>ペットボトル1本を製造するのに、その所要石油量の2倍の石油が必要であること、そして、リサイクルに当たっては、何と3.5倍の石油が必要です。
>せっかく集められたペットボトルも、実際に再利用されている割合は、10%にも満たないのであります。
参考サイト:
http://atelieryamabe.blog101.fc2.com/blog-entry-39.html
ペットボトルは資源のムダ使い:
http://www.amazon.co.jp/dp/4062140810
コメント(23件)
コメント欄にて、何故分別するのか、書いていただけたらありがたいです。
特にペットボトルなどは燃やしたほうが、環境にも良いと思うのですが如何でしょうか。
回答したいんだけど出来ない状況になっています。
申し訳ありません、制限をかけないとあっという間にポイント稼ぎの人たちの投票で埋まってしまうので…。
>siigimaru様
なるほど。
それでは回収されるようになれば分別はしなくなるんですかね?
例えば、アルミは原料であるボーキサイトから製造するよりも、リサイクルした方がよほど簡単で必要エネルギーも少ないです。
鉄は原料や製造単価が安いのでアルミほどではありませんが、やはりリサイクルに分があります。
ペットボトルねぇ、、
厳密に石油の生産から回収の人件費まで全て計算してみないと分からないですよね?
それに、枯渇の恐れは常にあるし、今からリサイクルの環境を整備し、将来、本当に石油資源の限度が明確になる状況へ備えるという、政治的配慮も考えなければなりません。
また、今後の技術進歩により、リサイクル費用の低減は充分考えられますが、リサイクルをしていなければ、研究もあまり進まないと思います。
必要は発明の母であり、リサイクルに金がかかりすぎるが故に、それを解決すれば大金が入る、故に必至に研究する、という図式も成り立ちます。
ところが、ペイしないからと誰もやらない、税金も使わない、関心もない、という状況だと発明されるものもされない、という状況へ陥りがちです。
また、ペレットにして退蔵しておくだけでも、将来、有用になるやもしれません。
焼却しちゃったら、大気からリサイクルするのは難しいでしょう。
(絶対無理とはいわんが、SFの世界やね)
太陽光発電やハイブリットカーなども、単純にコストから考えるとペイしません。
ハイブリットカーは燃費はいいが新車を買わなければならないし、高い。
太陽光発電は、発電によって製造コストを上回る頃には、パネルの寿命や制御機器の寿命が考えられる。
結局、マイナスになりかねない。
しかし、余裕のある企業や個人がせっせと無駄金を使う事により、生産効率が上がり、コストも圧縮されていきます。
決して無駄金ではありません。
この地球上では、人間以外はほぼ全てがリサイクルで回っています。
(食物連鎖)
完璧にリサイクルされている訳ではありませんが、人間だけが特にその環境を壊しています。
(単純にco2の排出量をみると、産業革命以後、急激に増加している)
これは人間が解決しなければならない義務と思います。
意見がある人は、こちらのコメント欄を使わせてもらえばいいんじゃないでしょうか。私もこの前質問、
http://q.hatena.ne.jp/1183877612#comment
こちらのコメント欄にちょっと書かせてもらいました。
>>all
ペットボトルを燃やすことについては、これはサーマルリサイクルという形で実用性があります。
っていうか、リサイクルには、
・マテリアルリサイクル(同一物質として再利用を図る)
・ケミカルリサイクル(化学的組成を変換して再生利用を図る)
・サーマルリサイクル(熱変換して再利用を図る)
といった様々な手法があるわけなんですよね。ですから、燃やすことも、その熱利用が有効に図られれば、それはそれで立派なリサイクルなんです。
ただ私は、そうしたリサイクルが無条件に資源保護につながるとか、環境保全につながるという思い込みが危険だと思うんです。
リサイクルできるからと使い捨てを奨励する社会構造は、結局資源を浪費し、環境に負荷を与える結果しかもたらしません。まあ、今の「リサイクル」推進は、資源の浪費で食ってる企業の体のいい言い訳、っていう面が多々あると思うんですよね。
