だから日本が今の経済不況の中でも生き残っていると私は思いますよ。
日本の何でも丁寧にやり、根がまじめであるということが世界の中で存在感をこの小国が示せている理由だと思う。
決して悪いことじゃないと私は思いますよ。
効率がいいことばかりがいいとは私はまったく思わない。
日本の恥の文化が細かいところまで気配りしている要因であり、それが日本のみならず国際的にも通用している効率化ではないでしょうか?
サービス業を見ているといろんな部分で丁寧に仕事をしている人がいるとそれだけ人々に指示されますしその分会社の寿命が長いと思いますよ。少なくとも現在の日本が海外先進国に比べて劣っている印象はないですね。
本質以外の部分の品質向上は、一見無駄に思えるかもしれませんが、本質以外の細かいところに手が回ってることが、エンドユーザーさんに想定外の満足を与えれば、リピーターとなってもらえる率が上がるので、一概に無駄とは言えないと思います。
しかし、私はソフトウェア開発をやってるのですが、ISO準拠のルールでやってると、開発そのものでなくて「ISO準拠にするため」の仕事の割合がどんどん増えてきて、コストや時間がどんどん増大する傾向にあると感じます。
品質確保のために、現場で「それがなぜ必要か(無いとなぜ困るか)」が考えられ、共有されていれば、良いことだと思うのですが、大きな会社さんの場合、偉い人が作った「全社開発標準」にあわせるため、自分のところでは必要がないことをしないといけないことがあり、これは確実にロスコストを生んでいると思いますし、ストレスですねえ。
サンクトペテルブルクのとあるホテルが栄えているわけ
サンクトペテルブルクのとあるホテルは、細かいサービスによって人気が高いが、その理由は高賃金と高い失業にある。
本来の経済法則に従えば、供給超過であり企業は賃金を引き下げるはずだが、
この場合企業は賃金を下げない。従業員にとっては職を失ってもほかに就職場所がないため、従業員はミスをしないように、サービスの水準を下げないのである。そのため町には労働者があふれながらも高賃金が維持され、労働の効率性が確保されるのである。
http://www.tsutaya.co.jp/item/book/view_b.zhtml?pdid=40267367
確か、経済の教科書にこんなことが書いてありました。
ですから必ずしも労働の効率性と細かいサービスが負の相関を持つわけではありません。
むしろ、それによって消費者の購買意欲を高めたりといった(町の肉屋さんとかに対して「じゃあ、それもいただこうかしら」なんて考えるように)効果もあります。
回答ありがとうございます。本質以外の細かいところに手が回ってることが、エンドユーザーさんに想定外の満足を与えれば、リピーターとなってもらえる率が上がるので→顧客のリピート率を上げる細かいサービスというのは、会社の業績に関わる本質的な仕事だとおもいますよ。
その細かいサービスによって、会社の業績が上がっているわけですよね?