三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎に関して、面白い情報や逸話を教えてください。幼少時代のエピソードなど、特に歓迎です。
ただし、ちょっと検索したりウィキペディアで入手できるレベルの情報、本宮ひろ志『猛き黄金の国』やみなもと太郎『風雲児たち』、南條範夫『暁の群像』や司馬遼太郎『竜馬がゆく』を読めばわかる程度の情報には、それほど高いポイントはお渡しできません。当方はリイド社『コミック乱』誌上で時代劇漫画の原作や、日本文芸社より『世界の王朝興亡史』という本を上梓しておりますので多少は歴史の知識はあり、上記の本は一通り目を通しています。
自分が知らなかったようなネタ(書籍や資料の紹介も含む)を提供してくださった方には、100ポイント差し上げます。
歴史にお詳しいとのことですので、もうご存じとは思いますが、
逸話を調べるなら、国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で人名検索をかけるのが、
もっとも手っ取り早いです。
あまたある「こぼれ話」系の古書の目次から拾ってくれる上、
すぐに見れますので、こんな便利なことはないです。
また、明治期の人物の逸話でしたら、人物研究の泰斗、森銑三の『明治人物逸話辞典』および
『森銑三全集』(第一期第二期)の索引が大変便利です。
『逸話辞典』は、私も部屋のどこかにありますけれども、見つけるのに一時間はかかりそうなので、
具体的に岩崎弥太郎の何が出てるか、は教えられませんが。
岩崎邸の南側に用意されたテラスには3ッの押しボタンが用意され、それを押すとビールが届けられる仕組みになっていた。
ビールネタは以前地ビールの話を書こうとしていろいろ調べたので、これは知っていました(知り合いが地ビールを作っていた物で)。すいませんが10ポイントです。
ご質問に挙げられている本に掲載されている内容かどうか分かりませんが。
岩崎彌太郎は、イギリスの貿易商トーマス・ブレーク・グラバーに説得され、ジャパン・ブルワリーを設立しました。現在のキリンホールディングスの原型です。そしてドイツからビール職人を召還し、ラガービール「キリンビール」を発売しました。
このとき以来キリンビールのラベルとなっている麒麟は、グラバー邸のコマ犬をモデルにしたと言われています。
その後、グラバーは三菱の終身顧問となりました。また、キリンホールディングスは、現在も三菱グループの一翼を担っています。
上と同様、ビールに関してはちょっと勉強したので、この話は知っていました(元キリンの研究者だった知り合いがいます)。上の回答より踏み込んだ内容なので、20ポイントです。
歴史にお詳しいとのことですので、もうご存じとは思いますが、
逸話を調べるなら、国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で人名検索をかけるのが、
もっとも手っ取り早いです。
あまたある「こぼれ話」系の古書の目次から拾ってくれる上、
すぐに見れますので、こんな便利なことはないです。
また、明治期の人物の逸話でしたら、人物研究の泰斗、森銑三の『明治人物逸話辞典』および
『森銑三全集』(第一期第二期)の索引が大変便利です。
『逸話辞典』は、私も部屋のどこかにありますけれども、見つけるのに一時間はかかりそうなので、
具体的に岩崎弥太郎の何が出てるか、は教えられませんが。
森銑三のほうは知っていましたが、国会図書館の方は、知りませんでした。
有用な情報ですので100ポイント差し上げます。
岩崎弥太郎は、浮気をしなかった、らしい。
老後、奥さんから、「あなたの妻で、女性問題で苦労しなかったのは、幸せだった」みたいなことを言われた、らしい。
(うるおぼえで、すいません……)
細部が曖昧ですが、意外な一面ということで漫画のネタになりそうな逸話ですね。50ポイント差し上げます。
眼力
氷川清話か海舟座談に載っていた勝海舟の話によると、明治の頃に勝が一度身分を隠して岩崎弥太郎の屋敷に昼飯をご馳走になりに行った。
帰り際になって見破られ、引き止められた。
それから夜中まで話こんだという。
何を話したかは不明。
上の話と関連するかは不明だが、勝は郵船の株を買ってかなり儲けたと言う。
インサイダー取引という言葉も無い時代の話。
話した内容があれば100ポイントだったんですが。でも、漫画のネタに使えそうな逸話ですので、こちらも50ポイント差し上げます。
森銑三のほうは知っていましたが、国会図書館の方は、知りませんでした。
有用な情報ですので100ポイント差し上げます。