やっぱり基本はリサイクル以前に、ゴミになる物は買わない、自分の個人的工夫で使い回せる物はそのままの形で使い回すといったReduce、Reuseが基本だと思っています。
じゃぁ、此処に回答を書くとするか。
分別はしますよ。
3.5倍の石油が必要と言ったって、石油そのものなのかプラントを動かすためのエネルギー(電気など)なのかが不明確ですよね。
電気エネルギーが必要ならば石油以外にも発電手段はあるでしょうし、動力として必要であれば技術開発で石油以外の利用も可能に出来るでしょう。
従って、一概に無駄とは言い切れないと思います。
登録文章に記載の書籍のタイトルに間違いがありました。
誤:ペットボトルは資源のムダ使い
正:リサイクルは資源のムダ使い
>seble様
決して無駄金ではないというのはその通りですね。
今は無駄になっていたとしても、近い将来必ずコスト比が逆転する日が来ますしね。
その日に向けて、リサイクルの意識を持ち続けることはとても大事なことだと思います。
コメントありがとうございました。
再度コメントありがとうございます。
ニュースを見て、突発的にこのようなアンケートを行ってしまったのですが、また明日からリサイクル活動をしようという気持ちが沸いてきました(単純ですが…^^;
製造エネルギー >>> 製品価格
ですからね。二・三年も動かせば、製造エネルギーがペイできるから、やった方が良いでしょう。
なるほど。ただ、以前ペットボトルに泥をかけてリサイクルできないものにしてから燃やすという内容のニュースを見たもので…。
納得のいく形でお願いします、、業者さん。。。
>u1p様
製造エネルギー >>> 製品価格になるならば、どんどん作れば良いと思うのですが、何故やらないのでしょう?
2、3年でペイできるのであれば、一家に一台あっても良いと思うのですが。
そしてこの質問が仮に事実であるとするならば誰が得をしているのでしょうか?
論理的に矛盾しているにもかかわらず実行していることは世の中他にもいろいろとあるとは思います。
しかしそれには必ず儲かる仕組みがあるから行っているものがほとんどだと思います。
ということを考えると誰も儲からないのに何でやってるの?
という話になってきます。
最後にこのような事実に耳を傾けること自体がリサイクル活動の一環だと思います。
どこの街でも、毎日のように排出されるゴミは長期に亘って堆積され続けます。いずれ処分しなければならないでしょう。目先のコストよりも、総合的な歴史的視点に立って考えた「コスト」が負債となって国土に積もり続けることでしょう。
ドイツなんかはペットボトルも丈夫にしてリユースしているらしいし。首都圏コープはリユース中心なのでがんばってビンとか返却してますです。
確かに短期的にものを考えすぎていたかもしれませんね。
アンケートも終わったので閉めようと思いましたが、引き続きコメントを聞かせていただけたら嬉しいです。
宜しくお願いします。
今、資産価値として換算しようもないリサイクルというお勉強を幼い頃から
学習させられ今後その意識は如何ほどの価値になり得るかは楽しみですね。
PETがそのあたりにごろごろ捨てられている光景、あらゆるところに散乱し回収不可能な状況(発展途上国のような)。その位置からスタートするよりはるかに動ける状態を築いている先行投資とでも考えますか。(^^
これだけポリが埋められていればポリマを食べて何かを出す微生物くんも進化を繰り返しどんどん増えてくることでしょう・・
何か はなんだかおたのしみですね。
リサイクルすれば大丈夫という気持ちは資源問題に対する罪悪感を和らげ、購入意欲向上に一役買ってるように思えます。
また行政も環境問題に対して世間からとやかく言われたりすると思うのですが「私はリサイクル事業を進めています」といえばある程度の人は納得してしまいそうです。予算も余分にもらえそうですし。
ただ、一度持ってしまった意識を変えていくのは結構難しい事だと思います。生活水準も下げるのは難しいですし。
温暖化もリサイクルも個々の人のチリのような努力を山にするしか無いんでしょうかね~・・・。
その割にアメリカ・中国がそういうことに対する関心が薄いのが気になります。
微生物が進化して、良い方向に動けば良いですね(^-^
まあゴミから生まれるものは、グロテスクなものしかイメージできませんけど…。
>kazuさん
