【追悼抄】著名な故人への追悼文や弔辞で、あなたが心を揺さぶられたものを教えて下さい。

バカボンで有名な赤塚先生の弔辞でタモリが読んだことが印象的でした。

「私も、あなたの多くの作品のひとつ」という言葉、しかもまさか白紙の弔辞でいくとは・・・。

最後にナイスなネタを披露して赤塚先生を見送ったタモリに脱帽でした。

http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/08/post_f5d5.html

タモリの赤塚不二夫さんへの弔辞

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=EEbcF__-jSo

http://www.youtube.com/watch?v=Iy_dq_FSdlo

ﾊﾟﾘｽさん

英語ですけれど、マイケルジャクソンの死にブルックシールズが送った言葉が印象的です。

誰かが死んでしまうのは、本当につらいです…

だけど、思い出をかたっていると、いつの間にか前を向いて歩きだしたくなる。

そんなふうに思いました。

「マイケルの好きな曲は、チャーリー・チャップリンが「モダンタイムズ」で作ったものでした。

曲の名前は「スマイル」。歌にはこんな歌詞があります。

スマイル　心が痛んでも

だから、泣くのをもうやめます。三日月の上に腰かけているマイケルは、こっちを見てほほ笑んでいます。

だから、みなさん笑顔でいましょう」

http://www.youtube.com/watch?v=vXRIpUnH0d8&feature=player_embedd...

http://akogi-rensyutyo.blog.drecom.jp/archive/2048

きたやまおさむの加藤和彦への追悼文。

二人の関係を知って読めば、あえて感情を抑え冷静に書いているところにぐっときます。

http://kodansha.cplaza.ne.jp/e-manga/whatnew/news010601.html

みなもと太郎によるあすなひろしへの追悼文（ページのいちばん下）

たいへん熱い文章で、これを読めば知らない人でもあすな氏の作品が読みたくなってくるはず。

http://www.asahi-net.or.jp/~kx3m-ab/

最後は厳密には追悼文というわけではないのですが、今年34歳で亡くなったSF作家伊藤計劃氏(id:Projectitoh)が、遺作『ハーモニー』で星雲賞を受賞したときのお母様のスピーチです（ページのやや下の方にあります）。私もその場にいたのですがたいへん心を打たれました。

「ジョン・F・ケネディはアメリカをふるい起こさせ（inspire）、ロバート・ケネディはアメリカに異議を申し立てました（challenge）。そして、エドワード・ケネディこそが、アメリカを変えたのです（change）」。

コネチカット州選出の民主党上院議員クリストファー・ドッド（Christopher John Dodd）による弔辞のなかの一節です。

http://blogs.yahoo.co.jp/hisaeorui/archive/2009/9/6

【忌野清志郎さん葬儀】甲本ヒロトさん弔辞（１）「あなたの思い出にろくなものはございません」

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090509/msc09050915...

「私の妹、麗子」浅丘ルリ子さん弔辞

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/29...

【南田洋子さん葬儀】萩本欽一さん弔辞「ばかやろうおやじさんを見守ってあげて」

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/091030/tnr0...

加藤茶「また天国でコントやろう」

http://www.geocities.jp/sousakuhanabi/GoGo/dorifu/dorifu.html

民主党参議院議員山本たかし氏への

自民党参議院議員会長の尾辻秀久（元厚生労働大臣）議員による

国会での追悼演説

事務的な部分も多いのですが

すばらしい内容だと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=SCbhuhos0xA&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Xg3dANg_RfM&feature=related

山田康夫さんへの納谷吾朗さんの弔辞。

「おまえが死んだら、俺は誰を追いかければいいんだ」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E8%B0%B7%E6%82%9F%E6%9C%9...

たまたまＮＨＫの番組で見たのですけど。

小田実さん葬儀での弔辞

http://www.jca.apc.org/~yyoffice/saikin79OdaMakotoSougiChouji%5D...

