・キーボードをどうやって「親指シフト」に対応させるのか
-ThinkPadを愛用しているため、専用キーボード購入はできれば避けたい
-何か別の良い方法がないか
・どうすれば効率的にタイピング練習ができるか
-市販のタイピングソフトがあるのか
-仮にないとすればどうやって練習すべきか
アドバイスいただければ幸いです。宜しくお願いします。
親指ひゅんQというソフトで親指シフト環境が実現できるようです。
http://nicola.sunicom.co.jp/info3.html
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%C6%BB%D8%A4%D2%A4%E5%A4%F3Q
ありがとうございます。
GoldenDawnさんと同様、ソフトの違い・練習法についてもアドバイスいただければ助かります
どういう目的か不明なのでなんとも言いがたいですが、
専用のキーボードを使わないとやはりキー配置に無理があるので
使いやすいとは思えませんが・・
■ソフトで親指シフトをエミュレート
>106/109 キーボードを使って擬似的に親指シフト入力を行う「親指ひゅん」や
>「Q's Nicolatter」
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Q's Nicolatter
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se050085.html
XP対応のようです。
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「親指ひゅん」と「Q's Nicolatter」の違い
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/nicola_at_note.html#SEC4
試用が可能ですので、様子を見てください。
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■練習法
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/how_to_practice_nicola.html
ThinkPadキーボード利用を前提として、日本語入力の最速化することが目的です
(現在日本語をローマ字入力していますが、これだと入力スピードが遅いので)
ご指摘のようにThinkPadキーボードでの利用が非現実的であればかな入力の採用も考えます。
かな入力を採用するほうがよさそうにも思えてきました・・・
Win用のエミュレーションソフトでは、親指ひゅんQがもっともよく出来ているので、これを導入されるとよいでしょう。
ニコラ配列には若干のちがいやバリエーションがありすが、親指ひゅんはどういう入力法もサポートしているので問題ありません。
練習法については、ソフトを使うよりも短い日記を毎日書くのが効果的です。その際、キーボードは見ずに、配列を記した小さい図をノートパソコンの画面端に貼って、わからなくなっても手許は見ずに、その図を見て、手探りで入力してください。
ふつうは一週間くらいで楽に打てるようになります。
ただ、thinkpadはどちらかというと固めのキータッチなので、同時打鍵には向いているとは言えませんが、別段問題ないでしょう。
これ以外のかな入力というのは、非現実的なので、やるだけ無駄です。
有難うございます。
・親指ひゅんQの他ソフトとの違いは、「NICOLA配列の様々な入力方法をサポートしている」という理解で正しいでしょうか?
・「これ以外のかな入力というのは、非現実的なので、やるだけ無駄」というのは、「JIS配置によるかな入力を採用することは賢明とは思えない」という趣旨でしょうか?
→もしそうなら、理由をご教示いただけると助かります
★キーボードをどうやって「親指シフト」に対応させるのか
基本的には、【(パソコンが解釈できない)親指シフト】入力を【(パソコンが解釈できる)JIS X 6002かな入力】へと翻訳するソフト──「エミュレータ」と呼ばれています──が必要です。
専用キーボードについては「あれば快適に入力できる」といわれていますが、中には普通のJISキーボードを用いて親指シフト入力を行う方もいます(私自身も、ノートPCのキーボードをそのまま使っています)。
http://www14.atwiki.jp/beginning_of_the_nicola/pages/30.html
一番安定して動くのは、Japanistと呼ばれるIME(エミュレータが内蔵されている)を導入することです。ソフト自体はXPまでの対応ですが、アップデートによりVistaにも対応します。
http://www.vshopu.com/F_Japanist2003/index.html
IMEとしてMS-IMEやATOKなどを利用する場合には、エミュレータとして別途「繭姫」「やまぶき」「親指ひゅんQ」などを導入することになります。
http://www14.atwiki.jp/beginning_of_the_nicola/
ちなみに、親指シフトキーボードとして販売されているもののうち、USB接続のものは「普通のJISキーボードと同じ」(変換キーとスペースキーの位置が逆になっているのみ)ですので、結局はエミュレータが必要です。
http://www.vshopu.com/f_FKB8579661EV/index.html
