腰のMRI、レントゲンに異常はありません。整形外科、ペインクリニック(痛みと灼熱感は同じなのだそうです)に通いましたが、効果がなく、唯一、抗不安剤のデパスを飲むと、多少緩和し、夜間、眠る時に服用すると、夜、目が覚めた時や、翌日の朝までは何でもありません。
抗うつ剤も効きません。生薬の漢方薬を2ヶ月飲んでいますが、今のところ、改善はみられません。
何かいい方法をご存知でしたら、教えてください。
肢端紅痛症というもののように、お見受けします。
基本的には、アスピリンなどの処方になるようですが、専門医に一度見てもらったほうが良いと思います。
以前「ザ!世界仰天ニュース」で中国の少女が「足が熱い」と一日20時間以上も逆立ちする生活を強いられている・・・というのをやっていました。
広く映像で中国全土に放送したら、ナント同じ症状の人から手紙が来て漢方薬で改善したとのこと。病名は「肢端紅痛症」ですが、漢方の名前は紹介されませんでした。
http://merckmanual.banyu.co.jp/cgi-bin/disphtml.cgi?c=%C7%A2+%C4...
先(肢)端紅痛症
足や,頻度は低いが手にみられる,灼熱痛,皮膚温の上昇,発赤を伴う発作性の血管拡張が起こるまれな症候群である。
原発性の先端紅痛症の病因は不明である。二次性の先端紅痛症は骨髄増殖性の疾患,高血圧,静脈不全,糖尿病,SLE,RA,硬化性萎縮性苔癬,痛風,脊髄疾患,多発性硬化症などの患者に起こることがある。
熱感と発赤のある足や手の灼熱痛の発作が特徴である。ほとんどの患者では,苦痛は通常29~32℃(84.2~89.6゜F)の外気温で誘発される。栄養障害性の変化は起こらない。症状は中程度の症状のまま何年も続く場合も,完全に機能不全になるほど重症になる場合もある。
先端紅痛症の診断は,皮膚温の上昇の訴えとの関係に基づく。二次性の先端紅痛症は,まれな原発性先端紅痛症と区別されなければならない,なぜなら前者は原疾患の治療が症状を改善するからである。鑑別診断には,外傷後の反射性ジストロフィ,頸肩腕症候群,カウザルギー,ファーブリ病,細菌性蜂窩織炎が含まれる。先端紅痛症は骨髄増殖性の疾患に先行する場合がある(何年も前ということすらある)ので,骨髄増殖性の疾患の早期診断と治療のため,頻回の血液検査が必要である。
発作は,安静,四肢の挙上,冷却の適用によって避けたり進行を止めたりできる。治療がいつも成功するとは限らない。原発性の先端紅痛症では,アスピリン650mgを1~4回/日用いれば即効があり,また効果が持続する場合がある。血管拡張をもたらす要因を避けることが有用なことが多く,血管収縮薬(例,エフェドリン25mgの経口投与,プロプラノロール10~40mgを4回/日の経口投与,またはメチセルギド1mgを4時間毎の経口投与)によっても改善されることがある。二次性先端紅痛症は原疾患を治療するべきである。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~malchan/hihuben16.html
安静時に症状が出る、朝と午前中は大丈夫ということで、もしかしたら…と思い、提案させていただきます。
「むずむず脚症候群」 女性に発症しやすく、夏場はとくに症状が出やすいそうです。
http://www.geocities.jp/yoshinobu3710/ ←特にこちらが参考になるかと思います。むずむず脚症候群の患者さんのサイトで、具体的な症状、患者のデータ、体験にもとづいた対処法などが書かれています。
あとは、糖尿病性神経障害です。こちらは「灼熱感」というよりも「ピリピリとしたしびれ」に近いようですが、糖尿病の合併症でもっとも早期に出やすい症状のようです。
http://www.kma.jp/kosino/dm/nerve.html 「糖尿病教室」
http://www.peare.or.jp/peare/a/12tais/1204tais.html(どんな人がなりやすいのか、生活習慣をどう変えたら良いのかというアドバイスが載っています)
デパスが効くということですが、デパスには筋肉を緩ませる効果があるということと、むずむず脚症候群には足裏マッサージが最も効果的だということから推測して、「むずむず…」の可能性があるような気がしています。しかし違っていたら申し訳ありません。上記のデータが何かのご参考になればと思います。
「むずむず症候群」に関しては存じていますが、<灼熱感>が一番の問題なので、関係ないようです・・・
糖尿病ではないし、先程お教え頂いた肢端紅痛症に必要な検査である血小板の検査も異常ありません。
ありがとうございます。
(1)現在の診断に間違いはないと思いますが、再度面倒でも
違うところで診断してもらうというのもどうかなと思います
(2)現在、効果を示してるのは抗不安薬だけのようですね。
http://www.mental-net.com/med-02.html
他の抗不安薬もそれなりに効果を示すと思いますが、
対処療法であることは代わりがありません。
でも、効果に個人差がありますので、主治医と相談して、
試してみるのも悪くはないと思います。
(3)生薬の漢方薬
これは、医者の処方でしょうか?
