お世話になります。昔から次の表現に違和感を持っています。
そんな私に分かりやすく「この表現の適切性」を教えて下さい。
表現:
「最も有名な~~なうちの一人」「最も優れた~~ものの中のひとつ」
というような表現があります。
「最も」というのは、他と比較して一番上(頂点)のものを指し示す言葉ですが
上記のような表現の場合、その対象は「一番上(頂点)付近に位置するもの」となっています。
これは「最も」という言葉の使い方としては不適切ではありませんか?
これらを表現する場合は
「とても有名とされる~~の一人」「ひじょうに優れた~~もののひとつ」
と表現したほうが、適切ではないでしょうか?
秋の夕暮れに、なんとなく質問してみました(笑)
マジメな回答・楽しい回答・説得力のある回答、、お待ちしています。
最もという表現は比較するものが絶対的なスケールを持っていない
場合には、けっこうファジーに使われると思います。
テストで最優秀といえば、特定可能ですが、最も有名な人というのは、
かなりあいまいで、尺度によっては変わる不特定多数です。
でも、何かしらの尺度で一番になれば、その人は「最も有名な人」
なのです。
なので、「最も有名な○○のひとり」はOKフレーズかと
英語でもamong the best, best of the best という表現があるように
bestは必ずしもひとつではないですよね
外国語直訳風だからかなあと思います。
いまもありますが、ちょっと前に外国語風の言い回しの(特に英語)コピーが流行りましたよね。
すこし日本語的に不自然なのですが、それが新鮮に見えたというか。
日本語として適切かというと不適切かと思いますが、
人目を引くというコピーの宿命からすれば、そのいびつさが斬新
ということで、適切なのかなと思います。
似たような例(といいつつ適切なネタが思いつかなかったので、映画コピーから拝借)
「世界で最もあなたにふさわしい私になる。」
「彼女は、救うかもしれないが、滅ぼすかもしれない。 」
「その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。」
納得させられる回答ありがとうございます。
外国語直訳 というのはしっくりきますね。
「最も」という言葉が最上位のひとつのものを指すという考えで違和感を感じるのは分かります。
私は「最も」は「ベストテン」のようなものだと解釈しています。単に「とても有名」「非常に優れた」と言っても最高位を含むベストテンの中に入っている人や物だというニュアンスは出せませんよね。
ですので「最も有名な~~なうちの一人」は「最上位に位置する甲乙つけ難い集団の中の一人」というニュアンスを出した表現だと思います。
英語でも"one of the best things"という表現があります。
多少ブレはありますが複数形表現がメジャーです。
"one of the best things" の検索結果 約 1,430,000 件
"one of the best thing" の検索結果 約 42,300 件
まじめなお答え ありがとうございます。
英国圏が裏で糸を引いている気配がしてきました(笑
「最上位群」「最上位級」とかあるんで、
「最上位級の中の一つ」、なんていったら当てはまりそうな感じがしません。
そういう意味では「超~」も超えるって意味じゃなくてすごく大きいとか、そんな感じがして違和感感じますね。
まじめなお答えありがとうございます。
「級」や「群」でグループ化すれば納得できるのですが
「最も」としておいて「のうちの」という後出しのような感じが
ふと心に澱みを作る今日この頃です。
説得力はありませんが・・・。
とても素晴らしいというのを伝えたい一心で、気持ちが入りすぎて、
とてもとか非常にではなく、最もという最も上の言葉を使っちゃうんじゃないでしょうか。あまり深く考えずに。
藤川は最も速いボールを投げるプロ野球選手の一人
藤川はめっちゃ早いボールを投げるプロ野球選手の一人
前者はおかしくて、後者はありってことですよね。
藤川は一番速いボールを投げるプロ野球選手の一人
こっちも同じような最上級ですが、あまり使いませんね。
このリンゴは今日もっとも安いサービス品のひとつ
値引き率が一番高くて、同じ値引き率の品が複数あった場合、
例えば50%OFFの品が今日は3品あった場合、
同率だけど最も安いからOKということでしょうか。
最優秀歌唱賞が二人いる年があるような感じ?
田舎の夏祭りカラオケ大会で、
「司会者の人が、今年の最優秀歌唱賞は甲乙つけがたく二人になりました!
横山さんと西川さんですー!」って感じでしょうか。
支離滅裂な感じになってきたので終わります。
すみませんでした。
納得させられる回答 ありがとうございます。
カラオケの件(くだり)は、なかなか説得力があります。
ここで言う「最も有名な」は集団を指しているという解釈なのでしょうね。
色々なレベルの人々の中で甲乙つけがたいが、「最も有名」といえる人たち と言う集団、トップレベルと言うまとまり。その中の一人であると。
まじめな回答 ありがとうございます。
>集団を指している
その通りですね。
でも、甲乙つけ難いなら「最も」をつけなくてもいい気が(笑
こんにちは。
その表現は英語の「one of the most ~」を直訳したものだと思うので、そこに違和感を持っているのかな?と思います。
とはいえ日本語の「最も」も英語の「most」も「一番上」というたった一つのものを指し示すだけでなく、「きわめて」とか「はなはだ」とか、「とても」のもっと凄い版というか、そういう意味も持っています。なので、マラソンの先頭集団みたいな感じで、一番上のグループとして「最も」を使うのはそれはそれで正しい使い方なんだと思いますよ。
でわ。
まじめな回答 ありがとうございます。
英国圏の暗躍が垣間見えてきました。(-。☆)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2175223.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013371...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1210710...
等に似たようなご質問をされている方もおられますが、
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%BA%C7%A4%E2&kind=jn&m...
