なお条件として、改造元のオープンソースプロジェクトは英語圏のもので、数年前から休止状態になっています。
また新たなプロジェクトで行う改造は、既存の機能を壊さずに新機能を追加したり、コードの最適化を進めたりする程度のものになります。
ライセンス周りで他に気をつける必要があるのは、LGPL と互換性のないライセンスのソースコードを
取り込んでしまわないように気をつける必要があります。
たとえば GPL のソースをコピペしたら、GPL にする必要があり LGPL は維持できなくなります。
また、MPL (Mozilla Public License) や CPL (Common Public License) とも互換性がありません。
ライセンス以外の OSS プロジェクトの政治的な話としては以下の記事が参考になると思います。
情報ありがとうございます。
必要ないかとは思いますが和訳へのリンクを張っておきます。
LGPL2.1
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FGNU_Li...
ただし、法的に有効なのはWikiPediaでも和訳でもなく、LGPLの原文である点に注意してください。
元のソースはおそらくLGPL2.1ではないかと思われますが、今後LGPL3.0で配布したい場合には、「複製、頒布、改変に関する条件と制約」の13.に従う必要があります。
元のソースでそのようなライセンス変更を許可していない場合、勝手にLGPL3.0を適用することはできないようなので、単に新しいバージョンだからと乗り換えてしまわないように注意する必要があります。
指摘の方ありがとうございます。なるほどバージョンの問題があるのですね。
ライセンス周りで他に気をつける必要があるのは、LGPL と互換性のないライセンスのソースコードを
取り込んでしまわないように気をつける必要があります。
たとえば GPL のソースをコピペしたら、GPL にする必要があり LGPL は維持できなくなります。
また、MPL (Mozilla Public License) や CPL (Common Public License) とも互換性がありません。
ライセンス以外の OSS プロジェクトの政治的な話としては以下の記事が参考になると思います。
詳細な情報ありがとうございます。
また後半の運営にかかわる情報も非常に勉強になります。
ライセンスと原作者の名誉でしょうか.前者は,実社会で身を守るために必要ですし,後者は OSS 界で(自身の)評判を守るために必要です.
ライセンスに関しては,LGPL であればライセンス条件を変更せずにソース公開をする限り,常識的な範囲で作業していればそんなに気をつかう必要はないのかな,と思います.(L)GPL は,ライセンス条件の維持+ソース公開をする限り,派生物の作成に対してとても「ゆるやかな」ライセンスですので (元々が派生物に対してライセンス条件の維持とソース公開を求めることが目的のライセンスなので当然ですが).
原作者の名誉については,上記で言及されている「ノウアスフィアの開墾」にありますように,OSS 界における経済上の利益 (≠金銭上の利益) の第一に相当します.「プロジェクトを乗っ取って原作者が得られるべき名誉をかすめ取った」ように見られないようにするために,ある程度のお作法が必要になると思われます.
「英語圏のもの」「数年前から休止状態」以上に情報がないので答えにくいですが,一般的には,
という手順でしょうか.
あと,公開するときの名前をどうするべきかが思案のしどころだと思います.「<元の名称>-<あなたの名前>-patch kit」など,コードのベースは原作者の方 (プロジェクト) の成果物であり,そこに対するあなたの貢献をマージしたものを公開する,ということを明示するのが,おそらく最も「上品」なやり方でしょうか.名前を全く変えてしまうのは,たとえば私の感覚だとちょっと品がないかな,と思います.また,同じ名前でバージョン番号だけを上げるのは,原作者の方から明示的に了解が得られたときだけにしておいたほうが無難と思います.
以上,ご参考になりましたら.
アドバイスありがとうございます。まさに自分が求めていた回答の1つです。
非常に勉強になります。
詳細な情報ありがとうございます。
また後半の運営にかかわる情報も非常に勉強になります。