いずれかだけの回答でも結構です。
①ケーブルの芯線と接続コネクターのコンタクトピンの接続は、圧着方式が正しくて、半田付けはダメと聞きました。半田は時間と共に劣化?の可能性あるからなのでしょうか?。どちらでもいいのでしょうか?。部品としてはどちらも売っていますが、いかがなものでしょうか?。
②コンタクトピンは写真の右側のように、引っ込んでしまってはいけないそうですが、白い部分(樹脂)から「どのくらい引っ込んではだめ」という基準はあるのでしょうか?。
③このコンタクトピンは、最初出っ張っていて、施工後しばらく(数年など)して引っ込むことなどあるのでしょうか?。
① 半田付けはちゃんとやると大丈夫ですが、品質にばらつきがあります。圧着だとなれるとほとんど大丈夫です。 また半田付けは、半田付けしたところと銅線との境界点での屈曲に弱く寿命が短い原因になります。
②基準はわかりませんが、普通は差し込んで”かちっ”という感触があるところまで差し込むでしょう。そうなれば引っ込むことはまれだと思いますが。
ただ、少しでも引っ込むと、あとはずるずる後退しますので、少しでも引っ込むと断線の原因となるでしょう。
③強く押し込むとピンは引っ込みます。BNCの構造から普通に使っているときにピンだけが押し込まれることはないと思いますが、なにか突起したものにあたるとそうなることもあるでしょう。いちどずれるとあとはBNCのぬきさしだけでも後退していき、これによって芯線が屈曲し断線することはあると思います。
①どちらでも良いのですがともに劣化します。
②BNCクラグの場合、ピンが2mm引っ込むと接触しなくなる場合があります。1mm程度で不具合が起きたことはありません。
③ケーブルの重みや熱膨張などによって引っ込むことがあります。
①コネクタの仕様で半田方式か圧着方式が決まっていますので、どちらが駄目とかは無いと思います。
ただ作業的には圧着方式が楽に接続できると思います。
②コネクタ別に仕様が決まっています。
BNCコネクタの場合ですが
(1)詳しく説明すると長くなりますが、ハンダ付けだから、圧着だから、という事は、あまり考えなくて良いと思います。
付け外しの頻度、電流的な強弱、周波数(表皮効果)にもよりますので、それが分からないと、一概には言えません。
(2)白い部分の先端と、ピンの先端が一致していなければ駄目です。誤差範囲の規定というのは見た事がありませんが、基本的に0でなければ駄目です。
このタイプのコネクタはケーブルの芯線にハンダ付けするタイプで、芯線が引っ込むとピンも引っ込んでしまうので、簡易的な物
となります。あまり長いケーブルに使うのは本来良くありません。
高級なコネクタは、芯のピンが側面より固定されているタイプ
のものがあり、そちらを使う事をお勧めします。
(3)当然温度変化や付け外しによって、引っ込んだり
出っ張ったりがあります。ケーブルの外皮外からかしめたり、圧着する事によって、それをなるべく起きないようにはしていますが
やはり多かれ少なかれ、起こってしまいます。
頻繁に付け外しするコネクタ程、トラブルが多いです。
あと、ピンの高さによるトラブルが気になるようであれば、
F-BNC変換コネクタと、Fコネクタを付けた同軸を
使う事なども一考の価値があると思います。
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