放射性物質から被爆することはありえます。
厳密に言えば、我々は常にミューオン(宇宙線)より被爆を受けています。
http://otonanokagaku.net/issue/lab/vol8/index04.html
気にするレベルではありませんが、プラスティックシンチレータと光電子増倍管で、
結構簡単に測定できます。物理系の学生実験でよくあると思います。
また、岩石や鉱物を掘っていて知らない間に放射性物質から被爆することもありえます。
(これも掘らなくても掘ってくれている場所があるので被爆できます。)
岡山県のウラン鉱山である人形峠です。ここを掘れば・・。
実際に行ってみると、坑道を見学することができます。
http://www.jaea.go.jp/09/xningyo/tenjikanHP4page.html
この時点で被爆しています。ガラスで防げるものではありません。
アルファ線はガラス面をインクで書くだけで止められるのですが。
蛇足ですが、ほかに積極的に被爆するためには、KEKに行くとよいでしょう。
http://www.kek.jp/ja/index.html
30秒とか、1分とかそういう時間しかいってはいけないゾーンがあります。
年上から入るしきたりがあります。
日本でも岡山県・鳥取県の人形峠鉱床や、岐阜県土岐市の東濃鉱床が発見されたが、資源量過少により開発されなかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%84%B6%E3%82%A6%E3%83%A...
このあたりを掘れば、被爆することもありうるでしょうね。
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ラジウム温泉、トロン温泉、ラドン温泉
http://noraneko-furo.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_c27b.ht...
少なくとも日本においては、天然に存在する放射性物質で、その場に単純に存在するだけで、
放射性物質として被爆して問題になるようなレベルのものは、
自然界には、存在はしないように思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%84%B6%E3%82%A6%E3%83%A...
日本にも、天然ウランの鉱脈がありますが、その場にずっと居ない限り、
健康上被害を受ける程では無いのではないでしょうか。
むしろ、それよりずっと放射線の少ない劣化ウランでも、採掘による作業等で、
粉末状になったり空気中に飛散して、体内に摂取されてしまう事の方が問題であると思います。
(体内に摂取=一生被爆を受け続ける)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%82%A6%E3%83%A...
http://www.aomori-hb.jp/ahb2_03_01c_seika.html
なので、鉱脈で採掘等の作業をするのであれば、マスクをしたり、
検出する機器で常時モニターする等、その場合は十分な注意が必要だと思います。
ありがとうございます