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★どうすれば効率的にタイピング練習ができるか
効率最優先となると、今のところは「増田式」が最良の選択になるはずです。
いろいろな入力法をサポートする練習メソッドで、そのうちのひとつとして親指シフトについてもメニューが提供されています。
http://homepage3.nifty.com/keyboard/subject.htm
金銭的なコストはかかるものの、習得時間を圧縮できるようで、その点でも好評なようです。
また、一旦やり方を覚えれば、他の入力法を練習するにも応用できるようです。
http://ujiro.ameblo.jp/ujiro/entry-10001617988.html
http://ujiro.ameblo.jp/ujiro/entry-10000750318.html
また、富士通製の「親指シフト練習(練習ソフト)」「親指シフトキーボード入門(ドキュメント)」が無償提供されています。
こちらは伝統的な方法で、昔からの親指シフターさんはこれを薦めている様です。
冗長なメソッドなので、習得時間よりも金銭的なコストを重視する方にお使いいただくべきものだと思います。
http://nicola.sunicom.co.jp/info3.html (このページの一番下をご覧ください)
市販のタイピングソフトについては、一般的なタイピングソフトに対して「エミュレータによる変換を噛ませて」親指シフト経由で利用することができる場合があります。
この場合はエミュレータとして別途「繭姫」を用意することとなります。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011751/software/himeodorikosou/
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★そのほかの入力法について
親指シフト(NICOLA)は、JISキーボードで利用する場合、どうしても「片方の手のみで【親指シフトキー】と【人差し指を伸ばして押すキー】を同時に操作するのは難しい」という問題は残ってしまいます(ほかの操作については、JISキーボードでも問題ないはずです)。
この問題が発生する領域には、文字が10個ほど入っていますので、この点を指して「JISキーボードでは使いづらい」という話が出てくるのかもしれません。
Japanistと呼ばれるIMEを使わず、他のエミュレータを利用する場合については、同じ親指シフトキーを使う入力法でも「JISキーボードでの利用を前提に設計された入力法」を使うという手もあります。
一例として、最近「東芝ノートPC向け」に調整した入力法を紹介します。
http://www12.atwiki.jp/kaede-asuka-layout/pages/25.html
このほかにも、「小梅」「飛鳥カナ配列」などの選択肢があります。
http://homepage2.nifty.com/61degc/reports/koume/
http://asuka-layout.ameblo.jp/
親指シフトの操作自体がご自身になじまなかった場合については、中指シフト系の入力法をご検討いただくことも有効かと思われます。
中指シフト系では、新JISかな(JIS X 6004)をベースにした「月配列」のシリーズが選択される例が多いようです。
有難うございます。だいぶ情報が整理できてきました。
改めて問題を定義しなおすと、下記のようになります。
・検討目的は、日本語入力の最速化
(トラックポイントを利用したく、できればThinkPadのキーボード利用)
・考えられる方式は、下記の方法
-飛鳥(親指SHIFT)
-NICOLA(親指SHIFT)
-かえであすか(親指SHIFT)
-小梅(親指SHIFT)
-月(中指SHIFT)
-JISかな(無SHIFT)
・最速化が可能なのは、飛鳥配列ではないかと思います
-NICOLAをさらに高速化し、JISキーボードへの適合をよくしたものが飛鳥
-かえであすかは、とっつきやすさを重視して飛鳥の速度を犠牲にした
-小梅は、清濁同鍵を実現するために速度を犠牲にしたと思われる
-月は、半濁音入力に3打鍵を要してストレスがあるとの報告あり(出所:経験者Blog)
-JISかなは飛鳥と比較して打鍵数がかなり多い
・これで正しいのでしょうか。コメントいただければ幸いです
(もし「飛鳥がベスト」ということがわかれば、その後にエミュレータ・練習法を検討したいと思います)
検討いただきありがとうございます。
新配列系に関して興味もお持ちいただくとは予想していなかったもので、はじめは紹介するにとどめていました。
この点について、必要があると思われる点について補足させていただきます。
-NICOLAをさらに高速化し、JISキーボードへの適合をよくしたものが飛鳥
JISキーボードへの適合については、この認識で間違いありません。
NICOLAからの高速化度合いについては、いまのところ「指の動く距離はNICOLAより2割減っている」という試算はあるものの、この点を除けば確たるエビデンスを掴むことはできていないというのが現状です。
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub20.htm
飛鳥に関しては、高速入力の可能性を追求中の方がいらっしゃいますので、そちらの記述をごらん頂くと、ピンと来るものがあるかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/tomoemon/20071219
