国家公務員試験で統一されているようですが、上級、中級などに分かれているのでしょうか。また、自分の故郷でなくても配属になるのか、転勤はあるのか。最初から中央に勤められるのですか。ご存じの方がおられたら教えてください。
中国の国家公務員試験は、確かに一本化されています。筆記試験科目は行政能力測定試験と小論文となっています。後は希望職の面接。
国家公務員は、全国範囲での募集なので、大学入試の時の希望大学のように、勤務地の希望が自分で選べられるんです。筆記試験は申込したところで行うが、面接は希望地によって決められるんです。
ですから、配属というより、自分の希望はどこなのか、それでそこの面接試験を受けるということです。
最初から中央機関を希望していれば、その試験を受ければいいのです。
転勤について、「幹部調動」ということで、有りうることでしょう。「調動」が多いほど昇進が早いことになるかもしれません。
公務員には共産党党員が多いのは、まったくの誤解です。共産党員になったら、昇進しやすいのは事実ですが、普通の公務員は、共産党員ではないほうがよほど多いんです。
職種からいえば、全部公務員ですよ。専門分野があり、やっていることがそれぞれ専攻分野の規定があるようです。警察とかも同じ国家公務員試験合格してから、面接などを受けるそうです。
ジョブローテーションはないと思います。そして、「最低服務期限」が設けられて、一定期間に仕事を辞めることができないとか、また期限内に別の公務員試験に参加できないなどの規定があります。
とてもためになります。
ところで、公務員の役職は日本と同じような感じなんでしょうか。それとももっと多いのでしょうか。
公務員の役職については、日本と大体同じような感じ。
中国の国家公務員は、総理から係員まで、役職を12レベル分けられています。
そして、それと別に、また15レベルの「等級」を設けています。
例えば、「係員」は、15級から10級、日本の「主任」に相当する「科員」は9級から14級 などなど。等級は学歴や能力などによって付けられたもの。例えば、初めて国家公務員に合格し、「係員」となった場合、中卒、高卒、専門学校卒の人の場合15級の係員、大卒は14級、二つの学士学位獲得者・大学院課程修了・中退者は13級、修士獲得者は12級など。
非常に貴重な情報です。ちなみに、まああるのかは分からないですけど、中央機関と地級市と県では公務員のレベル(偏差値?)は変わってくるのでしょうか。難しい省とかあるんですかね。農業地帯の倍率は低いとか、人気度はどんなサイトを見ればあかりますか?(最近ニュースにもなっていましたが)
そうなんですか。知りませんでした。職種は何があるんですか?
職種によっては公務員人気で倍率も高いと聞きましたが。
また、共産党入党との関係はどのようなものなのでしょうか。
公務員法では非共産党員も受け入れるとありますが、実際ほとんど党員だそうですね。
「調動」は、定期のジョブローテーションはないということですか。