「肌に良い」という様な事を聞いたのですが・・・どうなんでしょう?
フルーツ酸というのは、いわゆるクエン酸や乳酸、リンゴ酸などなど、主にフルーツに多くふくまれるアルファヒドロキシ酸(AHA)とよばれる酸の総称です。
温泉に含まれるとは知りませんでしたが、こうかとしては、皮膚の一番外側の角質の部分を穏やかに剥がす効果があります。おそらく、ちょっとぬるっとした肌触りだと思います。それによって、肌の古い部分がきれいに落とされて、新陳代謝が活発になって新しい肌が生まれてくるために、見た目肌がきれいになります。
ただ、穏やかであるとはいえ、肌の表面を剥がすわけですから、あまりやりすぎると皮膚が薄くなるので、日光などに敏感になるかもしれません。肌に良いと言うよりは、あかすりのように古い皮膚を剥がして、きれいにするといった効果が期待されます。ただ、天然成分なのであかすりでがりがりこするよりは、肌に優しいということだと思います。
フルーツ酸の効用について、いろいろ
http://www.mmjp.or.jp/cosmenet/jiten/j01_01.htm
FK506さんの後にレスするのは勇気がいるゎ・・・。
フルーツ酸ですが
温泉での効能はまゆツバもののような気がします^^;
フルーツ酸とは総称で、具体的な化合物としては
・クエン酸
・酒石酸
・リンゴ酸
・乳酸
・グリコール酸
などが該当します。
ケミカルピーリングに使用する薬剤に含まれています。
http://www.richetta.co.jp/regalo%20skincare1.html
きっと、「(古い角質の除去による)美肌効果」あたりをアピールしたいがために添加しているのだと
思われます。
しかし、温泉法(別表参照)による定義では
http://www.houko.com/00/01/S23/125.HTM
源泉の温度並びに源泉に含まれる元素の含有量で「温泉」と定義されます。
フルーツ酸とは温泉に元来含まれる成分ではなく「後から人為的に足した化合物」です。
温泉に含まれるフルーツ酸の濃度が角質の除去に充分有効な濃度かどうか気になるところですが
現在、多くの温泉が循環式であることを考慮すると
酸がそれほど高い濃度で入っているとは考えられません。
また、フルーツ酸と称するものを含む化粧品によるケミカルピーリングですが、
国民生活センターなどに苦情がよせられています。
http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200307_1.html
含有量の多いものには注意が必要ですね。
(回答しながら気になったのは、温泉法に定められた成分以外で
健康効果を謳った場合、薬事法との兼ね合いはどうなるのかという点。)
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