これにより、新しいビジネスモデル、新たな方向性が生まれるのでしょうか?
今後のコンビニ弁当の形、将来について意見をお願いします。
セブン側、弁当製造側の立場に立った場合での、発展的な意見をお願いします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000001-jij-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20090623/20090623-00000077-nnn-bus_all.html
独占禁止法違反と認定されたことで、セブンイレブンは、これまで加盟店に
全て負担させていた、食品ロスの費用を15%負担するみたいですね。
このことで、今後は、食品のロスが出ると、加盟店のみならず、本部も
損失が出ることになります。そこで、ますます発注精度を高くするための
改善が生まれるのではないでしょうか。
さらに、食品についてロスが出ないように保存料などを用いるという
方法は使いにくいので、AMPMのように冷凍弁当が導入される可能性もあるでしょう。
しかし、セブンイレブンの創業者である鈴木氏の考え方からすれば、
基本を徹底するということを強調されると思われます。
よって、今まで以上に売れ筋の弁当を作るとか、
廃棄をしても利益が出るような高付加価値の弁当を地道に開発する
といった方向になるでしょう。
むしろ、セブン以外の体力の弱いコンビニで、本部が食品ロスの費用負担を
することで、経営体力が低下し、コンビニの業界再編につながるといった
方向が生まれる可能性があるでしょう。
加盟店の側とすれば、堂々と弁当を見切り販売することができますが、
今後は、どのタイミングでどの程度の値引きをするのが最も売り上げと
ロスのバランスが取れるかということが研究の対象となるでしょう。
データ分析に優れたセブンなので、加盟店、本部が一体となって、
望ましい値引きの割合やタイミングといった点を研究して
利益の最大化を目指すのではないでしょうか。
変化は常にビジネスチャンスと考えられます。
コンビニは、従来の小売より一歩進んで、POSシステムという、とてつもないオンラインシステムのもと、
必要な時に必要な在庫を仕入れることで機会損失を最小にすることができました。これは小売の歴史からみてもすごいことです。
それでも、完璧にロスをなくすことまではできなかったわけですね。
これのしわ寄せが店舗側にかかっていたわけですよね。
普通に考えると、これまで少なくとも地域ごとにいつでも一定の価格で提供されてきたコンビニ食料品は、
さまざまな料金体系で提供されるようになると考えられますね。
本部との契約のせいで機会損失を余儀なくされてきた店舗側は、
売上を伸ばすチャンスが出てくるでしょうし、値引き品の需要は高いと思われます。
一方で、本部側は、今回の件でとくに利益が減るわけではありません。従来どおりのロイヤリティ収益を維持できます。
なので、本部側が、店舗側の判断で値引き品販売をオープンに始めることにたいして、
どのような方法でコンビニブランドを維持してゆくかアイデアの出しどころでしょう。
すでに各コンビニは独自の低価格のプライベートブランドを開発して、廉価なイメージづくりには着手しています。
「お弁当値引中」「値引のお弁当あります」などの表示を店の外の人にも見える様な表示(電光掲示板や表札式の看板)を立てて、集客力のアップに繋げる。
「コンビには賞味期限前の値引がない」と敬遠していたお客を店の中に誘導させる事はできるでしょう。(買い物をするかどうかは「?」)
15%の負担という数字を聞いて、ぱっと考え付くのが以下の2点です。
・下請けの弁当製造業者に納入価格を下げさせる
・販売店への卸し価格を上げる
これならば会社の(言い換えれば役員の)体質を変えずに15%の負担を帳消しに出来そうです。
トーハンを例に挙げるまでもなく、いまや下手なことをするとすぐに炎上します。
セブンイレブンのためにも私の予想が外れる事を祈るばかりです。
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発展的意見=体質改善への展望 と定義するならば、もう一歩踏み込まないとダメでしょうね。
体質改善をさせるには、どう転んでも帳尻が合わせられない負担(多くの人が平等だと感じる負担)を課すしかないでしょう。
つまり50%以上の負担です。
本社には優秀な人材が揃っていることと思いますので、負担が増えれば素晴らしい対策を考え付くに違いないと思います。
スーパーなどは見切り販売をしてますので、今まで高くて特に主婦に倦厭されがちだったコンビニ弁当を見切り売りすればそれなりに収益は見込めるのではないでしょうか?
コンビニ従業員も安くなれば買う人も多くなるだろうし。
コンビニの廃棄処分の量もtレベルですので、今まで大量の無駄といえば無駄ですので、その辺の環境配慮に力を入れるという方向転換したとかなどをCMなりでイメージ戦略を立てていけばむしろ収益はいい方向に向けると思いますが。
改善目標は単純です。
弁当の配送の回数を増やす。もしくは、賞味期限を延ばせる商品の開発をする。
冷凍は極端ですが、酢飯やワサビシートの活用などが考えられるのかも知れません。
これにより、予測の精度向上、小ロットによる過剰在庫の防止、が期待できます。
弁当の作り方もかわるでしょうね。
でも、こういうことを考えねば、本部とフランチャイズの両方は幸せになりません。
いずれかの点でブレークスルーが起きるでしょう。
創業した鈴木氏の主張していた収益構造のウソとフランチャイズいじめは、ほぼ周知の事実となったので、今後、付け焼刃的じゃない、マジメな改善がコンビニ業界で行われることを期待したいです。公正取引委員会は正しいことをしたと思います。
15%を負担することにしたようですが、そのかわり過剰発注自体を15%減らせばいいわけで、廃棄の多い店には発注の割り振りを制限するとかすればいいかと思います。
ただ、製造側の打撃はどうやっても避けられませんね。
>セブン側、弁当製造側の立場に立った場合での、発展的な意見をお願いします。
弁当製造側に、セブン側の今回の負担増を押し付けると思うので、弁当製造側は大変でしょう。
ということで、セブイレブンの弁当は1,2割ほど徐々にアップしていくと思います。
半額で売る店は今はよいけど、今後だんだん利益が減っていって、最終的にはこういう店は
淘汰されると思います。
コンビニの定価販売によるデメリットを補うために、最近はポイントカードや
会員限定価格などが導入されていますが、見切り販売もその延長線として
顧客増に寄与すると思います。
コンビニでバイトしたことがありますが、店長はお弁当の発注数にいつも頭をかかえていました。
発注過多になると損が出るし、売り切れ状態だと機会損失につながる。
見切り販売できるとなれば、店側も少し強気の戦略が取れるようになるので
業界的にはメリットが出るのではないでしょうか。
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