ブランディングについて色々調べています。

ブランド品を人は何故買うのか？

ひとつの考え方はブランドがその商品の品質を保証してくれているから、というのがあります。

消費者は商品の購入に際して実際に商品を手にとって吟味し好みと値段と品質を天秤にかけて購入に踏み切ろうかどうしようか考える訳です。

値段は一目瞭然だし、好みも自分で決めればいいので問題ありません。

問題なのは品質です。実際に手にとって見て品質が分かればいいですが、見ても分からない場合もありますし、通販のように実際に見て買う訳にはいかない場合もあります。

そこで品質に関する重要な指針がブランドという訳です。

消費者はブランドを見て、そのブランドに付随する品質が保証されていることを強く期待でき、購入に踏み切る判断基準となるのです。

さて、一般の店舗でブランド不明のモノが売られていた場合には品質を自ら判断しなくてはなりません。実際に手にとって吟味できる訳ですから経験が豊かな消費者であればある程度ブランド不明でも正しい判断をし、例えばユニクロレベルの商品とみなして購入に至る場合もあるし、経験の不足する消費者の場合であればブランドが無い分、品質について疑念を抱く可能性が高いでしょう。

一方、オークション（ネットオークションのことで、実質通販と同じですよね？）の場合は実際に手にとって吟味する訳にはいきませんので品質に関する吟味はできません。ブランドが無いあるいは不明だと商品の説明書きを信頼するかどうかの問題になってきます。一定の評価がある出品者であれば品質は期待できるでしょうが、実績の無い売り手だとそれも疑われてしまいます。つまり、商品のブランドが無い場合は売り手の評価（＝ブランド）が重要になってきます。

実績の無い売り手は返品可能などの工夫をして品質に対する保証を確かなものにして売り上げを伸ばそうとしてますね。

私の思うところをつらつらと書きましたが、こんな感じでいいでしょうか？