現在不況で雇用が少ない状態ですが、それでも求人サイトを作りたい(作って欲しい)
と言った内容を、ビジネスマッチングサイトで見かけます。
なぜ求人サイトを運営するのでしょうか?
具体的な理由やビジネス上の戦略がお分かりいただける方は、回答お願いします。
逆転の発想じゃないでしょうか。
雇用が少ないから職を探す人が増える。
となれば、一番便利な求人ページを利用する事を第一に考えるはずです。
一定以上のPV数が見込めるのであれば、バナー広告などの収益も期待できるので、
そんな美味しい状況ならやらない手は無い、というのが企業の理由でしょう。
うちは、古くからある地域特化型の求人サイトですが、最近リニューアルして
モバイル版の利便性をアップさせたところ、利用者数はかなり増えました。(2倍以上)
時代の流れなんでしょうかね、パソコン版でのPV数は劇的には伸びませんでした。
実際、バナー広告で収益が期待できてもセキュリティ含めたランニングコストで
かなり赤字な気がします。立ち上げのために掛けた資金も元を取るには数年がかりでしょう。
企業側の求人がわがままになっているから、というような気がします。
私が5年前に失業していたときも、
という、えらくストライクゾーンの狭い求人を良く見ました。企業側の本音として、
というのが根底にあって、そういう人間を探すには、求人サイトが適している、と。逆に求人サイトを作る側は、そういった需要があれば、紹介料を高く設定できる(単価が高く出来る)と見込んで参入する。
でも、リーマン・ショック以降は分からないような気がするなぁ。
終身雇用の崩壊により
人材の流動化が当たり前になってきたことで
企業側も求職者側もお互いにマッチングする人材や職業を必要に応じて探す機会が
増えまたのが求人サイトが勢力を拡大した背景です
そしてどの業界も、収益化しやすいところには次々と参入していきます
求人サイトは求人を出稿するのは企業です
企業が顧客になるということは
金銭にやり取りを伴いますので収益化しやすくなります
現在は次々参入してきていることからこの市場も、
競争が激しく、また飽和状態になってきています
求人サイトに関わらず
どういったサイトでも、
最初にユーザーを抱え込んだところが
主導権を握ります
このことからヤフーのトップページから大量のトラフィックを送り込んだ
リクナビ
また上場によって知名度を上げたエンジャパンなどはこの分野では上位3強です
今から新規でサイトを立ち上げるには、
コンテンツである求人広告を企業に出稿してもらうために
ユーザー数という具体的な数値が必要です
こういった先行サイトに追いつくには
つまりサイトを作っただけでは、集客力もなく
チラシの裏と同じ状態ですので
まずトラフィックを増やすために
大規模な広告を
ヤフーなりMSNなりのポータルサイトに打ち
認知度の向上、ユーザーの確保が必要となり
ランニングコストは大きくなります
最近見かける求人サイトは、
アフィリエイト広告に誘導する求人サイトが多く
Aという求人サイトをクリックすると
リクナビやエンジャパンなど大手求人サイトに飛び、
Aサイトの運営者は
手数料をもらうというビジネスモデルが大半です
これならば、自前のコンテンツ(求人情報)を持たなくても
収益を狙うことが出来ます
ローリスク、ミドルリターンを狙えます
答えになっていませんね