現役です。
私は高齢ではないですが現状をある程度わかるので回答させてもらいますね。
正直な話就職の意味にもよりますが難しいとかと思われます。
高齢で資格取得しても食べていけないと言っている訳ではないので勘違いしないでくださいね。
高齢での資格取得でしたら、資格取得後他の司法書士事務所で2~3年バイトして仕事覚えて、人脈を作った後に開業するのが一番確実だと思います、これでしたら年齢は余り関係なしほとんどの司法書士は自分で開業します。
就職というとそこそこ規模の大きな会社になると会社の法務部や、後は司法書士法人などに司法書士として就職することが考えられますが、こちらは高齢だと難しいかと思います。
結局今の時代は難しい資格があればそれだけで食べていける訳ではありません。
開業しても客がつかずに閉業する司法書士も少なくはありません、それは司法書士に限ったことではなく弁護士も公認会計士もみんな同じです。
基本的にバイト修行中にコネを作ることが成功への一番の近道です、それができないとせっかく開業したのにすぐ閉業することになっていしまいます。
はっきり言って成功するのは試験に受かるより難しいし、実務についてからの方が勉強することは多いです、試験で勉強するのは業務に必要な最低限の知識程度です。
本気で受験されるんでしたらもう一度しっかり将来設計などを考えてからでも遅くないと思います、頑張ってください。
今までの仕事の能力が生かせるかどうかにもよるかと。
分野違いでも生かす方法はあると思いますけど。
司法書士の仕事すらしたことがないのなら、
資格取得後、司法書士事務所で2~3年バイトでも良いので仕事を覚えるところと
いうかさせてもらえるところを確保できるかどうかが大きいところかも。
資格取得後の進路をイメージできるかどうかによるかと。
>司法制度改革等で、このまま合格しても実際仕事に就くことができるか不安で
司法制度がどう変わっても、変わらなくても、高齢であることのメリットと
デメリットは変わらないので、心配するだけ無駄のような。
司法制度かわらなくても、厳しいのが現実で。
司法制度が変わってくれるほうが、チャンスができると前向きに考えたほうが
得だと思います。制度が変わるということは、仕事が増えたり、種類が変わると
いうことなので。
>どなたか実際の高齢合格者の就職状況、活動状況をご存知でしたら教えてください。
高齢合格者でも、実務経験あればぜんぜん状況が違うので、調べること自体無駄かも。
質問者のような方の相談に乗ることがよくあります。やはり50代の方でした。似たような状況なので、そのときを思い出して書くと、
やはり司法書士事務所で勉強し、まずは勉強しながらゆくゆくは独立を考えている方でした。(バックグラウンドは営業)
まず、資格勉強をやめさせて、私の知り合いの司法書士事務所を紹介しました。それから数年間、丁稚奉公をしました。
結果良かったとの感謝の報告を頂きました。
その方は、就職してから業界のつらさや、難しさ、楽しさを体験したそうです。また士業を名乗る資格というものが、あくまでも開業を意識した資格であり、就職やクライアント獲得の集団ではないことを改めて意識したのだそうです。
今も行政書士として、その事務所で働いています。
そのお話からすると、司法書士事務所に就職するのが最大の目的であれば今の資格勉強時間はむしろマイナスになるのではないでしょうか。
ありがとうございます。もしかしたら、勉強以外の能力が大きくものを言う業界なのかもしれませんね。(閉業してしまった人はどうしているのかしんぱいです)