　うろおぼえの採録。

「あのな、ワシな、しゃべったら泣くさかい、こんなとこでしゃべるの

イヤや云うたんやけどな、しゃーけど、みんながしゃべれしゃべれ云う

よって、しゃべらなあかんようになってもたやんけ。

　こら春蝶、おまえ急に死ぬさかい、ワシな、しゃべらなあかんように

なってもたやんけ、ええかげんにせいよ。ワシな、やっぱり泣けてきた

で、ほんまに……、もっとな、長生きせんかい、アホか、おまえ……」

http://d.hatena.ne.jp/adlib/19930104

　傾聴！ ～ 朝丸から春蝶への弔辞 ～

http://q.hatena.ne.jp/1163645120#a637515　当代三傑 ～ 花の噺家 ～

川村カオリさんの葬儀での、水谷豊さんの弔辞

「カオリちゃん、２８日の訃報を聞いて、冷静に受け止めようとしてきました。そしてできる限り君の笑顔を思い浮かべるようにしてきました。でも少しずつ時間がすぎるにつれて何かがこみ上げてきます。

５月５日のコンサート、あれは奇跡だったと思います。だってあのときカオリちゃんはとてもそんなことができる状況ではなかったはずです。今年に入ってたくさんメールのやりとりをしました。あれは１月、「また家族に心配かけたくないので全部は言えないけど、自分のがんは思った以上に早く広がっている」って、そのとき僕はカオリちゃんがたっていることさえ不思議だった。そしてカオリちゃんは一度も弱音を吐かなかった。その上何通かのメールには「（笑）」と入れてきましたね。きっと心配させたくなかったんでしょう？

３８年間、長かったのか短かったのか、満足のいくものだったのか、それはカオリちゃんにしか分かりません。でもみんなも僕もカオリちゃんにとって素晴らしい人生だったと思いたいです。でもカオリちゃんにとってはちょっと過酷な人生だったかもしれません。過酷さを乗り越えた優しさと明るさと強さがありありました。だから５月のコンサートはそんなカオリちゃんに神様からのごほうびだったと僕は思います。カオリちゃんがその神様からのごほうびに答えるように、力を振り絞り、最後の魂を使い切ったと僕は思いました。

カオリちゃん、僕たちの世界ではいつも会ったとき「おはようございます」と言います。そして別れるときは「お疲れさま」と言います。1つの仕事が終わると「お疲れさま」と言います。労をねぎらって。だから、カオリちゃん、３８年間お疲れさまでした。僕は知っています。カオリちゃんがみんなに愛を与えてくれたこと、カオリちゃんとの出会ったことが宝物です。本当の宝物は光を失うことはありません。

カオリちゃん、本当にありがとう。みんなカオリちゃんを愛しています。カオリちゃん、もう一度、お疲れさま。」

http://aibo0714.blog39.fc2.com/blog-entry-866.html

テロの凶刃に倒れた社会党党首・浅沼稲次郎への池田首相の追悼演説

http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/study/satakamakoto.html

〈日本社会党中央執行委員長、議員浅沼稲次郎君は、去る十二日、日比谷公会堂での演説のさなか、暴漢の凶刃に倒れられました。

　私は、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、全国民の前に、つつしんで追悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手)

　ただいま、この壇上に立ちまして、皆様と相対するとき、私は、この議場の一つの空席をはっきりと認めるのであります。私が、心ひそかに、本会議のこの壇上で、その人を相手に政策の論争を行ない、また、来たるべき総選挙には、全国各地の街頭で、その人を相手に政策の論議を行なおうと誓った好敵手の席であります。

　かつて、ここから発せられる一つの声を、私は、社会党の党大会に、また、あるときは大衆の先頭に聞いたのであります。今その人はなく、その声もやみました・・・・（後略）

スペースシャトル「チャレンジャー」爆発事故に際してのレーガンの追悼演説

・・・シャトル離陸の生中継を見ていたアメリカの学生のみなさんに言いたいことがあります。理解するのはむずかしいとは思いますが、このようなつらいできごとは、時々起こるものなのです。探検、発見といった過程にはつきものなのです。冒険、視野の拡大には起こりうることなのです。臆病な人間に未来はありません。勇敢な人間にのみ未来は開けるのです。チャレンジャーの乗組員はわたしたちを未来に引き寄せてくれました。そして私たちは彼らに続かなくてはなりません。

http://www.hoshinomai.com/challenger/