青年日本の歌をわかりやすく口語に訳して下さい。

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id:rabbit23 No.1

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http://yellow.kakiko.com/shiragiku/6.htm

上記のページに口語訳が紹介されています。以下、抜粋です。


「1番の歌詞

その昔屈平が身を投げた泪羅の淵より憂国の魂が感応し、

騒ぐ。巫山の雲は風雲急を告げて乱れ飛び、世の乱れに怒りあり。

道理の通らぬ乱れ濁った世に直面している、したがって我らの

怒り、正義感はいかともすべからず、怒りに燃えて血潮が湧き

上がってくる。


権門:権力者、官権、又、その機構を表す。

社稷:国家安泰の為の大切な守り神。社は土地の神・くにつかみ

稷はきびと読み、穀物の代表。五穀の神の意。

そのため一般に社稷は「国家」の意として用いられる。


 2番の歌詞

官位、権力を占める輩は、上にあって権勢を恣にしているが、

誠この皇国を憂うる誠意をもっていない。

財閥は莫大な富を蓄え力を誇示しているが、不甲斐な

我国を想う赤心(赤子の心・純粋な心)を持ってはいない。


人栄え国滅ぶ:広く世界の歴史を見るとき、次々と国は興るが

衰退し、永久の歴史を作る事無く消滅していった。

かつて栄えた大国も人々が亡びを見い得ることは無かった筈だ。

冷静に、真として国を見つめるものこそ、亡国の道を感じてい

たにしろ。国民は栄華を誇る時代に溺れ、利益、欲望を追求し、

本来あるべき国の姿を崩壊させ、欲望に盲目化した人民を待つ

ものは終焉。

しかし我国は有史以来、亡ぶ事無く悠久の歴史を築いてきた。

その我国も盲いたる民が蔓延してきたことにより、これを亡国の

兆しといわずして何と云うか。



3番の歌詞

国は栄ながらも滅びの道を辿っている。

それを自覚せず道理を悟らぬ輩は大手を振ってまかり通っている

まるで夢のように世界の歴史は治乱興亡を続けてきたが、

その姿は正に一局の碁を打っているかのように。

我国はその兆しを見ているのか?



胸裡~櫻花

櫻は散って終わりではない。豪華に咲いた花は潔く散るが

故に、即時、そこから新たな葉を生起させる。

華は散ろうとも次々に青葉は茂り、鮮やかに生命は力となり

樹全体は青々とした生命に溢れる。

つまり、櫻は自ら散ることにより後に続くものをより良く

育てるという重要な役目を背負っている。



4番の歌詞

昭和維新断行の晴れやかな春の空の下

正義を以って契り、同志として結集した同志達

各、胸の中は必勝の壮大な戦略で満ちている

いざ挺身し散り行かん。万と散る桜の潔く如き

古びし死骸:形骸化し機能を失った社会機構、腐敗した世の中。

打破すべき、一新すべき対象。乗り越え克服せんとする一等。



5番の歌詞

不平多く腐敗せし世を打破し一新せんとする

一介の我が身は何事にもとらわれない境地にあり(雲飄々の身)

我々が国を憂いて起ち上がるからには

丈夫の心情を吐露する歌がないことがあろうか

我らの心こそがこの歌だ


そも只ならぬ響きあり:今正に天地の怒りとも言える我らの義憤

挺身愛國・維新断行の動きを表すもの。

この怒りざわめく手法は1,6,7番にも見られる。

「泪羅の淵に波騒ぎ巫山の雲は乱れ飛ぶ」「天の怒りか地の声か

そも只ならぬ響きあり」「見よ九天の雲は垂れ、四海の水は雄叫

びて」 永劫の眠りより:永劫=無限に続く年月

今、天地の怒りによって眠りは覚まされる。



6番の歌詞

これは天の怒りか、地の声か

尋常ではない響きが轟きわたる

いま、長き闇を破られるときがきた。

国民同胞よ、永久の眠りより醒め

共に日本の朝ぼらけを迎えよう。黎明は近い


今こそ維新断行の好機の表現が「九天」「四海」として7番でも

用いられている。

九天:全天を九個に分けてある。

中央「釣天」東「蒼天」東南「陽天」南「炎天」西南「朱天」

西「昊天」西北「幽天」北「玄天」東北「變天」

四海:四方の海

「東海」「西海」「南海」「北海」

九天を全ての天上、四海を全ての天下



7番の歌詞

見よ!全ての天に雲は垂れ 

全ての海は叫んでいる

革新の機は今こそ到来せりと

吹きまくっている

日本の夕嵐までもが



うらぶれかし天地・栄華を誇る塵の世

人栄国滅と同じ。




8番の歌詞

ああ、この惨めな世の中の

悟る事無く人は迷いの道を歩んでいる

一見、栄華を誇るかのようなこの俗世で

誰が高楼の眺めなどしていられることか


功名:手柄を立て名を知らすこと

何か:どれほどの価値があると云うのか

消え~誠:誠だけは消えはしない。風化することは無い。

人生意気に感ず:価値観、損得ではない。己の誠のために



9番の歌詞

人の世の名誉、手柄など一体どれ程の価値があるというのか

夢のように儚く消え去るものだ。

しかし「誠」は消えるものではない。不朽の価値があるのだ。

人生は損得で動かされるのではない。真心によって動かされる

のだ。その時は誰が、成否(成功・失敗)を論ずるものか!


決意、実行の10番

いつまでも悲歌慷慨にひたっていてはいけない

今こそ我らの維新断行の時が来た「我らが剣今こそは

廓清の血に踊るかな」


離想の一悲曲はこれ位でやめよう。

いつまでも悲しんでいては仕方ない

既に悲歌慷慨の日は過ぎ去った。

我らの剣が今こそは

世の腐敗を今こそ打倒し 清め 正義の血に高鳴っている」

id:tokyoyama

ありがとうございます。

2008/10/21 10:01:18

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