古代までさかのぼらなくても、風呂の習慣は
日本は数百年です。
例)
http://www.union-net.or.jp/cu-cap/asaburo.htm
ヨーロッパでは、ギリシャ・ローマ時代は風呂があったようですが
中世になると退化しました。
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~konokatu/kou(04-1-29)
恐らくですが、動物園のにおいのように、古代人類も
ああいった生物臭のする生活をしていたのではないでしょうか。
個人的なイメージですが、体を洗うという習慣は
清潔というより、宗教的なものが
スタートにあるような気がします。
風呂=水浴び=体を清める=臭いがなくなる=神に近づく
みたいな。
抽象的ですいません。
なるほど、数千年前、たとえば四大文明や、縄文時代は、体臭が強かったということでしょうか。
みんながみんな体臭があれば、恥ずかしいことなんかないですよね。
水は清め、禊ぎですか。それもありそうですね。宗教が生まれてから、体を清めるようになったというのは、面白い、傾聴に値する説ですね。
ありがとうございました。
風呂の歴史
http://www.mizu.gr.jp/kenkyu/mizu11_arau/no11_c01.html
ご質問がいくつか多岐にわたっていますが、「お風呂(シャワーも含む)人類の生活の衛生について」という部分ですと、風呂はお湯(水)で洗うばかりが風呂ではありません。動物は寄生虫などを落とすために砂浴びをしますが、これも一種の風呂です。人間も水が貴重な地域では砂で手を洗ったりします。ですから、「風呂」は人類が動物であったころから、人類とともに存在していたと考えてもよいでしょう。
もうひとつ「垢や体臭の問題はなかったのでしょうか」の部分ですが、動物にとって体臭は忌むべきものではなく、コミュニケーション手段の一つです。人類が動物であったころは体臭を消すという発想はなかったと思います。体臭が問題になったのは、おそらく社会生活の規模が大きくなり、何千何万という集団を密に形成するようになってからではないでしょうか。この規模では「臭い」はコミュニケーション手段にはなりえず、ただ邪魔なものであり、臭いの混在は不快を招くようになるでしょう。
あと、もう一点。
温泉は動物もつかります。地獄谷のサルなんか有名ですね。
治療目的、リラックス効果(これは人間だけか)を求めての風呂については別考が必要かと思います。
砂で体を洗うということもあるのですね。
体臭もコミュニケーション手段なのですね。
素敵なHPのご紹介もありがとうございました。
清潔というのは
各社会の慣習でもあると思います。
江戸時代の日本人はごく少数の人だけ歯を磨きました。
多くの人は磨かなかったようです。
現代人が「なぜ歯を磨かないの気持ち悪いでしょう」と言ったら
「へっ? 歯を磨かなくてはいけないの」と驚くでしょう。
18世紀のパリの人に「なぜ糞尿を道路にまくのか」「不潔じゃないか」と言ったら
「不潔だから道路に捨てるんじゃないか」と言うかも?
日本人が風呂に浸からないと気持ち悪いのに
西洋人はそう言う慣習をもちません。
多分、水浴びをするぐらいで平気だったのだと思います
「パリのパサージュ」
>オスマンが登場した頃のパリは慢性的な水不足に悩まされていた。
>オスマンは、技師ユジェーヌ=ベルクランをパリ水道事業の責任
>者に抜擢し、徹底的な改革を行った。衛生面を重視し、飲料水と
>家庭用、工業用の給水場を区別し、新たな4つの水源を確保した。
>こうして給水事情は改善され、お金持ちの住宅には直接水道が引
>かれたので家庭風呂が流行した。
http://www.u-gakugei.ac.jp/~seminair/memoire/00/00passage.htm
歯磨きの歴史
>文化・文政(1804~1829)の頃は江戸時代の全盛期であって、
>歯磨きはおしゃれで粋な「江戸っ子」の間に広く普及し
http://www.shinbishikakyokai.com/p_story/story01.html
まあここのサイトの記事では多くの江戸時代の人が歯を磨いた
見たいなイメージを受けますが。
私は流行に敏感な少数の人が歯を磨いたと聞きました。
動物が開湯したと言われる温泉
http://www.jtb.co.jp/kokunai/onsen/doubutsu/
湯に浸かる、という行為は清潔を保つ習慣よりも
湯治の発見のほうが歴史が古いのではないでしょうか。
最近の技術の進歩により自宅などで手軽に入浴できる様になりました。
動物の視点から温泉をみるって、素敵な発想!!
じゃあ、1-5万年前は、人類は、川で水浴びをしていたということですか。