割り箸の1本当りのCO2使用量、もしくは、森林伐採に対する懸念事項等を教えて下さい。
また、プラスチック製のスプーンにかかるCO2の使用量も教えて下さい。
マイ箸についての資料を作成しており、マイ箸を使用することで得られるエコロジーについての
数字で表せられる情報を探しております。
参考になる情報、サイトを教えて下さい。
1日に1膳4gの割り箸を使わなかった場合 8gの炭酸ガスを削減できます。
プラスチックの場合はわかりませんが、
1枚6gのレジ袋を1日に2枚もらわなかった場合 50g なので、スプーンの重さを2.4gとしたら、10gだと考えられます。
CO2使用量⇒CO2排出量ですよね。
「割り箸から出来る二酸化炭素削減法」によれば、一膳の割り箸から二酸化炭素が9.35g発生するといいます。
環境情報データベースによれば、廃プラスチックの二酸化炭素排出係数 は2.442ですから、スプーン1個の重量が20gだとすると、約48グラムの二酸化炭素を排出します。
ただし、マイ箸がエコかどうかというのは非常に微妙な問題です。
割り箸やプラスチックスプーンは焼却することで熱エネルギーになり有効利用されます。もしエネルギー収支が平衡していたとすると、割り箸やプラスチックスプーンが減った分のエネルギーを補うため、別の何かを燃やさなければなりません。となると、結局、二酸化炭素排出量は減りません。
もし、不足分の熱エネルギーを原子力で代替しようとするなら、たしかに二酸化炭素は出しませんが、それより扱いにくい放射性廃棄物が出ます。太陽熱で代替したり、風力発電で代替するという方法もありますが、莫大な費用がかかり、二酸化炭素(建設に必要な重機が排出する二酸化炭素など)も排出されます。地熱は一部の地域でしか使えませんし、そもそも火山は莫大な量の二酸化炭素を排出しています。
私もマイ箸を持っているのですが、これは気分の問題で、本当に二酸化炭素排出量を減らそうと考えるなら、エネルギー消費量を減らすことが一番だと思います。
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