【謎解き：等号・順序・視点・画像】

hokuraku様、超複合問題の出題、お疲れ様です!!

いやー、睡眠時間を3時間、削りましたよ!!

Q1: 等号小説

X=うら(裏)

Y=やま(山)

Z=うらやま

Q2: 京都

東海道五十三次

日本橋　道なりに行って【２本、橋】を渡

品川　山椒とカラ【シ菜がわ】りと有名らしい

川崎　この【川、さっき】渡らなかったっけ

神奈川　翻した【魚が笑】ったようにも

程ヶ谷　その「３０分【ほど」がや】けに

ゆえに最終目的地は京都です。

ちなみにタイトルの「ブーイング、キターーー(ﾟ∀ﾟ)ーーー!!」は、

十返舎一句の「東海道中膝栗毛」の「弥次喜多」=「ヤジ・キター」から。

Q3: どんぐりころころ

どんぐりころころ　どんぶりこ

>ある日突然、あいつは俺のところに転がり込んできた。

お池にはまって　さあ大変

>なんだってこんなところに？

どじょうが出て来て　今日は

ぼっちゃん一緒に　遊びましょう

>ただ、あいつの様子があまりに必死だったんで、

>俺は柄にもなく優しい声をかけちまったんだ。

どんぐりころころ　よろこんで

しばらく一緒に　遊んだが

>それから何年かが過ぎた。

>俺も年をとって焼きが回ってたんだな。

>跡目ができたって、内心喜んでいたんだ。

やっぱりお山が　恋しいと

泣いてはどじょうを　困らせた

>だがあいつが時々、窓から遠くの（山）を見てたのは気づいていた。

>里心がついちまったんだな。

>ちくしょう、なんだって俺は…あんなやつを拾っちまったんだ。

>あの時声をかけなければ…、あのときに声さえかけなければ、

>こんな気持ちにならずに済んだろうに。

椎子は椎の実(どんぐり)のことですね。

Q4: イギリス？

「ハムレット」の一シーンなのだと思いますが、

(飛べ、いや、飛べない= To be, or not to be)

読んだことがないので、それ以上はわかりませんでした。

元画像もしばらく検索してみたのですがダメでした。

１、

Ｘ＝裏、Ｙ＝山、Ｚ＝裏山→羨ま

２、

○○＝伊勢

題材は、ブーイング→野次→弥次さん、キター→喜多さんで、

十返舎一九「東海道中膝栗毛」。

順序キーワードは、

　２本、橋→日本橋

　カラシ菜がわりと→品川

　この川、さっき→川崎

　魚が笑った→神奈川

　「30分ほど」がやけに→程ヶ谷

　やっと捕まえた→戸塚

○○については、戸塚宿の次にくる藤沢宿は「まだ10分の1」を文字通り受けて除外。

東海道の終点として京都、もしくは大阪という回答も考えましたが、

東海道中膝栗毛なら最初の目的は伊勢参りなので、伊勢。

３、

童謡「どんぐりころころ」

椎子→「椎の木」の実がどんぐり。

泣いては俺（ドジョウ）を困らせます。

４、

絵はアルフォンス・ミュシャ（1860-1939）のリトグラフ「ハムレット」

http://art.pro.tok2.com/M/Mucha/mui033.htm

飛べいや飛べない→to be ,or not to be ということでハムレットなんだけど、

ミレイとかドラクロワ（この二人は没後100年以上）ばっかりヒットして、

なかなかこの絵が出てこなかった。

＞証言１：肩パット！でかすぎ！っていうか外に出てる！

絵のとおり。

＞証言２：きゃー、かっこいい！って、この人って女の人なの？

ハムレット役が女性。

＞証言３：いやその前に銃刀法違反でしょ。え？小道具だからOK？

剣を持っている。（でも劇の小道具）

＞証言４：王子様でそのうえ８頭身かよ、（Z)しいなぁ。

絵のとおり。

＞証言５：うわっ、なんか足下で人死んでるって！気づいてー！

オフィーリア。

さて、「この人」にどうやって会えるか？

女性（男役）、小道具というキーワードがあるので、本や絵画ではなく

ハムレット劇を示していると解釈。

でも公演はいろんなところやっているので、とりあえず「劇場」。

Q１

X＝うら

Y＝やま

Z＝うらやま

Q２

２本、橋＝日本橋

シ菜がわ＝品川

川、さっき＝川崎

魚が笑＝神奈川

ほど」がや＝保土ヶ谷

と捕＝戸塚

ということで東海道５３次、次は

「藤沢」ですね！

Q３

童謡　どんぐりころころ

（あいつ＝どんぐり　　　俺＝どじょう）

タイトルの椎子はブナの子、のことですね。それでわかりました。

Q４

答えは「劇場」？

正直全く自信がありませんが、想定されている絵はアルフォンス＝ミュシャの「メディア」でしょうか。

一応肩パットらしきものが大きく、美形だが男性だか女性だかわかりにくく、小道具の短剣を持っており、

王子様と見えなくもない冠が頭にあり、８頭身で、足下に人（子どもですね）が死んでいます。

Q1.

Xは「うら」Ｙは「やま」、Ｚは「うらやま（しい）」

Q2.

