ホンダインテグラタイプR(DC2):1800ccのエンジンを搭載しました。
改造車検取得にあたっての実務上の注意点などを教えて下さい。 陸運事務所における実際の対応などについても知りたいです。
よろしくお願いします。
ここにエンジン載せ換えた人の例があります。
対応もいいようです。(場所によるかもしれませんが)
http://www.avoc.com/5media/mm/mailmagazine.php?num=119&year=...
>陸運局の人に聞きながらやればエンジン載せ換えの車検もなんとかなるのではないかと考た。
兎に角、まずは陸運局の検査官に現車を見てもらわないことには始まらない。
車が仕上がった時点で既に車検が切れていたので、とりあえず自賠責に加入する。
仮ナンバーの交付を受ける際に自賠責の加入が絶対条件だからだ。
検査ラインが4時に終了するので、4時過ぎに陸運局に行く。
改造車を専門に扱う改造班という部署があり、そこで対応してもらうことになった。
改造車と言っても、俗に言うチューニングカーという意味ではないので勘違いをしないでほしい。
ここでいう改造車というのは特装車と考えてもらってかまわないと思う。
僕 :あの~、すんません。改造車検受けたいんですけど...
検査官:どんな内容なの?
僕 :エンジン乗せ換えたんですけど。
検査官:車はなに?
僕 :スカイラインにシルビアのエンジン載せたんです。
検査官:変わったことするねぇ。パワー落ちちゃうんでしょ?
僕 :いや、ちょっとタービンも変えちゃったんで...
検査官:ふーん。どのくらいパワー出てるの?
僕 :もともとのエンジンが250馬力で、今度のエンジンが386馬力です。
検査官:それじゃ・・(なにやらコピーをしている)。強度検討書が必要だね。
ここのコピーの数式に当てはめれば答え出るから。プロペラシャフトの材質と寸法も調べてあげようか?
僕 :いえ、それは日産のお客様相談室に聞くのでだいじょぶです。
検査官:あ、そう。そうすると他に必要なのは改造部分の詳細図。
それとエンジンの諸元比較、それから排ガス浄化装置をどうしてあるかだねぇ。
EAIとかO2センサーとか。SRって確かEGRついてたよねぇ?
僕 :はぁ...(確かEGRはついてなかったようなが・・・)
検査官:その辺の(排ガス浄化装置の)ところも詳細図が必要だな。
僕 :取敢えず今日乗ってきてるんですけど確認してもらっていいですか?
検査官:いいよ。
といった具合で、かなり親切に対応してくれる。結局書類完成までに陸運局詣でを3回ばかりしてしまった。
3回とも違う検査官に対応して頂いたが、どの方も快く対応してくれた。お役所に対する認識が少しだけよくなった。(笑)
さて、書類提出は不備もなく1回で受け付けてもらえたが・・・。
プロペラシャフトの強度検討書で数値の代入間違いがあったらしく、
後日電話がかかってきてしまった。「あちゃ~、作りなおして再提出かぁ。」と思ったのだが、
「こちらで修正しておきますから。」と、これまたイメージアップ。
結局、プロペラシャフトの寸法が純正と違ったので、
プロペラシャフトも載せ換えたのか、ただ単に数値の誤りなのか確認したかったとのこと。
細かいところまできっちり確認してるんだなぁと妙に感心してしまった。
そして車検当日になるわけだが、とりあえずテスター屋によって一通りチェックする。
光軸の狂いは予想していたが、排ガスが結構ぎりぎりだった。CO濃度が4.5%未満でないといけないのだが、
なんと4.3近辺をうろちょろしている。テスター屋のお兄様に「プローブあんまり奥まで入れないで、
入るか入らないかくらいにしたほうがいいね。」とアドバイスをもらう。
月初だったので検査ラインもすいていた。標準的な車検のラインを滞り無く終了し、ほっと胸をなでおろす。
さて、問題はこれからだ。構造変更検査で現車確認となる。検査官は僕より若い。
年のころで25、6才だろうか。まず前軸重を計測する。
続いて車重。後軸重は、車重マイナス前軸重で求める。前回の車重が1420kg、今回の車重が1380kg。
都合40kgの軽量化だ。
内訳は前軸重が-50kg、後軸重が+10kgで、前後重量配分も4%程度改善された。
次はいよいよエンジンルームの確認だ。詳細図が事前に提出されているので、
詳細図通りにきちんとついているかどうか確認される。
排ガス浄化装置の配管は特に念入りだ。
しかし、思っていたよりもあっけなく終わり拍子抜けするほど簡単に合格になってしまった。
エンジンを違うタイプのものに載せ変えた場合は、届出が必要です。
関係法令
改造自動車等の取り扱いについて(平成7年11月21日、自技第239号・平成8年11月25日、自技第207号)
3.改造自動車の届け出の必要な範囲
(2)原動機
原動機について、次に該当する改造を行うもの
1 型式の異なる原動機に乗せ換えるもの
2 原動機の総排気量を変更するもの
改造自動車の届け出は強度試験などの書類作成が必要になりますので専門家に依頼しないと無理という意見もありますが、自分でやったという人もいるので、そのサイトも紹介します。
サイトをいろいろと紹介しますので、取りあえず見てください。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/pg6sf/legaltune/engine/dheng.htm
http://mlgarage.cside.com/tuneup/syaken.html
http://www.techno-auto.com/kai/index4.html
http://www8.ocn.ne.jp/~dekoboko/contents/180/shaken.html
http://www.secretbase.net/main/torneo/IndividualWork/syaken.htm
どうもありがとうございました。
たいへん参考になりました。
ここにエンジン載せ換えた人の例があります。
対応もいいようです。(場所によるかもしれませんが)
http://www.avoc.com/5media/mm/mailmagazine.php?num=119&year=...
