・回答1回につき、作家名は1人だけ、その作品は3つまでとします。
(シリーズは1つと数えてもOK。)
・作家さんごとにツリーができるようにぶらさがってください。
・小説家に限定しますが、挙げる作品にエッセイなどが含まれてもOKです。
・解説付き大歓迎◎
は、すごく良かった。戯曲の形式が珍しく、印象に残ってます。/スタインベックの作品は他に短編集をひとつ読んだくらいですが、死が、人間の生活の近くに存在する手ごたえのようなものを感じます。
⇒家康以前の松平家から始まって、小牧・長久手あたりまでの家康まで
⇒松平容保ほか幕末の短編集
河井継之助
歴史の見方という意味では大きい影響を受けましたね。
この人の作品は書き出しが好きだったりします。
ライトノベルに詳しく無いので断言できないですけど、あれはライトノベルという括りにするにはちょっとヘビーな内容の気がしますね。いろいろな意味で(笑)
『覇王信長伝』信長が本能寺を生き延びたという設定の架空戦記。佐藤大輔作品の中では一番好き。
ところで、『皇国の守護者』はライトノベルなんですかね?
司馬遼太郎氏の時代物や幕末ものは言うこと無しで読みやすく面白いのでどれも好きです。
その作品群の下調べの延長線上にある旅行系のシリーズで『街道をゆく』は、
各地の文化・歴史・風俗・食べ物・人々・景色などを広く深く著してあり、
読んでいてその土地の空気や風を感じることができるような気がする素晴らしいシリーズです。
旅行前に読むと旅先での視線が違ってくると思います。
旅に出る予定がなくても、読んでいて十分以上に楽しめる奥深い書物です。
2008年に新しい文庫版も出ています。
古い文庫版でしか読んでおりませんので最新版との差違をお伝えできませんが
主要部分は同じだと推測しております。
1. 甲州街道、長州路ほか
2. 韓のくに紀行
3. 陸奥のみち、肥薩のみちほか
4. 郡上・白川街道、堺・紀州街道ほか
5. モンゴル紀行
6. 沖縄・先島への道
7. 大和・壺坂みちほか
8. 熊野・古座街道、種子島みちほか
9. 信州佐久平みちほか
10. 羽州街道・佐渡のみち
11. 肥前の諸街道
12. 十津川街道
13. 壱岐・対馬の道
14. 南伊予・西土佐の道
15. 北海道の諸道
16. 叡山の諸道
17. 島原半島、天草の諸道
18. 越前の諸道
19. 中国・江南のみち
20. 中国・蜀と雲南のみち
21. 神戸・横浜散歩、芸備の道
22. 南蛮の道I
23. 南蛮の道II
24. 近江散歩、奈良散歩
25. 中国・閩のみち
26. 嵯峨散歩、仙台・石巻
27. 因幡・伯耆のみち、檮原街道
28. 耽羅紀行
29. 秋田県散歩、飛騨紀行
30. 愛蘭土紀行I
31. 愛蘭土紀行II
32. 阿波紀行、紀ノ川流域
33. 白川・会津のみち、赤坂散歩
34. 大徳寺散歩、中津・宇佐の道
35. オランダ紀行
36. 本所深川散歩、神田界隈
37. 本郷界隈
38. オホーツク街道
39. ニューヨーク散歩
40. 台湾紀行
41. 北のまほろば
42. 三浦半島記
43. 濃尾参州記
画像省略
qwer-asdfさんがおっしゃるように、橋本治氏は本当に頭が良い人だと思います。
そして不思議な人と思います。
エッセイものや評論も非常に好きなのですが、
ここでは気に入っている古典もの3作品をご紹介させて下さい。
窯変源氏物語 1~14 1991年-1993年 (文庫有り)
絵本 徒然草 上・下 1990年 (文庫有り)
桃尻語訳 枕草子 全3巻 1987年-1988年 (文庫有り)
窯変源氏物語は源氏物語の内容を知っている人が読むと より一層楽しめると思います。
主人公である光源氏が語っている形式で心理描写も非常に深く鋭いです。
絵本 徒然草 は挿入画が子供向けではなく味わいのある田中靖夫氏画で、
軽快でわかりやすい橋本氏の現代語訳のアクセントとなっています。
桃尻語訳 枕草子 は、弾けすぎと思えるほど現代若者語による訳で、
内容説明も現代に則して記述があるので古典として読まずとも楽しめます。
ノルウェイの森、風の歌を聴け
処刑の部屋
太陽の季節
完全なる遊戯
とにかく欲望に目覚めさせてくれる
蜘蛛の糸 の衝撃
トロッコ の心象風景
鼻 のもつ短編小説の真髄
そして五人がいなくなる
一番好きなのは小説ではなくて「小生物語」だったり(これだけ読んでも微妙かな)。虚実の混ざり具合とか、あとがきのノリが好きです。/「暗いところで待ち合わせ」いいですね。
いくらか読みましたが、最初に読んだ「コインロッカー・ベイビーズ」がずっと、自分の中での不動の1位。衝撃的でした。
だけ読みました(以前、地下鉄の貸し本コーナーでたまたま発見)。/古いから馴染みにくいかと若干身構えていたんですが、すごく面白かったです。/もうだいぶ昔に書かなくなってしまったんですね。サリンジャーも…
小学校の先生で、児童に本を薦めているうちに自分も作品を書き出した人。
『ぼくと未来屋の夏』
『僕と先輩のマジカル・ライフ』
あたりのちょっと不思議な雰囲気が好きですね。