MRはノルマが厳しくかなり辛い仕事という認識が大きい。
大卒レベルでその厳しい世界でやっていけるかどうか自信がない。
薬を扱う仕事ではあるがなんのために薬学を学んだのか、MRなら薬学部でなくともよいのではないか、薬を売る側ではなく作る側にいたい。
このような心理から敬遠される。
MRは営業職ですから、理系にはことさら辛く感じられる、
人間関係での苦労が多いのです。
お医者さん相手の接待で、お酒→夜間勤務、
ゴルフ→休日勤務の繰り返しというイメージです。
たとえば「n’sあおい」というナースの漫画では、
しがない総合病院のお医者さんに利用されるだけされて、
自社の薬は買ってもらえず非常に苦境に立たされ(しかも知らされない)、
はては、心労で体を壊してその病院に入院してしまう
MRさんの話が出てきます。
漫画なので誇張されていたりすることもあると思いますが、
火の無いところに煙は?
Ns’あおい (Karte No.6) (モーニングKC (1458))
MRと言う仕事は営業色の濃い仕事です。
最新の薬剤情報を病院や医師に提供するという業務もありますが、
病院の薬剤部と医師に売り込みして、自社製品を採用してもらうのが仕事の第一目的ですから。
理系としてやってきた人間には営業は難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。
また、せっかく技術系というか、薬剤師の資格を取っても、MRの中には文系出身の人もたくさんおられますので、多少知識として優位に立てても、余り魅力は感じないのではないでしょうか。
ちなみに、接待漬けの話が出ていますが、10年以上前はそのようなこともありましたが、バブル崩壊後はそこまできついのは少数になっていると思います。一部慣習的に残っている場合もあると思いますが、少なくとも公的病院では接待はほとんどなくなっています。病院によってはゴルフ場でMRさんと会うことも禁止されている、と言う所もあります。
最近は最先端の知識を持つ研究者を営業に参加させるところもあります。
学部卒薬剤師では医師も突っ込んだ話ができないので、後々は製薬メーカーMR職が勤務薬剤師より格上の高嶺の花になるかもしれません。
MRといえば営業職であるため接待をするということが敬遠される一つであると感じます。
薬学系は他の学部よりも単科がのところが多く閉鎖的です。
また、MRは別に薬剤師の免許が必要なわけではありません。
せっかく取った免許だから、病院、薬局などで活用したいという心理もあるでしょう。
http://www.topmr.com/mr/index.html
私は塩野義でMRをやっている人を数人知っていますが、薬学部ではなくみんな文系の学部ですよ。いわゆる営業職でくすりの知識とかはいらないです。要はお医者さんたちの太鼓持ちで、商人タイプの腰の低い人が受けるわけです。だから、あんまり理系の人には向かない職業だと思います。
MRは専門的な知識もさることながら、医師や医療機関との高いコミュニケーション能力が第一に求められる仕事です。薬剤師の資格をとってまでする仕事とは思わないのではないのでしょうか。5割は文系出身者だと聞いてます。
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