もし違うのなら、漢方薬を処方する病院も少なからずありますので
そちらで診断してもらい、効果を示す漢方を探すという方法論も
あります。
(1)整形外科は3ヶ所、ペインクリニックは2ヶ所、心療内科、内科、神経内科、漢方の専門診療所に行きました。整形外科で<デパスのみが効く>ということで、心療内科か漢方外来に行くように指示されました。
(2)HPの紹介をありがとうございました。
(3)西洋医学の資格の上に、日本の漢方医の資格(中医ではなく)をきちんと持った先生です。
しかも、生薬を煎じた処方をして頂いています。
色々とありがとうございます。
参考になるかどうかわかりませんが、
このごろ痛いという方よりも痺れたりピリピリビリビリした感じを訴える方が多く、中には熱い感じを伴う方もいます。
デパスが筋肉をゆるめる効果があるそうなのと、左右で症状の出ている場所が異なっていることを考えると、症状が出ているすこし中枢より、神経なら頭より、血管なら心臓よりですが、つまり、この場合には胴体より、右足は大腿の膝より、左足は足首まわりにツボが出ていて、シコリができていて、そこから先の血行や神経伝達が阻害されている可能性があるかなと思いました。
そのあたりをゆるめてみることや足の指揉みをしてみると良いかなと思いましたが、無理のない範囲で試してみてください。お大事に。指揉みについては以下に書きました。
http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%BB%D8%D9%E6%A4%DF
実はこの質問は母のことなのですが、いまいちピンとこないようです・・・
「足首まわりに<ツボ>が出ていて・・・」とは、どのような意味なのでしょうか?
ありがとうございます。
4.です。
筋肉は伸びたり縮んだりして働いているわけですが、使いすぎると縮んだまま伸びなくなった部分や伸びきったまま縮めなくなった部分が筋肉の中にできます。体のある部分がそういう状態になったときに、そこに「ツボが出ている」と言っています。基本的に、ツボの皮膚に近いほうは伸びきったままで、ツボの奥のほうは縮んだままという構造をしていることが多いです。ですから表面はペコペコ凹んで見えることが多いです。
ツボの奥の縮んだままの筋肉は伸びた状態よりも硬く太くなっていますから、そのまわりに血管や神経が通っているとそれらが圧迫されて、血行が阻害されたり、神経伝達が阻害されたりする場合があり、そういう場合には、ツボが出ている場所から末梢よりで、いろいろ症状が出てくることが多いということです。
くわしくは、以下などに書きましたので、興味があったら読んで見て下さい。
http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%CF%C4%A4%DF%A4%CF%...
貴重なご意見をありがとうございます。
発作は、安静、四肢の挙上、冷却の適用によって避けたり進行を止めたりできる・・・とのことですが、残念ながら、安静はかえって灼熱感を感じ、四肢の挙上や冷却で症状が和らぐことはありません。
でも、思いつかない病名を知ることができて、ありがたかったです。ありがとうございました。
p.s.ちなみに、デパス以外ではレキソタンという抗不安薬がデパスの次に効きます。症状はデパスを飲んで寝ている間と朝、目覚めた時、午前中までは出ません。