「白ヤギさんからお手紙着いた 黒ヤギさんたら読まずに食べた。仕方が無いのでお手紙書いた さっきの手紙の御用事なぁに？

しかし、実際に弔事のお知らせを出したのは、1867年1月28日のこと。

この日、白ヤギさんのご先祖様の伯母さんが亡くなってしまったのです。

亡くなったことはすぐに黒ヤギさんに伝わりましたが、葬儀の日程が決まっていませんでした。

そのため「後日、手紙を送る」という話になっていたのです。

ところが、誤って黒ヤギさんはその手紙を食べてしまったのです。

そこで、日程を知るために白ヤギさんに手紙を送ったのです。

実はこの日、黒ヤギさんのご先祖様の伯父さんも亡くなっていたのです。

そして、このことを白ヤギさんは知っていましたが、葬儀の日程が決まっていませんでした。

そのため「後日、手紙を送る」という話になっていたのです。

ところが、誤って黒ヤギさんからの手紙を食べてしまったのです。

そこで、日程を知るために黒ヤギさんに手紙を送ったのです。

ここから、お互い手紙を食べ続けた結果、体調を崩して亡くなってしまったのです。

その通知を、子孫がお互いの家に出し合ったところ、双方の家でやはり手紙を食べてしまったのです。

そのため、双方の家から再び手紙を送りあったところ、やはり双方の家で手紙を食べてしまい……といった形で、今の白ヤギさんと黒ヤギさんまで続いているのです。