やはりその貸し主は大量の現金を持っていると見て間違いないのでしょうか?
信用取引の場合、日本証券金融または取引証券会社(いわゆる無期限(一般)信用取引の場合など)が貸し出します。日本証券金融や証券会社は、銀行やマネーマーケット(短期金融市場)から資金を調達しています。
FXの場合、外貨の取引をしても差金しか決済しないので、わざわざ貸し出し・借り入れの形になっていません。代わりに、証拠金を差し入れて、どれだけまでポジションを持てる、という形でリスク管理します。FX会社と個人顧客との間も、FX会社とカウンターパーティーになる銀行や証券会社との間も同じです。そういう意味では「貸主」はいません。実質的にはFX会社が貸主だ、カウンターパーティーとなっている銀行や証券会社が貸主だと見ることができる、という議論は考えられます。
上場しているFX会社として、マネーパートナーズがあるので、有価証券報告書など見てみるとよいでしょう。貸し出しも借り入れも現金もたいしてありません。
>大量の現金を持っていると見て間違いないのでしょうか?
貸付をしているという点では大量の現金を持っていると言えるかもしれませんが、それは上記のとおり、他の人から調達したものですので、「ちっとも現金なんて持っていない」とも言えます。
信用取引の場合、日本証券金融または取引証券会社(いわゆる無期限(一般)信用取引の場合など)が貸し出します。日本証券金融や証券会社は、銀行やマネーマーケット(短期金融市場)から資金を調達しています。
FXの場合、外貨の取引をしても差金しか決済しないので、わざわざ貸し出し・借り入れの形になっていません。代わりに、証拠金を差し入れて、どれだけまでポジションを持てる、という形でリスク管理します。FX会社と個人顧客との間も、FX会社とカウンターパーティーになる銀行や証券会社との間も同じです。そういう意味では「貸主」はいません。実質的にはFX会社が貸主だ、カウンターパーティーとなっている銀行や証券会社が貸主だと見ることができる、という議論は考えられます。
上場しているFX会社として、マネーパートナーズがあるので、有価証券報告書など見てみるとよいでしょう。貸し出しも借り入れも現金もたいしてありません。
>大量の現金を持っていると見て間違いないのでしょうか?
貸付をしているという点では大量の現金を持っていると言えるかもしれませんが、それは上記のとおり、他の人から調達したものですので、「ちっとも現金なんて持っていない」とも言えます。
日本証券金融ですね。
ありがとうございます。
あとFXだと自分のイメージしていた信用取引と違うようですね。
ちょっとおもしろそうなので勉強してみます。
証券会社及び、制度信用取引においては証券金融会社が資金及び株券を用意します。
ですので、たいていの貸し手は大量の現金を持っていると見て間違いないと思います。
↓東証「信用取引の仕組み」
URL紹介ありがとうございます。
大変参考になりました。
日本証券金融ですね。
ありがとうございます。
あとFXだと自分のイメージしていた信用取引と違うようですね。
ちょっとおもしろそうなので勉強してみます。