【二段モーション】で【成績が下がった】とされる投手と、それを裏付ける情報(記事や本人のコメントなど)を探しています。
※単純に年度別成績で【下がった】というのではなく、何かしらの裏づけがある情報を教えてください。
広島黒田、「2段モーション禁止」に問題提起
広島黒田が、来季からの「2段モーション禁止」に問題を提起した。自身の投球フォームは2段ではないものの、現段階では「グレーゾーンと言われている」とフォームを変更すべきかどうか微妙な状態。さらに、投球動作に入る前、足を引いた時に体が止まるのも“2段”とされる厳しさに「それならみんなセットポジションからの投球になってしまう。子供たちが投手に魅力を感じなくなるのでは…」と話した。
三浦投手、藤川投手の他には、石井弘投手(ヤクルト)や岩隈投手(楽天)、クルーン投手(横浜)、土肥投手(同)などが、この足の上げ下げの動作を指摘され、今年からフォームを変えています。
彼らは今、単純に言えば足の上げ下げをなくしたフォームで投げています。基本的にセットポジションで投げる時にはそういう動作はしないのですから、やって、できないことはないと思います。ただ、上体が突っ込むクセがある投手などは、二段モーションで投げることで良くなるケースもあります。普通のモーションだと、足を上げて下ろすと同時に上体も倒れてきてしまう。そこで二段にして一度動きを止めて、真っすぐ立っているのを確認してから、下半身から出ていくようにするのです。
二段モーションで投げていた投手の多くは、そうした意図があったはずです。そういう投手のことを考えると、一方的な規制には首を傾げる面もあります。私個人の考えを言えば、今回の規制の目的が、打者に対して紛らわしい動作をするのを禁止することだというのならば、投げるたびにいつも投げ方が違うというのが良くないことであって、常に一定の動作になっているのであれば、それはその投手の本来のフォームなのだから問題はないと思うのです。
まだシーズンも始まって1カ月あまりですので、影響というのは分かりません。各投手がこれからスムーズに勝てるようなら「これで大丈夫」と思うでしょうし、逆になかなか勝てないようだと、どうしてもリズムがだんだん早く、投げ急いでる感じが本人の中ではしてくるでしょうから、悩むことになるかもしれません。しばらくは推移を見守りましょう。
水野雄仁(みずの・かつひと)
1965年9月3日生まれ。徳島県出身。84年に巨人入団、96年に現役引退。99~01年は巨人コーチ。通算成績は265試合登板、39勝29敗17S、防御率3.10
オフィシャルサイト http://www.awano-kintaro.jp
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近鉄最後のエース・クマもオリックスへのプロテクトを断ってわざわざ秘境の地の球団に行った甲斐がありましたな。創設1年目はその球界再編騒動から調整が遅れ、打線の援護も無く9勝止まり。さらにその翌年には持ち味でもある二段モーションの禁止により、スランプ及び故障過多!
渡辺俊介
http://www26.atwiki.jp/470614/pages/73.html
しかし、2006年シーズンは防御率が常に4点台とやや不安定で低調なシーズンとなり、3年連続の二桁勝利を逃した。与死球はリーグ最多で14個。原因は 2段モーションへの対応がうまくできなかったこととWBCでの早期調整によりシーズンに調子を持っていけなかったことにあるようだ。
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