【弁理士試験】情報収集を始めたばかりです。論文式試験の選択科目について知りたいことがあります。選択科目では7科目から選ぶことは分かりましたが、ここで選んだ科目は、合格後・就業後に影響するのでしょうか?私は農学系の博士の学位があるので、化学かバイオテクノロジーのどちらかを選んで免除申請を行うことになりそうです。ご自身で経験のある方か、この件に言及しているサイトをご紹介いただければ幸いです。

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  • 終了:2007/08/04 15:22:55
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ベストアンサー

id:NAPORIN No.4

回答回数4906ベストアンサー獲得回数910

ポイント40pt

特許を出す側の気持ちになって検索すれば分かりますが、意外と居住地域によって求められる専門分野が異なります。

地方では、商標、サービスマーク出願や不正競争防止法の案件が多いでしょう。また、就職先を弁理士事務所から選ぼうとしても、数が少なく、就職したらオールラウンドプレイヤーになるでしょう(ただし、複数の同業ライバル企業から同時に受注するのはもちろんご法度です)。

中都市は、その都市ならでは強い分野があったりします(繊維の町、バイオベンチャーの町、自動車の町など)。

東京ならば、どの分野の事務所も必ずあります。毎日希望する分野の明細書だけをいじれるのは東京でしょう。

あなたが自力で開業(資格を取ってすぐ事務所長として開業)するにしても、既存の就職先を探すにしても、特許をメインに扱う技術系弁理士になりたければ、その分野で出願してくれる企業があるかないかが非常に重要です。

ネットは距離が関係ありませんが、ネットだけを使用するのでは今の世の中ではまだ人脈も築けず契約が取れないおそれがあり、滑り出しが好調とはいえないでしょう。(まだまだ、商売においては顔つなぎとか人脈という言葉が生きている世の中です)

一方、弁理士という資格自体、間口が広くてやりがいがある(仕事が探しやすい)ので、資格を取ってから考えてみたら気が変っているかもしれません。信頼できる発注元さんに「できる?」と聞かれて「やれます」と信頼で答えられる分野は、それ以後、すべてあなたの専門分野だということになることでしょう。技術というものは垣根があるように見えても根っこでどんどんつながっています。特許を出すような技術分野は特に新陳代謝のつづく技術のるつぼです。堅苦しくかんがえず、まずは採りやすい免除制度を利用できるだけして、弁理士になることが第一目標だ、という風に考えては。

http://q.hatena.ne.jp/1185937619

id:wanko3

ご丁寧にありがとうございます。

「**しかやりません」などと言うような狭い考えの弁理士にはなりたくありません。NAPORIN さんのおっしゃるような「やれます」な分野を増やしていきたいと思っています。

それだけに「試験で選んだ分野が、後に響くことがあるのかな、あっては嫌だな」と思って質問させていただきました(全く知らなかったので)。この点については問題ないようですね。

地方と首都圏、分野の特徴まで教えていただいてありがとうございました。受験を前向きに考えてみようと思います。

2007/08/04 15:19:42

その他の回答3件)

id:taku0208 No.1

回答回数250ベストアンサー獲得回数11

ポイント40pt

弁理士になられて、どのようなお仕事をするのか判りませんが、

特許事務所で働くにしても、企業の知的財産部で働くにしても、

選択科目は直接影響しないと思います。

ただし、wanko3さんの専攻(どのような知識を持っているか)は多少なりとも影響してきます。

例えば、機械系の特許出願のみを行っている特許事務所では、化学系の知識を持った人はあまり必要ないといった感じです。

特許出願を代理するのが弁理士の仕事ではありますが、出願の技術内容が理解できないと良い特許はかけないと思います。


http://q.hatena.ne.jp/answer

id:wanko3

ありがとうございます。

2007/08/02 13:35:13
id:yosuke_ss No.2

回答回数260ベストアンサー獲得回数2

id:wanko3

免除になるケース、ならないケースは理解しているつもりです。質問文にあるように「ここで選んだ科目が合格後・就業後に影響するか?」が知りたいのです。

2007/08/02 13:35:03
id:minkpa No.3

回答回数4178ベストアンサー獲得回数55

id:wanko3

回答者様2と同じです。「ここで選んだ科目が合格後・就業後に影響するか?」が知りたいのです。

2007/08/02 13:36:22
id:NAPORIN No.4

回答回数4906ベストアンサー獲得回数910ここでベストアンサー

ポイント40pt

特許を出す側の気持ちになって検索すれば分かりますが、意外と居住地域によって求められる専門分野が異なります。

地方では、商標、サービスマーク出願や不正競争防止法の案件が多いでしょう。また、就職先を弁理士事務所から選ぼうとしても、数が少なく、就職したらオールラウンドプレイヤーになるでしょう(ただし、複数の同業ライバル企業から同時に受注するのはもちろんご法度です)。

中都市は、その都市ならでは強い分野があったりします(繊維の町、バイオベンチャーの町、自動車の町など)。

東京ならば、どの分野の事務所も必ずあります。毎日希望する分野の明細書だけをいじれるのは東京でしょう。

あなたが自力で開業(資格を取ってすぐ事務所長として開業)するにしても、既存の就職先を探すにしても、特許をメインに扱う技術系弁理士になりたければ、その分野で出願してくれる企業があるかないかが非常に重要です。

ネットは距離が関係ありませんが、ネットだけを使用するのでは今の世の中ではまだ人脈も築けず契約が取れないおそれがあり、滑り出しが好調とはいえないでしょう。(まだまだ、商売においては顔つなぎとか人脈という言葉が生きている世の中です)

一方、弁理士という資格自体、間口が広くてやりがいがある(仕事が探しやすい)ので、資格を取ってから考えてみたら気が変っているかもしれません。信頼できる発注元さんに「できる?」と聞かれて「やれます」と信頼で答えられる分野は、それ以後、すべてあなたの専門分野だということになることでしょう。技術というものは垣根があるように見えても根っこでどんどんつながっています。特許を出すような技術分野は特に新陳代謝のつづく技術のるつぼです。堅苦しくかんがえず、まずは採りやすい免除制度を利用できるだけして、弁理士になることが第一目標だ、という風に考えては。

http://q.hatena.ne.jp/1185937619

id:wanko3

ご丁寧にありがとうございます。

「**しかやりません」などと言うような狭い考えの弁理士にはなりたくありません。NAPORIN さんのおっしゃるような「やれます」な分野を増やしていきたいと思っています。

それだけに「試験で選んだ分野が、後に響くことがあるのかな、あっては嫌だな」と思って質問させていただきました(全く知らなかったので)。この点については問題ないようですね。

地方と首都圏、分野の特徴まで教えていただいてありがとうございました。受験を前向きに考えてみようと思います。

2007/08/04 15:19:42

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