専業として支援するつもりなら診断士や税理士など資格を取るのが良いかと思います。だけどシステムエンジニアも立派な専門家ですから資格に拘らなくてもいいのかもしれません。
SEさんのスキルを活かす方法としては、中小企業の支援機関を探してアドバイザー等として支援する手もあると思います。例えば国の関連機関である独立行政法人中小企業基盤整備機構で経営支援の専門家を派遣したりする事業があります。
http://www.smrj.go.jp/keiei/index.html
自治体(都道府県や政令指定都市)でも似たような事業がありますから探してみてはいかがでしょうか。
いずれにしても中小企業のニーズを確認して(場合によっては社長さんの意図に反している)最適な対処を受け入れてもらうのが仕事になるわけですからコミュニケーション能力の強化が役に立つと思います。
回答ありがとうございます。大変参考になりました。ご指摘の通り、高いコミュニケーション能力の必要性は感じておりました。日頃から経営層との接触し対話をする機会も必要なのでしょうね。
少し興味が湧いたので、ほんとうに少々ですが。。。
昨今有名なのが勿論、フィデックですか。債権流動化ですね。要するに、昨今のキャッシュフロー経営の中で、売掛金を回収するのに2ヶ月も3ヶ月も掛かってしまうと。一方仕入れはしなければならず買掛金とのタイムラグで困る訳ですね。そこで、売掛金回収事務を請け負うという建前において、小口融資をしてあげる代わりに事務手数料を受け取る。。。というもの。最初は競合無しと。前人未到の広大な市場と言っていましたが今は逆か。
また、経営コンサルティングですが、コンサルティングと融資とを並行して行う業者もあり、これはこれで、経営権のっとり等の話は聞いたことがありますね。
逆に有名所では、システムエンジニアをされているのならば、求人情報誌が求人サイトに時代代わりして、激しく競合しているのも上記同様重々ご承知かと思いますが。。。あれも中小企業サポートの業務ですね。。。その他クーポンフリーペーパー及びサイト、Eコマース関連。。。これも中小企業サポート業務ですね。
従業員教育関連と人材派遣とを併用する会社もありますが、個人でやる仕事と言いますと、コンサルティングが主としたところかなと、思います。また、マーケティング関連、会社と会社をマッチングさせる会社関連、、、などなどですか。。。
回答ありがとうございます。売掛金回収代行というビジネスがあるのは知りませんでした。参考になりました。
aoun様も最後に書かれていますが、会社と会社をマッチングさせる、つまりはコーディネータ的な会社なり人材が、これからは
必要でないかと思います。
中小製造業がもつ技術とそれを利用したい企業をマッチングする展示会やセミナーが増えています。
商工会議所や自治体の職員が仲介するケースも多いのですが、やはり仲立ちするには、それなりの知識(技術・財務・貿易etc)が
必要だと思います。
民間会社でも技術をマッチングさせる企業もありますし、中小企業基盤整備機構(略称:中小機構)も同様の事を行っています。
http://j-net21.smrj.go.jp/search/index.html
J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト
又、コンサルティングを主としてされるのであれば。「技術士」という国家資格がありますので参考になされてはいかがでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A3%AB
Wikipedia 技術士の説明
回答ありがとうございます。技術士という国家資格があるのは知りませんでした。「マッチング」というキーワードも覚えてきたいと思います。
回答ありがとうございます。実際に中小企業の経営のサポートをされている会社ですね。参考にさせて頂きます。
中小企業の存続と発展をサポートする仕事ですと、
○○代行と○○アウトソーシングと入れれば
たくさん出てくると思います。
たくさんの選択肢の中で、ご自身思いを無駄なく実現するには、
得意な土俵に持ち込むことだろうと思います。
また、得意な土俵でないと相手にされない面もあります。
そこで、
・将来のあるべき姿を描く
・今のご自身のたな卸しをする
・あるべき姿に向けての道筋を立てる
・通過点の目標を決める
を計画して日々実践し省みるようにしてみてはいかがでしょうか。
蛇足ですが、SEさんですと、ご専門はITになるのでしょうか。
日々中小企業をご支援させていただいておりますと、
昨今のITのご相談は、SEO対策についての話が多い傾向ですね。
回答ありがとうごさいます。何かサポートをする仕事をしたいという思いはあるのですが、具体的に何ができるのかが明確になっていないために、「将来のあるべき姿を描く」ことがまだできない状態です。ご意見にありますように、やはり今までの経験や知識を核として、できることを考えるのが現実的ですね。それでも不足していることは(たくさんありますが…)これから補っていけばいいのかもしれませんね。
都道府県等中小企業支援センター・地域中小企業支援センター・商工会議所等で専門家として登録・経由して中小企業さんへ指導に入るという企業支援制度がありますが、資格があっても実績がないという専門家をいきなり企業さんに派遣することはほとんどありませんでした。
新たに異分野の資格を取得するよりも、現在のSEという得意分野と職歴を活かしてのIT系のサポートができると思いますので、それに箔をつけるための資格を取得すればよいのではないでしょうか。
ITコーディネータは取得しやすい資格ではないかと思います。
実際に指導をしているとITだけではなく経営面も含めた包括的なアドバイスを求められがちで、そうなると中小企業診断士的な知識は必要ですので、将来的には中小企業診断士の資格取得を視野に入れていたほうが良いと思います。
財務会計や品質管理システム導入、Eコマース、BtoC、SEO対策などに強く、なおかつ経営指導もできるとなればかなりの強みになると思われます。
他には、インキュベーションマネージャーはいかがでしょうか。
JANBO(日本新事業支援機関協議会) 起業家と支援者のサイト
主な仕事は、起業を志す人々の事業が早く目的を達成し、豊かな地域が形成されるよう、この事業の実施体制を整え、起業家や新事業を育て、所定の経済効果を発揮するよう個々人に対応しながら、事業全体についてもマネージする人です。
起業家の卵のいろんな相談にのる人です。IT系での起業を目指す人は多いので現在のキャリアは活かせるような気がしますが、資格の取りやすさから言うと微妙です。
回答ありがとうございます。「箔をつけるための資格の取得」というご意見には賛成で、ITコーディネータや中小企業診断士という資格は大いに利用できそうです。インキュベーションマネージャーはその後の「箔」の一つとして利用しても良いかもしれませんね(インキュベーションマネージャーの役割はとても面白そうな印象があります)現実的かつ具体的なご意見で大変参考になりました。焦点が定まってきた感じがします。
回答ありがとうございます。サポートするための手段にはなるかもしれませんね。