どうも鎌倉時代に身長が大きいとする説には
1、気候が温暖であった。
2、残された大鎧による推測
3、一部の遺骨からの推測
どうも一部地域(鎌倉市付近)の「坂東武者」が平均身長が他の地域よりも大きいとの説ではないでしょうか。
が、あくまで武将という戦闘に特化して限られた人が使ったと思われる鎧や遺骨からの推測のようです。実際(武士だけでなく農民)の平均身長は結構低いみたいですね。
平均身長の移り変わり
http://blog.kodai-bunmei.net/blog/%E4%BA%BA%E9%AA%A8%E6%AD%B4%E5...
身長と気候の関係
http://taniwa.hp.infoseek.co.jp/rekisi/kikou.html
あと現在、小説および漫画連載化された「のぼうの城」で記事にあがった可能性があるかもしれないです。
>鎌倉時代が日本人の身長が大きかったというような記事
20年前にNHKから出ていた「歴史への招待」で鎌倉時代の食事を再現していたのがありました。
当時の武士は身体が大きかったかというとそうでもなかったそうです。
大きくても170センチくらいではないかとのこと。
鎌倉時代の日本人の身長が大きかったと言われるのは地球の気候が温暖期で少し大きかったのではないかと言われますが、あくまでも憶測でしかないそうです。
鎌倉時代の他に戦国時代の武将が驚異的な体力を持っていたことはあちこちで伝承されていますが、あながちマユツバとは言い切れないようです。
「歴史への招待」が手元にないのでわからないのですが、強飯(玄米を蒸したもの)、魚、野菜といった料理が主流だったそうです。それらを食べるとしたら、100回以上の租借が必要とのこと。
明治時代の御雇外国人医師、エルヴィン・フォン・ベルツが著書「ベルツの日記」に、当時の日本人の体力に驚いたとエピソードに書かれています。
少し長いのでリンクを参照してくださいね。
こちらの資料では古墳時代が身長が高く、鎌倉時代は低かったそうですよ。
といっても、関東から出土した人骨から算出したデータだそうで、日本全ての地域ではどうだったんでしょうね。
鎌倉時代の兜は大きいといいますが。
ありがとうございました。