～２本、橋【にほんばし（日本橋）】を渡った～

～カラシ菜がわ【しながわ（品川）】りと有名～

～この川、さっき【かわさき（川崎）】～

～魚が笑【かながわ（神奈川）】った～

～「３０分ほど」がや【ほどがや（保土ヶ谷）】けに～

～やっと捕【とつか（戸塚）】まえた人～

と、東海道五十三次の順番ですから、答えは次の宿である「藤沢」もしくは、終着点を示していると考えて「京都」。「まだ１０分の１も来てないですよ。」の記述もあるし、「目的地」とのことですので、おそらく「京都」の方が正解だと思います。

タイトルの「ブーイング、キターーー(ﾟ∀ﾟ)ーーー!!」は「やじきた」ですね。

Q3.

視点切り替え小説の元ネタは「雪女」だと思います。

「転がり込んできた」のや「声をかけちまった」のが、山小屋でのことを指しているのか正体を知らずお雪と出会った時のことを言っているのかはどちらでも取れますが。

タイトルの「椎子」は「樵」の字の暗示かな。

Q4.

おそらく、ミュシャの「ハムレット」ですね。

http://www.mucha.jp/sarahhamlet.html　を参考に、大きな肩パット(?)、８頭身の王子、ポスターの役者は女性、剣を持っている、足元にオフィーリア、全ての証言に合致します。

彼に会いに行くなら、やはり「デンマーク」かと。タイトルは名台詞の「to be or not to be」ですね。

最後はとくに難しかったです。でもおかげで探すためにいろんな絵を見られて楽しかったです。

ありがとうございました。

Ｑ１： Ｘ＝裏，Ｙ＝山，Ｚ＝うらやま

Ｑ２： 藤沢

Ｑ３： 童謡「どんぐりころころ」

Ｑ４： 堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館

【解説】

Ｑ２

ブーイング→ヤジでヤジキタ→「弥次喜多」、とくれば

東海道五十三次。２本、橋（日本橋）→シ菜がわ（品川）→

川、さっき（川崎）→魚が笑（さ神奈川ら）→ほど」がや（保土ヶ谷）→

と捕（戸塚）　だから、次は藤沢

Ｑ３

椎の子はどんぐり。

>あいつは俺のところに転がり込んできた

どんぐりころころどんぶりこ　お池にはまってさあ大変

>柄にもなく優しい声をかけちまったんだ。

どじょうが出てきてこんにちは　ぼっちゃん一緒に遊びましょう

>あいつが時々、窓から遠くの山を見てた

>里心がついちまったんだな。

やっぱりお山が恋しいと　泣いてはどじょうを困らせた

>あのときに声さえかけなければ、

>こんな気持ちにならずに済んだろうに。

後年、オリジナルに追加された３番では

　仲良しこりすが　飛んできて

　急いでお山に　連れてった

となっており、ついに別れの日が…

Ｑ４

飛べ、いや、飛べない→To be, or not to be で

絵はミュシャの「ハムレット」

証言１　肩パッドというよりはマントに思われるが…

証言２　長めの金髪、中性的な顔の表現ではある

証言３　手に抜き身の長剣を持っている

証言４　８頭身…まあクリアしてるかと。

証言５　下にオフィーリアの亡骸が（目立たないけど）

作品はこれで決まりと思うものの、本当にミュシャ館にあるのか

は自信ナシ（収蔵作品リストを見つけられなかった）。

Ｑ１　　Ｘ＝「うら」　　Ｙ＝「やま」　　Ｚ＝「うらやま」

Ｑ２　　ブーイング、キター・・・ヤジ、キタ（東海道中膝栗毛の主人公）

　　　　２本、橋・・・日本橋

　　　　シ菜かわ・・・品川

　　　　川、さっき・・・川崎

　　　　ほど」がや・・・保土ヶ谷

　　　　と捕・・・戸塚

　　よって、○○は「京都」であります。

Ｑ３　　童謡「どんぐりころころ」

Ｑ４はもう無理です。

　〆切間際まで考えてみたものの、結局一つだけしかわからなかったので部分的参加で。

【Ａ３】

　視点切り替え小説は「どんぐりころころ」のドジョウの視点ですね？

「ある日突然、あいつは俺のところに転がり込んできた。」

　→どんぐりころころ　どんぶりこ

「あいつの様子があまりに必死だったんで」

　→お池に嵌って　さあ大変

「俺は柄にもなく優しい声をかけちまったんだ。」

　→ドジョウが出てきて「こんにちは　坊ちゃん　一緒に遊びましょう」

【Ａ１】

　てわけで、等号小説も

「だがあいつが時々、窓から遠くの（Y）を見てたのは気づいていた。」

　→やっぱりお山が恋しいと

　（Ｙ）＝「山」

　までは判ります。

　文脈から（Ｘ）は脚の「甲」かなぁ？　と思うのですが、それだとＸ＋Ｙは漢字の合体と言うことで（Ｚ）＝「岬」。

　画像プロファイリングの文中の（Ｚ）の送りがなには合わないので、違うようですね。

　かといって、漢字の組み合わせ、熟語にする、意味や音で組み合わせるなど色々考えてみたのですが答えが出ません。

　可能性としては、「Ｙ＝山」が違っていて、物質を示す言葉が入って化学変化とかそういうパターンも考えたのですが、どうもありそうにないし。（というか、それだと「＝」じゃなくて「→」を使うことになる？）

【Ａ２】順序小説、【Ａ４】画像プロファイリングはお手上げです（；；）

　画像プロファイリングのほうはWeb検索で「民衆を率いる自由の女神」かミュシャの「主の祈り」とかが候補に挙がりましたが、「1899年に描かれた」「足元で人が死んでる（っぽい）」「メインのモデルが女性」ってことくらいで、全ての証言には当てはまらないので違うのだろうなぁと。