今、ランダムに1個だけ袋から球を取り出し、球の色を確認します。
取り出した球は袋には戻しません。
この作業を以下の条件で繰り返します。
・球が袋から無くなったらもちろん終了
・袋から黒の球を取り出してしまったらそこで終了
作業を終了したとき、取り出し済みの銀の球の個数をm個とします。
このとき、銀の球がm個取り出されている確率は、
m、nを用いてどのように表されるでしょうか?
※nは自然数
※mは0、1、2、3
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高校くらいの数学(確率)の問題になるかと思うのですが、いろいろ考えるも法則性がいまいち
整理できず一般化できずにいます。考え方、答えをアドバイス頂ければ幸いです。
10月31日(土)19時以降に回答を開き始めますので、ゆっくり考えて頂いて大丈夫です!
どうぞよろしくお願い致します!
この場合、金の球は全く関係ないことに気づけばすぐ解けますね。作業終了に関係あるのは黒の球のみで、金の球は関係ない余分な要素(例えば砂と同じ)と考えると分かりやすいかと思います。
金の球は関係ないから、0個と考えて、
m=0:銀と黒の合計4個から、黒を引く確率25%。
m=1:上記に該当しない残り75%のうち、銀と黒の3個から次に黒を引く確率は、75%×(1/3)=25%。
m=2、m=3:同様に確率は25%。
つまり正解は、「mがそれぞれの個数になる確率は全て25%」
この場合金の球の数というのはまったく関係しないことになります。
なぜなら、金の球が減っても銀の球と黒の球だけに着目するとどちらかを選ぶ確率は変わらないからです。
それでn=0のときを考えてmの場合でそれぞれの確率を出します。
m=0のとき 1/4
m=1のとき 3/4×1/3=1/4
m=2のとき 3/4×2/3×1/2=1/4
m=3のとき 3/4×2/3×1/2×1/1=1/4
すなわち全ての場合、nとmに関わらず1/4になります。
これは、
銀の玉と黒の玉だけの袋から、玉を全部とりだした時、黒の玉が(m+1)番目に取り出される確率
と同じだと思います。なぜならば、
からです。
…書いていて我ながら嘘くさく感じましたので、数学的帰納法で考えますと、金の玉をn個から(n+1)個に増やした時、場合の数は、玉を取り出す前も玉を取り出した後も、同じく(n+1)倍になりますから、結局は確率に変化はありません。
銀の玉が3個で黒の玉が1個なので、並べ方は4通りしかありませんから、確率はn,mによらず、1/4です。
この問題の場合は、これで合っているはずです。
なお、条件に「球が袋から無くなったらもちろん終了」は不要ですね:玉が最後まで取り出されるのは、最後の玉が黒の時だけですから。
銀の球0個、1個、2個、3個の確率は、それぞれ25%です。
まず、黒の球を引いたときに、それまでに取り出した黒の球以外の個数をkとします。
kは0~n+3までのn+4通りの値を取り、それぞれの確率は1/n+4です。
任意のkの時、銀の玉がm個の確率は、
総数n+3の中からk個取り出したとき、銀がm個、金がk-m個の時の確率が、
( nCk-m・3Cm ) / n+3Ck
ですので、
( nCk-m・3Cm ) / ( n+3Ck × (n+4) )
となります。
なお、k=0のとき、m=1になる確率は0です。
また、k=n+2, k=n+3の時、m=1になる確率も0です。
したがって、
n+m
Σ( nCk-m・3Cm ) / ( n+3Ck × (n+4) )
k=m
を求めると、答えが出ます。
ありがとう。
すごいいいです。
n+m
Σ( nCk-m・3Cm ) / ( n+3Ck × (n+4) )
k=m
これですが、計算に大苦戦です!
どなたか助言お願いします!