確かに。ペットボトルはリサイクルされて新しくなるものとばかり思ってました。。。
「リサイクル」や「環境問題」って聞こえは良い割に、実際前と比べてどのように良くなったかは聞こえてきませんよね…。
PS
Amazonを徘徊していたら、以下のような本を見つけました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4862481221
レビューを見ているだけでも勉強になります。
中国の内部でゴミが経済や社会を押し潰すまで待たなければならないでしょう。すでに手遅れかもしれませんが。
リンク先で珍説を唱えている人は、エネルギー消費抑制と資源再利用を混同してますし、リデュースとリサイクルも混同しています。しかも珍説で示されるエネルギーの計算には、廃棄物を最終処理するためのエネルギー、廃棄物処理場の新設・維持に係るエネルギーが含まれていません。
再利用しなければ、廃棄物の最終処理にかかるエネルギーが必要になりますし、最終処理をすれば環境負荷は高まり、その環境負荷を抑制するために膨大なエネルギーが必要になりますが、そういったことも珍説では考慮外です。
紙資源の場合、純パルプを使った紙と再生紙、どちらも製紙にはエネルギーが必要で、エネルギーを抑えるためには消費を抑えるしかありません。どうしても消費が必要なら、森林を伐採する必要がない再生紙の方がずっと良いのです。ペットボトルも同じこと。製造にはエネルギーが必要ですが、少なくとも再生品なら原料を新たに買ってくる必要はありませんし、廃棄物最終処理のための施設やエネルギーは必要ありません。
リサイクルは資源の再利用のため。エネルギー消費を抑えるためではありません。もちろん、資源の再利用とエネルギー消費抑制が両立するならそれにこしたことはありませんが、だからといって再利用が悪い、しない方がよいということにはなりません。両立させることが大事なのであって、現状で両立できないから資源の再利用をやめろというのはスジが違います。
日本では容器包装リサイクル法によりプラスチック容器のリサイクルを推進し、企業には「努力義務」がありますが、この制度の施行により、プラスチック容器から紙容器への転換が図られ、一人一日あたりの最終廃棄量は平成6年310グラム→平成15年181グラムまで減少しました。それだけ廃棄物最終処理場の新設や維持も抑えられ、その分の環境負荷・エネルギー消費は確実に減っています。
ただし、ペットボトルについて再生使用が遅れているのは事実です。理由は、強くて安くて軽くて透明で加工しやすい容器しか消費者が買わないし売れないから。紙容器にすると炭酸飲料は保存できませんし、ラムネびんは長期の再利用が困難なので実用性がありません。ペットボトルはアルミ缶のように完全に元の姿に戻るわけではありません。再生品は耐久性が落ちますし不透明です。だから利用が難しいのです。容器が高くて色が黒っぽくて不透明で炭酸が入っていない清涼飲料水が売れるかというと、売れない。使いにくくて高い値段の再生容器を使う会社はほとんどありません。業者としては売れる容器を作るしかなく、必然的に再生品が使われないということになります。
これまでは、再生品を使用するごとに政府が補助金を出して安くして買いやすくするといったことをしてきましたが、政府の財源にも限度があります。
そこで政府は、食品容器包装リサイクル制度の見直しに着手しています。
↓
中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会
http://www.env.go.jp/council/03haiki/yoshi03.html
参考資料 食品容器包装の3Rの促進に向けて ~循環型社会の実現を目指して~
(食品の容器包装リサイクル制度の見直しに係る検討結果とりまとめ)
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y030-41/ref01.pdf
http://www.yasuienv.net/PetBottle2004.htm
から、
>非常に大雑把に言えば、原料として使われる石油分だけは、確実に節約できる。
というのがペットボトルリサイクルの認識だったので。
遅レスですが、非常に参考になりました。