また,オランダで電子投票機が対象とされた例は有名ですので,これ以外のものを教えてください。情報は,日本語でも英語でもかまいません。
被害事例として公になっているものは見つけきれませんでしたが
その手法を紹介しているテレビ番組などはありましたね。
結構古くから知られている方法で
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2%E7%9B%9...
http://www.jiten.com/dicmi/docs/k19/19912s.htm
対策方法などが紹介されています
http://www.j-netcom.co.jp/ist/oshirase041124.html
http://www.bouhan-works.com/00-touchou-hakkenki/06.html
こういった商売は成立していますので、少なからず被害事例は
あるのかもしれませんね。
ちなみに、ディスプレイ信号の傍受・再現が可能なのは、アナログ時代の
話で、最近のデジタルインターフェイスで接続されてると、傍受はできても
解読・再現は不可能に近いです。
また、USBコネクタ等から漏れる、とされてますが、よほど低品質の
コネクタ/ケーブルを使っているのでない限り、昨今のPCでは
漏えい電磁波対策(ノイズ防止のための)が進んでますので、傍受される
危険性は限りなく低いものといえます。
# セキュリティで保護されていない無線LAN信号を傍受・解読するほうが
はるかに簡単ですからねぇ。
ケーブルに電流検出コイルでも取り付ければ物理法則的には信号の検出も可能でしょうけど・・・
離れたところにある受信アンテナを送信アンテナとなるケーブルに向けるとなると他の機器から出ている電磁波などの外乱の影響をうけるわけで、シャノンの雑音のある伝送路モデルのごとしでありましす。
さらに伝送路の信号を横聴きするような場合は再送のようなエラー訂正が出来ないので不完全な情報としてしかとり出せないように思えます。
ということで、ケーブルを流れる電流で発生する電磁波から、外部に漏洩するには、たぶん所謂盗聴器のような代物を仕掛けないかぎりは難しいと思われます。
御回答に感謝いたします。
私どもも技術的な観点からはいろいろと研究しましたので,私どもなりの技術的な見解を持っております。
一方で,社会的に電磁波から情報漏洩が問題になった事例がよくわからず,困っております(なかなか表面化しないことは想像がつくのですが)。
たとえば,電磁波からの情報漏洩で犯罪が起きた,あるいは,新聞等に取り上げられて問題になった,というような社会的な観点からの事例をご存知でしたら,ご教示をいただければ助かります。
よろしくお願いいたします。
御回答,ありがとうございます。
私どももこの技術についてはだいぶ研究しましたので,技術的な側面についてはそれなりの知見を得ています。
ただ,社会的な影響というものをもっと知りたく思っています。もし,実際に個人情報が漏えいした,犯罪に使われた,というような事例をご存知でしたら,教えてください。
引き続き,広く回答を求めております。