もっとも 3 【最も】
(副)
〔「もっとも(尤)」と同源〕
(1)比べたものの中で程度が一番上であることを表す。この上なく。最高に。
「学校で―足の速い生徒」「世界で―高い山」
(2)きわめて。はなはだ。
「昔、天竺に一寺あり。住僧―おほし/宇治拾遺 12」
の(2)を見る限り、「程度はかなり高い」といういう意味もあります。「最も」は「唯一」ではないということですね。
また、1番回答のJIJOさんの言葉を借りると、「テストで最優秀」の様に、「値」を計るものがあれば「=そのテストを受けた得点の最も高い人」と違和感なくいえますが、「有名」等といった言葉は全地球人(全国民)みんなから回答を得られるわけではないから(得ようとも思わないかな)本当のNo1は決められない。人によって違うし、ほんの少しの違いなどあまり関係ない言葉でもあると思います。
ですから、受け止め方としては、番組aのアンケートで最も得票のあったAさん、b地区のアンケートで最も得票のあったBさん、CM女王のCさん、好感度No1のDさんetc・・・といった指標でNo1のみなさんの中の1人、ではいかがでしょうか?
乱文すいません
まじめなお答えありがとうございます。
外部ソース ありがとうございます。
あとで拝見させて頂きます。
日本人は腹黒い人種で本音を決して容易に口にすることはないのです。
表向き「最も」と言う語は最上級とか言われていますが、それは単に辞書を監修したハゲオヤジの策略であり、実際には最上級ではなく「一山いくら程度の大したことないこと」を示し、一般社会では半ば皮肉った意味で使われているのが現実です。
ということで、id:masyutaさんが肌身で感じているこの質問の内容は正しいことですからご安心してください。ただ、世間的には本音をそのまま口にしてしまう事で「不適切な発言」として、1年間も出場停止処分となってしまうといった事例があるのでお気をつけ遊ばせ。
>・・・「最も」というのは、他と比較して一番上(頂点)のものを指し示す言葉ですが・・・
諸悪の根源は↑の誤った先入観(もしかしたら洗脳かも?)ですよね。
言葉なんてものは、使う人がその言葉の意味づけをすればいいものであって、画一的に全員が全員辞書に書いてあるような意味で使っていると考えたら、大間違いであるということに気づいていただけて何よりです。
面白い回答 ありがとうございます。
洗脳されてましたかー、それは気付かなかったです(笑
不適切といえば不適切です。
one of the + 最上級
にあたる言葉を強引に日本語に訳そうとした所から来てるのだと思います。専門ではないですが、本来的な日本語の表現ではないのは間違いないと思います。
とはいえ、言葉の意味や使い方は時代によって変遷します。本来的な用法でないものでもそれが一般化してしまえば、「正しい日本語」になる得る所が言葉の難しいところです。
時代による自然淘汰が不可避であるとはいえ、今僕たちが違和感ある言葉でも、これから生まれてくる世代にとっては「ただそこらにある日常的な日本語」として認識されるのかもしれません。
個人的には、今現在その表現は
「決して本来的ではないが、ある程度一般化しつつある日本語表現」
として認識しています。
まぢめな回答 ありがとうございます。
これは日本語の特徴ですね
皆さんのまじめな意見があったり、ネタOKということなので、書きますが、masyutaさんや世間全体が漢字を間違って使用しているのです。
本来は最もではなく、尤も、と本来は書くのです。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?stype=1&dtype=0&dname=0ss&p=%CC%E...
尤も=道理に合っているさま。当然であるさま。
とあります。
つまり、尤も有名な人の内の一人=言うまでもなく有名な人の内の一人という意味で使われているのです。
何となくこじつけてみましたが、どうでしょう...
楽しい回答ありがとうございます。
You may well say so(そう言われるのも尤もですね)
id:masyuta さん、こんにちは。
基本的に皆さんの回答に同意です。これはネタになってしまうかもしれませんが「英国圏が裏で糸を引いている気配がしてきました(笑」と笑ってらっしゃるので、それを補う証言を一つ……。
えーと、中学の英語の先生がですね、「最も好きな物をあげろって質問されたらどうするの?」って生徒に質問しまして、それぞれ律儀に一つずつあげたんですね。それを聞いて頷いたのちに、「英語だと、最も好きなもののうちの一つみたいな感じで、幾つか答えることもあるよ」みたいな例を出して、そまま授業に入ったように記憶しています。
そんなわけで、英語の先生たちも私が生徒だった当時から「英語圏陰謀説」を肌で感じてるみたいですよ。
ちょっとでも笑っていただけたら幸いです。
面白い回答 ありがとうございます。
(☆。☆)!!!!
そのセンセイが この国語転覆劇の黒幕だ! たヴん(笑
>①「最も有名な~~なうちの一人」「最も優れた~~ものの中のひとつ」
>②「とても有名とされる~~の一人」「ひじょうに優れた~~もののひとつ」
①
最も→「有名な~~」に係り、集合体にかかると思います。
最も有名なチームのうちの1人
最も有名な科学者(たち)のうちの一人
最も=世界で1番有名なに置き換えてもおかしくないはずです。
正解で1番は1人であっても1チーム(集団)であっても問題はないからです。
私には違和感はありません
②
2も集合体に修飾するので①と同じかと
------------
②の方が回りくどくて、口語調で、たとえおかしくてもなかなかおかしいと気づかない
と思います。
まぢめな回答 ありがとうございます。
例えば
「最も強い野球チームのひとチーム」とされた場合どうなりますか?
私にはやはり違和感があります。
この「最も」という使い回しは、「最も」という表現を無理矢理
使用するために体裁を繕い、チームでも集合体でもない「個」を
兎に角「グループ化」している気がしてなりません。
まじめなお答えありがとうございます。
尺度で変わる不特定多数を示す言葉は他にもあるのに
なぜ「最も」を用いるのでしょうか?
誇大広告ではないでしょうか?(笑