部数も10部以下で良いというのであれば、ご自身で製本されるのが一番安いのではないでしょうか。
(印刷も、ご家庭用高性能インクジェットでも良いですし、或いはそこだけリスマチックなど少部数対応の出力センターを利用しても良いですし)
手作りで本や豆本を作っておられる方が大勢いらっしゃいます。
そういう方が製本方法なども詳しくネットに上げて下さっていますよ。
(「製本 手作り」でGoogle検索しただけで129,000件ものヒットがあります)
下記URLは、手作り製本のご参考までに。
http://www.geocities.jp/ryou_tanoue/
刷られる部数にもよりますが、同人関係の印刷所のオフセット等を利用されるのは如何でしょうか。
クオリティや部数等にもよりますが、恐らく自費出版の中では、かなり経費が抑えられ、多彩な仕様で好きな本が作れる選択肢だと思います。
日本同人誌印刷業組合
緑陽社さんなどがお勧めです。
ありがとうございます。調べてみます。
回答の開封とコメントでもう少し情報が出てくるかなと思ったのですが、
特にないようなので推測で。
というのは、
ざっくりと次のような状況がわかるともう少し細かくアドバイスできそうなのになぁと思ったからです。
といった感じです。(多いかな)
以上のようなことを質問文からざっくり推測して以下のようなスペックで考えてみます。
こんな感じで↓の会社(栄光)で簡単に見積もってみると
https://www.eikou.com/osusume/00/03.html
https://www.eikou.com/osusume/02/02.html
カラードキュテック本セット 98,400円
上上製本代 1000円×50部=50,000円
データ入稿面付け代 100円×52ページ=5,200円
データ入稿出力代 800円×52/4=10,400円
合計 164,000円
データ入稿を自分で出力して版下入稿ならその分安くなります。
ちなみにオンデマンドの場合、再現性には限界があります。
また、色校などやりたい場合は#2の回答者さんが挙げられたようなサイトでお近くの印刷業者さんに相談された方が良いかと。
本文と表紙と製本をそれぞれ別の会社で頼むこともできますし、
逆に何から何までやってくれるところもあります。
(ただしこれはもうほぼ自費出版系の会社と同等かと)
これは一例ですので、先にあげたような内容を検討されて、
ある程度これは譲れないというようなポイントをきめてから印刷屋さんを探して、色々お話されるといいかと思います。
ただ、今の時期は夏の祭りの大詰めなので、どこの同人印刷屋も忙しくしていますから、とりあえず盆を過ぎてからの方が優しくしてもらえるかな…と。
以上ご参考まで。
ご丁寧にありがとうございます。大いに参考にさせて頂きます。
プリンターで手作りでは物足りないとのことでしたら、「結婚式とか子供の写真を写真集にしてくれる」ということで最近知り合いが利用していたサービスがあります。ご検討になってはいかがでしょうか。
http://www.mybook.co.jp/sample_price/index.html
お代は1冊いくらで計算するため、欲しい冊数分の予算で「本」ができることになります。サンプルブック>作品集で、「写真とエッセイ」の例が見られます。arena.nikkeibp.co.jpでの紹介記事を見ると、入稿データを準備するのもわりと簡単そうです(専用のソフトを使いますが、フォトショップのように難しそうではありません)。
同様のサービスで下記のようなものもあります。
http://www2.photoback.jp/home.aspx
本格的な自費出版では、下記のようなところがありました。ご参考までに。
A5版、32ページで100部、197,400円:
http://kikaku.sakawa.co.jp/flowchart/public_sub01.html
B5版、16ページで30部、199,900円:
http://www.bookcom.net/book/shashin.html
182×168mm、24ページで100部、160,000円(表紙・本文共紙):
182×168mm、24ページで100部、220,000円(表紙ソフト+PPカバー巻):
ありがとうございます。
◇ 実例から
わたしは、エクセルでA4判256頁32部を、すべて自作しました。
規格:一頁当32字詰43行2段組≒2752字(原稿用紙7枚相当)。
直接費用は約10万円でしたが、外注なら100万円に達します。
すべての書籍は、つぎの作業工程に分れています。
いかなる大出版社も、これらを統合した大工場を持っていません。
個々の技術が、あまりにも分離・孤立しているからです。
0.企画(予算・期間・形状、その他の条件を総合判断する)
1.編集(レイアウト=字詰行数などを版面割付=頁数は16の倍数)
2.版下(印刷用の資料・素材を調達・整合する)
3.製版(パソコン用に印刷指定する)
4.印刷(両面印刷レーザー式)
5.製本(簡易製本から豪華装丁まで)
いまでは、1~3までの工程をパソコンで完成できます。
4~5も、個人向けの印刷機や製本機がありますが、かなり高価です。
印刷製本外注費は、モノクロ両面レーザー・プリンターに相当します。
◇ おすすめ
あなたのいう書籍は、私家版“private issue”と呼ばれます。
見知らぬ読者に販売することを目的とせず、友人知人に限定しており、
しばしば多くの歴史的傑作が生れています。
── このようにツァラトゥストラは語った。万人のための、そして何
びとのためのものでもない一冊の書(略)ニーチェはナウマン書店の手
で四月末に四〇部ほどを私家版として印刷させ、七人の友人に贈った。
── 吉沢 伝三郎《世界の古典名著・総解説 19931130 自由国民社》P268
ただし相当な専門知識がないと、いくら手間や費用をかけても、素人
のひとりよがりに終りかねません。印字や製本の仕組みについて、気に
入った本を、バラしてみて、細部を観察してみましょう。
そして、つぎの規格で、一冊だけ作ってみることをおすすめします。
http://www.hatena.ne.jp/info/hatenadiarybook
はてなダイアリーブック価格表
◇ 脱印刷論
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070329
抜刷解題 ~ さらば、プリンター ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040322
手作りの質感にはやや物足りないのです