前の法王は柔軟な発言が多かったですが,今の法王はそんなに固いのでしょうか?
今のベネディクト16世は、もともと「固い」というか、かなり保守的な人物です。
それ故に、カトリック世界の外側から見ると、「柔軟性に欠ける」という印象も
あるでしょう。しかしこれは、逆に言えば、「伝統的なカトリックの教義に忠実である」
とも言えます。そのような視点からみれば、尊敬に値するのはいうまでもありません。
とはいえ、ちょっと時代の流れからすると、ちょっと保守的すぎるかな、とも思われます。
なお、「法王」ではなく「教皇」です。この名称はごちゃごちゃにされてますが、
日本のカトリックの公式見解は「教皇でお願いします」、です。
今のベネディクト16世は、もともと「固い」というか、かなり保守的な人物です。
それ故に、カトリック世界の外側から見ると、「柔軟性に欠ける」という印象も
あるでしょう。しかしこれは、逆に言えば、「伝統的なカトリックの教義に忠実である」
とも言えます。そのような視点からみれば、尊敬に値するのはいうまでもありません。
とはいえ、ちょっと時代の流れからすると、ちょっと保守的すぎるかな、とも思われます。
なお、「法王」ではなく「教皇」です。この名称はごちゃごちゃにされてますが、
日本のカトリックの公式見解は「教皇でお願いします」、です。
第一回答者に付け加えて言うと、前教皇がポーランド出身で、常に歴史的に抑圧を受けて来た側の国の出身者で、気さくな性格と言うコトもあり人気が高かったが、現教皇はドイツ出身でどうしても色眼鏡で見られる部分は多い。
但しソレだけでなく、教皇自身の言行によるトラブルは、コンドーム問題だけでなく、就任以来幾つか起きている。
もしかすると、「薔薇の名前」のような事件は、コンナ教皇の時に起きるのカモ。
朝日新聞 司教の破門解除問題
ローマ法王「説明が不十分だった」2009年3月12日21時44分
【ローマ=南島信也】ローマ法王ベネディクト16世は12日、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を疑問視する発言をした司教らの破門を解除して批判を受けている問題で、「私が深く後悔している過ちは、(破門解除の際の)説明が不十分だったことだ」とする書簡を出し、事実上謝罪した。5月のイスラエル、パレスチナ自治区訪問を控え、一連の問題の収束を図る狙いがある。
法王は今年1月、教義上の理由で破門された超保守派の司教4人の破門を解いた。ところがその1人で英国人のリチャード・ウィリアムソン司教が昨年11月、スウェーデンのテレビインタビューに答え「ナチスのガス室で殺された者はいない」とホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定していたことが分かり、イスラエル政府やユダヤ人社会が激しく反発していた。
法王は書簡で「情報には大きな注意を払わなければならないことを学んだ」とし、事前の情報収集が不十分だったことを認めた。さらに「お互いの無理解を乗り越えて信頼関係を築くために、ユダヤの友人たちが助けてくれたことを感謝する」とも述べ、ユダヤ人社会に対する謝意を示した。
法王は5月8~15日にイエス・キリストの死と復活の地とされるエルサレム、キリスト生誕の地とされる自治区ベツレヘムなどを訪れ、ミサを行う予定だ。
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