くとこんなカンジですね。
家族から説明を求められているので、そこで使わせていただきます。
DSLというのは、周波数140KHz~1.1MHzを使う通信サービスです。
確かに、高周波は距離が離れると信号は減衰します。
ですが、考え方としては
距離が遠い場合
データ送信
↓
高周波域が減衰し始める
↓
低周波域のみが届き、速度が速くならない
です。
「高周波を使う」のではなくて、
高周波もいっしょに使えるから、速度が
向上すると考えましょう。
ちなみにADSLの使用場所が、NTT収容局から8Km以上はなれているか
伝送損失が50dB以上在る場合、ほぼつながりません。
というより、開通させてくれません。
ありがとうございます。
高周波数帯域が減衰により使うことができず、結局、低周波数帯域のみを使ってしまう、ということですね。
ADSL速度向上講座
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/spd/spd.htm
このサイトは原因と対策が詳しいです
http://smartwoman.nikkei.co.jp/culture/it/article.aspx?id=200301...
ありがとうございます。
どっちかというと、利用者側からの話ですね。
http://www.kunitec.co.jp/labo001_b.html
回線中のノイズにより、特にISDNなどの干渉により速度が落ちることがあるそうです。また、長時間ADSLをつなぎっぱなしにしておいても速度が落ちることもあるので、時々(1分ほど)ADSLをコンセントからはずすことをお勧めします。
ありがとうございます。
ノイズの発生については、それなりに理解してるつもりでしたが、ISDNとも混線するんですね。
ありがとうございます。
DMTという方式が使われているのですね。
周波数帯域を複数に分割し、各帯域毎にどれくらい流せるかをチェック
↓
うまく流すことができた周波数帯域を利用してデータを送受信。
みたいなカンジですね。
これだと、「高周波帯域が減衰しやすいので……」という意味も理解できます。
結局、基地局から遠かった場合には、減衰しやすい高周波帯域は使わない(使えない)ことになるのですね。