リピーターは通るたびにイーサーネットフレームのヘッダの前のプリアンプルと呼ばれる部分が
削られていきます。プリアンプルがなくなってしまうともはやイーサーネットパケットではないため、
段数制限が設けられています。
スイッチングハブでは、受信したイーサーネットフレームをそっくりそのまま出力するので、
このようなことはおきません。
リピーターを改したネットワークでは、その両端から同時にパケットを送出したときに
ちゃんとパケットが衝突するよう、許容遅延時間(ケーブルの長さ、リピーターの台数)が制限されています。
スイッチングハブ接続の場合は、一般的にはコリジョンドメインは分離されるため、これらの制限は
なくなります。
リピータハブの場合は信号を単純に増幅して全てのポートに流します。
イーサネットでは元々CSMA/CD(搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式」)というのを使用していました。
http://e-words.jp/w/CSMA2FCD.html
これは回線が空いているか確認し一度信号を流して、ぶつかればランダムな時間待って再送するという方式です。
信号のコリジョン(衝突)を検出するため、遅延時間が一定値以下になるよう、信号線の長さとリピーターハブの段数に制限をかけていました。
スイッチングハブの場合はMACアドレスを認識し、ピアツーピアで接続するため、コリジョンが発生しません。
そのため段数の制限がなくなっていたのだと思います。
間違ってたらすみません。
ルーチングテーブルをもって、ピアツーピアで接続するからです。
ルータはIPアドレスですが、スイッチングハブは、MACアドレスというところが違うだけで
動作は同じだからです。
しかしながら、スイッチングハブは7段ぐらいまでが理想です。
制限がないというのは、あくまで理論上だけで実際には、実用上の制限が発生します。
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