ひとつとても不安なのは、飛鳥に対応するエミュレータがVista上で「お使いのソフトに対応するかどうか」という点です。
「やまぶき」がうまく動作するかどうか、練習を開始する前に確認されることをお勧めします。
http://aumtyper.hp.infoseek.co.jp/yamabuki.html
-かえであすかは、とっつきやすさを重視して飛鳥の速度を犠牲にした
まさにそれを狙って作ったものですので、この認識で間違いありません。
-小梅は、清濁同鍵を実現するために速度を犠牲にしたと思われる
「清濁同鍵」というところと、もうひとつ「設計者である141Fさんが、片手による(親指キーと文字キーの)同時打鍵を極端に避けて設計した」という特徴があります。飛鳥と小梅では「高速化のためのアプローチ」そのものが異なっているようで、飛鳥と小梅の間で優劣をつけるのは(個人的には)難しいと感じています。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20071227/1198706422#c
飛鳥を少し使ってみて、「片手での同時打鍵はどうにも辛い」という感触を得た場合には、それを明確に避けて設計した小梅へと乗り換えるのが適切かと思われます。
エミュレータには、Vistaに対応する親指シフト用エミュレータがそのまま(配列定義を差し替えることによって)使えます。(Japanistを除く、親指ひゅんQなどの)親指シフトエミュレータが存在する限りは安心して使える、というのが、小梅にとって最大のメリットといえそうです。
-月は、半濁音入力に3打鍵を要してストレスがあるとの報告あり(出所:経験者Blog)
先に提示しましたWebページからリンク先として(かなり下方に)掲示されている、「月配列」(Ux版)ですと、3打鍵かかる件については解消されています。
http://yellow.ribbon.to/%7Eujiro/
飛鳥を少し使ってみて、「同時打鍵の操作そのものがどうにも辛い」という感触を得た場合には、こういった入力法へと乗り換えるのが適切かと思われます。
この種の入力法は、無変換キーや変換キーなどを、Enter機能やBackspace機能などへと割り当てなおして使っている方にとって特に好評であるようですので、こういったことをやる予定があるかどうかで決まる、とも言えそうです。
-JISかなは飛鳥と比較して打鍵数がかなり多い
打鍵数については「シフトキーを打鍵として数えるかどうか」で変わってしまう(前提が一致しない擬似問題らしい)ので、この点についてJISかなと飛鳥を比較しても、答えは出ないものと思われます。
NICOLAとの「指の動く距離」比較で提示しました資料にあるとおり、指の動く距離が、飛鳥対JISかなでは倍以上違う……というのが、いまのところ提示できる唯一の数字になります。
JISかなの確たる優位性は、そのまま「どの端末でも使えること」ですので、これが必要かどうかを基準にご検討いただくこととなります。
http://shadow.cside1.com/typing/kana/nanikana-02.htm
お使いになろうとするOSとアプリケーションでエミュレータが動かなければ、新しい入力法への乗り換えは成功しません……こういう事情から、練習よりも先にエミュレータの動作確認を行っていただく必要があります。
その上で、実際に利用可能な入力法を数時間程度ずつ(増田式のやり方で)練習してみて、「手指にとって辛くない入力法を選び出す」ことが、配列選びで大きな失敗を避けるための、重要なポイントだと思います。
練習初期に「あなたにとって楽であることを感じられる」入力法を選択することにより、はじめて将来的に「あなたにとって高速かつ楽であることを感じられる」入力法となるはずです。
この点は、いずれの入力法──ローマ字入力系・かな入力系・漢字直接入力系・速記入力系──を用いたとしても変わりません。
仮にここで、私が「かえであすかを使ってください。それ以外は試すだけ無駄です!」などと言った場合、(すでにそれが速度重視ではないことをご存知であるわけですから)「maple_magicianが言う推薦内容は正しくない」と判断いただけるはずです。
こういった話は調べてみないと解らない(&少し調べると結構見当がつく)のですが、すでに漢字直接入力の話と変換辞書最適化の話についても、それらの特長をご理解いただいているようですので、このあたりの説明については省かせていただきます。
深い知見にj基づいたアドバイスをいただき、ありがとうございます。
・これまでいただいたアドバイスを総合して検討した結果、「飛鳥」「小梅」「月」いずれかを採用することにしたいと思います
-やはりキー入力の速度が魅力
-共有パソコン等利用時はローマ字入力で十分対応可能
・なお、飛鳥の「やまぶき」はVistaにも無事対応しているようです
http://www29.atwiki.jp/asuka-kana-layout/pages/14.html
・今後は、これらの方法を「増田式」(早速Amazonで注文してみました)で訓練しながら検討を進めます
ありがとうございます。
・上記サイトにソフトが数多く列挙されていますが、違いはどのような点でしょうか。
-OSの対応が異なる?(当方はWindows XP および Vista)
-実現されるキー配置が異なる?
-その他の違い?
・練習法についてもアドバイスいただけると助かります