SFやミステリを読むより、SF作家やミステリ作家が書いたエッセイ集を読むほうが好きな人間です。
アヤツジ以降の新本格作家で、エッセイ集を出している人はあまりいないようですが、お奨めのものがあれば、教えてください。
私が読んで気に入ったのは、「アヤツジユキト」、あと、有栖川有栖さんのエッセイ集くらいです。
北村薫、乙一、森博嗣、山口雅也がエッセイ集を出しているのは知ってますし、以前こちらで質問して教えてもらったのですが、どうもこの人たちは、私の好きな作家ではなくて・・・。
他にエッセイ集出している人はいませんか?
質問者が別IDで答えています。
あ、若竹七海さんも、旅行エッセイ出されていますね。これは読みました。
他にエッセイ集出されている方、いませんか?
ということで、お願いします。
ありがとうございます。でも、これも読んでます。
それに岡嶋二人は「新本格」の作家ではないと思いますが・・。
山口雅也のミステリに関するエッセイ集が面白かったです。
ミステリ通である氏の文章からは、まさに「ミステリへの限りない愛」が読む方にもひしひしと伝わってくるので、読んでいて非常に楽しい気分にさせられました。きっとご本人も楽しんで書かれていたのだろうなあと思います。
ただしテーマが海外のミステリであるため、今回のご質問の対象外でしたらごめんなさい。
ミステリーDISCを聴こう―Mystery DISC;Now on play (ダ・ヴィンチ・ミステリシリーズ)
また「新本格」の定義から離れると思いますが、敢えてエッセイとして外したくないのが森雅裕の『推理小説常習犯』です。
江戸川乱歩賞受賞作家ながらも、もはや講談社からの出版は絶望的な作者による「問題作」。
よくぞこの本が講談社から文庫化されたものだと奇跡のように思いました。
推理小説常習犯―ミステリー作家への13階段+おまけ (講談社プラスアルファ文庫)
ありがとうございます。
ですが、みんな、知っている作品でした・・。
「推理小説常習犯」は私も大好きです。
絶版状態のようですし、純粋なエッセイ本というわけでもないので、お勧めするのは心苦しく感じるところもあるのですが、綾辻行人氏がデビューから八年の間に書いた「小説以外の文章((エッセイ・あとがき・推薦文など))」をまとめた『アヤツジ・ユキト 1987‐1995』という本が文庫で出ています。
各文には本人による詳細な注釈((というよりはツッコミに近いかもしれません))もついていますし、当時の写真も何枚か掲載されているので新本格初期の綾辻氏やその当時の雰囲気などを感じるには最適の一冊ではないかと思います。
ありがとうございます。
ですが、質問で「私が読んで気に入ったのは」としてあげています。
1行空けたのが、よくなかったですかね。
有栖川有栖氏のエッセーは面白いですね。
私も好きです。
森博嗣氏は、小説とは大きく違って興味深いです。
新本格と外れますが(そもそもミステリ作家かどうかも怪しい。)、江戸川乱歩氏のエッセイは面白いです。(はっきり言って、非常に疲れますが。)
もっとも有名なのは、「続・幻影城」に収録される、「類別トリック集成」でしょうか。
「幻影城」に納められる「怪談入門」も興味深いです。
『乱歩の選んだベスト・ホラー』も合わせて読むことをお奨めします。
エッセイではありませんが、京極夏彦氏の対談は好きです。
それなりにいろいろあるはずです。
私は雑誌等で短いエッセイしか読んだことがありませんが、エッセイも書いているようです。(小説は勿論、短いエッセイも好きでした。)
参考までに。
ありがごうとざいます。
ですが、すみません、全部知ってます・・。京極夏彦の対談も読んでます。森博嗣のエッセイも読みましたが、私はちょっと合いませんでした。
そもそも、「新本格の人たちって、エッセイ集が全然出ていないなあ」と思って、この質問をしたのですが・・。
あ、これは聞いたことあるのですが、忘れていました。読んでみます。
ありがとうございます。