キャリア5年で普段はLAMP環境で開発しています。
Webエンジニアの皆さんにお聞きしたいことがあります。
墓の中まで持っていきたいおすすめの技術書ってありますか?
僕はもともと技術や知識の習得に貪欲なタイプではないのですが、
特に最近、さらにその意欲が薄れてきているなぁと感じています。
どうしてだろうと自問してみて思いついたのが、
今まで技術に関する名著に出会っていないということでした。
なんとなくインターネットが好きでWebの世界に身を置きましたが、
よく考えてみると、今までエンジニアで仕事をしていく上で、
ちゃんとした夢や希望や目標を持ったことはないかもしれません。
この技術書がなければ今の自分はなかったかもしれない、
と思わせてくれるような名著に出会った経験がある方、
ぜひその著書を教えてください!!
技術書ではないですけど…
「こんにちはマイコン」 すがやみつる著
ですかねぇ。
これがキッカケで、エンジニアになることを目指すことになったし。
こんにちはマイコン―まんが版 (1982年) (ワンダーライフコミックス)
回答ありがとうございます。
エンジニアを目指すきっかけになったものがあるというのはそれだけで素敵ですね。
うらやましいです。
機会があればぜひ見てみます!
もし、手に入るならという条件付きですが ASCIIの創刊号、
もしくは、エンサイクロペディアアスキーの1冊目。
まだまだ技術書自体が世にあまりなかった時代でしたから、
子供ながらに将来手にすることを夢見て何度も読み返してました。
(阪神淡路大震災の時に実家が大変な事になり、
全て破棄となりました・・・泣)
回答ありがとうございます。
小さいころからコンピュータに興味がおありだったんですね。
>子供ながらに将来手にすることを夢見て何度も読み返してました。
いいですねぇ。想像するだけでほっこりした気分になります。
まだ僕が生まれていないときの本ですが、
その時代の少年に夢を見させたその本をぜひ手にとってみたくなりました。
(阪神淡路大震災は思い出の品まで奪ってしまったのですね・・・、改めてその被害の大きさを認識しました。)
天文計算入門―球面三角から軌道計算まで (1978年) (天文ライブラリー〈7〉)
ここに登場する行列式を数値演算できるようにしたのが、すべての始まりでした。
プログラム電卓を買うために小遣いやお年玉を貯める一方、中学生には難解な三角関数や微分方程式の解き方を一生懸命に勉強した記憶があります。
――でも、こんな本を他人に紹介したところで、「ふーん、そうなの」で終わっちゃうと思うんですよね。
振り返ってみて、この本を読んで一番役に立ったと思うのは、プログラムの組み方も、出てくる結果も、どこにも正解が書いてなかったということでした。電算機の参考書ではないので当たり前なのですが。
最終的にハレー彗星の位置予報を算出するのが目的だったのですが、それが正しいことを確認できたのは6~7年先の話(1986年に地球に最接近)――その頃には、もう、大型計算機のプログラムを書いていましたけど(笑)。
もう1つ、いまでも役に立っていることは、物心ついたときから世界時ベースでプログラムを書いていたことです。観測班は世界中にいますから、世界時でないと足並みが合わないからですね。
うちのホームページの「時刻の話」にも書いていますが、インターネット時代になって、さらに時刻の重要性が高まっています。
私はお世話になったこの本を、いまでも本棚の一番目立つところに置いてあります。
回答ありがとうございます。
中学生でもう自らの意思でそんな難しいことをやっていたんですか!!
>でも、こんな本を他人に紹介したところで、「ふーん、そうなの」で終わっちゃうと思うんですよね。
いえいえ、そんなことはないです。
こういう経験談を聞くのが僕は好きだし、感動もするし、できれば今からでも僕もそういう経験できないだろうかと思います。
いくつか回答をいただいて気づきましたが、僕がこの質問で得たかった回答は、
著書名ではなく、そういう経験談や逸話だったのかもしれません。
>私はお世話になったこの本を、いまでも本棚の一番目立つところに置いてあります。
素敵です!
回答ありがとうございます。
なるほど、Amazon評価もはてな評価もすごく高いですね。
そういえば、僕は学生時代まで文系だったというのもあるかもしれませんが、
プログラミングについてちゃんと考えたことはないような気がします。
オブジェクト指向だとかフレームワークだとかいう以前にこの本を読むべきかもしれません。
これは即買います!
墓まではもっていきたくないですが、
>この技術書がなければ今の自分はなかったかもしれない、
小学生のときみつけたすがやみつる氏の「こんにちはマイコン」がパソコンとの出会いでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A...
そのすこし後、念願のPC6001を手に入れ、一緒に購入した
「みんなでつかおうBASIC」
でBASICを、「PC‐Techknow 6000」でマシン語(コンパイラを持っていなかったので”手アセンブル”でした。巻末のマシン語コマンド対応表がアツイ。)とコンピュータの基本構造を覚えました。
「http://www.amazon.co.jp/PC%E2%80%90Techknow-6000-Vol-1-%E3%82%A2...」
この3冊がなければコンピュータとかかわることはなかったでしょうね。
余談ですが、PC-6001版の名ゲーム「ポートピア連続殺人事件」で鳴る効果音はすべてPC-6001の付属説明書と「みんなでつかおうBASIC」のサンプルコードそのままでした。いまや偉人のドラクエ堀井氏もこれらをみながら一生懸命BASICを組んだのでしょうねー。
回答ありがとうございます。
「こんにちはマイコン」を挙げられたのはrandkさんでお二人目です!
相当影響力があったのだろうと推測できますね。見てみたいなぁ。
>いまや偉人のドラクエ堀井氏もこれらをみながら一生懸命BASICを組んだのでしょうねー。
へぇ。それは面白い!今さらながらBASICに興味湧いてきました・・・
> まだまだ技術書自体が世にあまりなかった時代でしたから
ASCII が技術書? はぁ?? この人、創刊号を読んだこと無いんじゃないかな。
それとも、「I/O」とか「トランジスタ技術」を知らないのかな。
あればいいなと思って質問してるわけで・・・