http://q.hatena.ne.jp/1179316258
現在、文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会において、関係者のヒアリングを行っています。5月16日に開催された第2回小委員会にて、1回目のヒアリングが行われました。
著作権保護期間延長への反対意見が多く挙がる、文化審議会小委
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/05/17/15728.html
著作権保護期間の延長問題、慎重論相次ぐ――文化審:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070516/271298/
文化審議会のサイトでヒアリングの際の資料が公開されています。
文化審議会 著作権分科会 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会(第3回)議事録・配付資料-文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07051627.htm
この資料に全て目を通してから回答してください。
なお、前回のアンケートの時に、資料に全て目を通すのは大変だとの意見もございましたが、各団体・個人の意見をそのまま読んで頂く事が重要だと思いますので、大変だとは思いますが、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
コメント(7件)
もとからあった「型」は誰かが作ったものじゃないでしょうか?
その恩恵にあずかって創作している次点で、
自分の権利期間のみを伸ばそうとするのは矛盾している気がします。
「50年を超えるレコード保護期間を有する国(21カ国)」の内、
所謂先進国と呼ばれる、又は認識されている国が何カ国あるのかも加味した方が宜しいかもしれません。
個人的には只数を集めただけにしか見えませんが。
作者の側は、他者の創作から受ける恩恵の認識が強いですから、自らの自由な創作活動を守るためにも、がんじがらめの著作権管理はいかがなものかと考える人が少なくないようですね。
ソフトウェア、文学、音楽などによって捉え方も違うようですが、いずれにせよ、創作者の意志とは別の所で議論しているように思えます。
ところで、報道では「慎重論」と言われている意見も、よく読むと条件付賛成だったりしますね。個人的解釈ですが、慎重論・原則反対をすべて条件付賛成と解釈すると、こんなふうに分類できそうです。×は全く賛同できない。◎は大いに賛同。
×Q2 慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ。条件付延長賛成。
×Q3 教育NPO。延長賛成。
×Q4 全高長。条件付延長賛成。
×Q5 障害者放送協議会著作権委員会。条件付延長賛成。
○Q6 公立図書館。延長に反対。現状維持。
×Q7 国立科学博物館。延長に条件付賛成。
○Q8 平田オリザ氏。条件付反対。延長議論は50年後。
◎Q9 別役実氏。反対。
◎Q10 椿昇氏。反対。
◎Q11 寮美千子氏。反対。
◎Q12 福井健策弁護士。反対。
×Q13 オーケストラ連盟。条件付延長賛成。
×Q14 写真著作権協会。延長賛成。
×Q15 美術家連盟。延長賛成。
×Q16 レコード協会。延長賛成。
△Q17 コンピュータソフトウェア著作権協会。両論併記。
◎Q18 田中辰准教授。延長反対。
此方で言う、付喪神風土記における あの時代の陰陽雑記 …のようなものを作り上げようとしているのだと。