>陸運局の人に聞きながらやればエンジン載せ換えの車検もなんとかなるのではないかと考た。
兎に角、まずは陸運局の検査官に現車を見てもらわないことには始まらない。
車が仕上がった時点で既に車検が切れていたので、とりあえず自賠責に加入する。
仮ナンバーの交付を受ける際に自賠責の加入が絶対条件だからだ。
検査ラインが4時に終了するので、4時過ぎに陸運局に行く。
改造車を専門に扱う改造班という部署があり、そこで対応してもらうことになった。
改造車と言っても、俗に言うチューニングカーという意味ではないので勘違いをしないでほしい。
ここでいう改造車というのは特装車と考えてもらってかまわないと思う。
僕 :あの~、すんません。改造車検受けたいんですけど...
検査官:どんな内容なの?
僕 :エンジン乗せ換えたんですけど。
検査官:車はなに?
僕 :スカイラインにシルビアのエンジン載せたんです。
検査官:変わったことするねぇ。パワー落ちちゃうんでしょ?
僕 :いや、ちょっとタービンも変えちゃったんで...
検査官:ふーん。どのくらいパワー出てるの?
僕 :もともとのエンジンが250馬力で、今度のエンジンが386馬力です。
検査官:それじゃ・・(なにやらコピーをしている)。強度検討書が必要だね。
ここのコピーの数式に当てはめれば答え出るから。プロペラシャフトの材質と寸法も調べてあげようか?
僕 :いえ、それは日産のお客様相談室に聞くのでだいじょぶです。
検査官:あ、そう。そうすると他に必要なのは改造部分の詳細図。
それとエンジンの諸元比較、それから排ガス浄化装置をどうしてあるかだねぇ。
EAIとかO2センサーとか。SRって確かEGRついてたよねぇ?
僕 :はぁ...(確かEGRはついてなかったようなが・・・)
検査官:その辺の(排ガス浄化装置の)ところも詳細図が必要だな。
僕 :取敢えず今日乗ってきてるんですけど確認してもらっていいですか?
検査官:いいよ。
といった具合で、かなり親切に対応してくれる。結局書類完成までに陸運局詣でを3回ばかりしてしまった。
3回とも違う検査官に対応して頂いたが、どの方も快く対応してくれた。お役所に対する認識が少しだけよくなった。(笑)
さて、書類提出は不備もなく1回で受け付けてもらえたが・・・。
プロペラシャフトの強度検討書で数値の代入間違いがあったらしく、
後日電話がかかってきてしまった。「あちゃ~、作りなおして再提出かぁ。」と思ったのだが、
「こちらで修正しておきますから。」と、これまたイメージアップ。
結局、プロペラシャフトの寸法が純正と違ったので、
プロペラシャフトも載せ換えたのか、ただ単に数値の誤りなのか確認したかったとのこと。
細かいところまできっちり確認してるんだなぁと妙に感心してしまった。
そして車検当日になるわけだが、とりあえずテスター屋によって一通りチェックする。
光軸の狂いは予想していたが、排ガスが結構ぎりぎりだった。CO濃度が4.5%未満でないといけないのだが、
なんと4.3近辺をうろちょろしている。テスター屋のお兄様に「プローブあんまり奥まで入れないで、
入るか入らないかくらいにしたほうがいいね。」とアドバイスをもらう。
月初だったので検査ラインもすいていた。標準的な車検のラインを滞り無く終了し、ほっと胸をなでおろす。
さて、問題はこれからだ。構造変更検査で現車確認となる。検査官は僕より若い。
年のころで25、6才だろうか。まず前軸重を計測する。
続いて車重。後軸重は、車重マイナス前軸重で求める。前回の車重が1420kg、今回の車重が1380kg。
都合40kgの軽量化だ。
内訳は前軸重が-50kg、後軸重が+10kgで、前後重量配分も4%程度改善された。
次はいよいよエンジンルームの確認だ。詳細図が事前に提出されているので、
詳細図通りにきちんとついているかどうか確認される。
排ガス浄化装置の配管は特に念入りだ。
しかし、思っていたよりもあっけなく終わり拍子抜けするほど簡単に合格になってしまった。
どうもありがとうございました。
たいへん参考になりました。
どうもありがとうございました。
たいへん参考になりました。