「いわゆる証券会社のPE業務」のイメージが思いつきませんが、NIF SMBCベンチャーズのような会社のことをおっしゃっているのでしょうか?
普通の証券会社では、PE業務は行なっていないところが多いように思います。大和など、大きな証券グループがVCやPE業務を行なう会社を保有していると考えたほうが現実に近いと思います。
その場合、VCやPEは○○グループ系ということだけで、組織のつながり以外は、独立系と同じだと考えます。
大和グループ
ズバリ独立系PE従事者です。
証券系であろうと独立系であろうと、およそPE業務に関して違いはないと思います。
ただ、「サラリーマン根性」があるかないか、という違いは如実にあると思いますね。
証券系ならまだしも、銀行系のPEなんて銀行体質丸出しで実につまらない、という話をよく在籍の同業者から聞きます。
PEと言えば聞こえはいいですが、ぶっちゃけ「何でも屋」ですから、それで良しという気概がなければ、独立系のPEは務まりません(大手なら多少業務分掌はあるでしょうが、自由度が狭まることを意味するので仕事が息苦しくなるだけでしょう)。
「コーポレートファイナンスの総合コンサルタント」を目指すならば、独立系のPEに移ったほうが自由度は高くなるので楽しいとは思いますが、収入の安定性や収入増の保証は必ずしもないですよね。成果が出なければ。
実績が上がらなければすぐ切られてしまうでしょうし。
ネットバブル崩壊後、独立系PEはほぼ淘汰されており、いま就職口を見つけるチャンスは極めて限られているはずです。
確かに、成功すればそれなりに多くの報酬は得られるとは思いますが、
ハイリスクな小規模独立系ならともかく、サラリーマン的な大きなPEなら「それなり」のリターンしかないのは一般企業と同じですよ。
PEに従事するのは、あくまでも「やり甲斐」というか、社会的使命を感じてこそだと思います。仕事としては環境の浮き沈みが極めて激しくて不安定極まりないですから、そもそも規模が小さいと成果が出ないまま消えてしまうリスクのほうが大きいです。ネットバブル期には年収1000万以上でバンバン人を雇ったけど2~3年で資金が尽きてバンバン畳んでいった会社をたくさん見ました。サラリーマン的な発想での転職は禁物です。個人事業者的な発想ができる方なら大丈夫だと思いますが・・・。常に最悪のケースを想定して、決して楽天的な考えで転職しないほうがいいと思います。
URL必須というのでとりあえず挙げておきますが、なんで引用が必要なんでしょうね?意味ないじゃないかと思いますが。
URLは設定ミスで、特に必要はありませんでした・・・すみません。
なるほどですね。貴重なお話しありがとうございます。私の周りは外資系証券会社の方が非常に多いのですが、かなりヘッジファンドに流れているようです。先日も一人ニューヨークに行ってしまいました。ここ2・3年で日系ヘッジファンドも増えてきそうですね・・・
証券会社というのは、外資系の証券会社のことを申しておりました。分かりづらくて申し訳ございません・・・日系では確かに、ホールディングスという形でPE事業を抱えているということが多いようですね。ありがとうございます!