1989年の歴史的高値を超えることも未来永劫ないですか?
両方とも、可能性ありますよ、当たり前ですが。
これからインフレ気味でいけば・・・・・
イギリスみたいに15年好況が続けば・・・・・
預金偏重が変われば・・・・・
両方とも、可能性ありますよ、当たり前ですが。
これからインフレ気味でいけば・・・・・
イギリスみたいに15年好況が続けば・・・・・
預金偏重が変われば・・・・・
そもそも日経平均自体が未来永劫あるかどうかわかりませんが……。
ない、とは言えないでしょう。
下がる方を想定するのは簡単で、大きな災害や政変があれば。
例1:北朝鮮からのミサイルが東京に着弾。中国は非難声明を出すが行動せず。アメリカ軍主力はイランで作戦行動中……
例2:国会開催中に東海大地震発生。都市のライフラインは寸断され、中央官庁は機能停止、政府要人の安否も不明。
まあ、後者の場合、誰が日経平均を出してくれるのか謎ですが。
アメリカの小話を一つ。
一人の銀行員が、客に預金を勧めていた。
客は渋って言った。
「しかし、おたくの銀行がつぶれたらどうなる?」
銀行員は言った。
「大丈夫、その時は州銀行が預金を保護してくれます!」
「じゃあ、州銀行がつぶれたら?」
「その時は連邦中央銀行が預金を保護してくれます!」
「それじゃあ、もしも連邦中央銀行がつぶれたら?」
「その時は、残念ながら預金は失われますね……」
だが、銀行員は明るく続けた。
「でも、もしそうなったら、ドルを持っていようがいまいが同じことですよ!」
いずれにせよ、03年にこれを上回る大変災があったわけではないですから。
こういった状況では、おそらく日経平均はもっと下がるでしょう。
もちろん、もっと穏やかに、現在成長中の諸外国に追われて日本経済が失速する、という可能性もあります。
また、89年の高値を超える可能性も当然あります。
再びあのようなバブル経済が到来することはない……と願いたいものですが、ありえないわけではありません。
もちろん、日本経済が成長を続け、実体経済としてその水準まで到達する可能性もあります。
ご承知のように、経済が堅調なら、物価は少しずつ上昇していくもので、それに伴って株価も上昇します。
03年の「底値」は確かに大きな谷でしたが、それは日本の高度成長時代のどの時点における株価より高かったわけですから。
ですから、日本経済が今後順調に推移するなら、特に大きな事件がなくとも、株価はおよそどこまででも上昇する可能性があります。
従って、長期的には、89年の株価を上回る可能性は大いにあります。
「長期的に見れば、我々はみな死んでいる」(ケインズ)
歴史的底値を割ることはいつかあるでしょう。
日本経済の終焉と同時に必ずやってくるはずです。
しかし高値は難しいですね。
よっぽど何か革命的なことが起きまくらないと永遠に超えることはないでしょう。
高値も安値もありえるでしょう。
日本経済に悲観的に考えても高値はありえます。超インフレになれば、実質的には株の価値がぜんぜん上がらないのに、日経平均が史上最高値を更新するなんてことも考えられます。
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