Basixというビジネスホンのシステムがあるらしいですが、これを導入することについてのデメリットを教えてください。

Ｑ＆Ａ

（１）掛ける事のできない番号がある

Q：Basixパッケージを導入した場合、今利用している他事業者の電話回線は全て休止していいですか？

A:

Basixで発信できない番号への発信や、番号ポータビリティができない0ABJ番号の利用をお望みにならなければ、他事業者の電話回線は全て休止しても利用可能です。

「発信できない番号」についての説明がまったくない。

フリーダイヤル等に電話をかけられないのは当然だと思われるが、

110/119などの緊急通報用の番号も使えない可能性が高い。

（２）安定性は保証されていない

Q：IP電話の音質や安定性は？

A:

SAXA製IP電話機のノイズキャンセラ機能もあり、音質はご好評を頂いております。

安定性は050キャリア並みですが、お客様ご用意の光インターネット回線、お客様宅内のLANの環境によって品質の劣化が生じる場合があります。

NTTひかり電話のような帯域を確保する仕組みがないため、

トラフィックの状態によっては通信出来ないという可能性があるという事ですね。

（３）台数はあまり増やせそうにない。／ルータの性能に依存する部分が大きい

Q：ADSLや光では同時に何人通話が出来ますか？

A:

Basixでは特に同時通話数の制限を設けていません。ただし、お客様がご利用のネットワークにより同時通話数が増える場合、通話品質が低下す場合もあります。

1通話　約100Kbpsの帯域を必要とします、このためA:DSLでは同時通話は数人程度です。

その他、1拠点に電話機が6台以上で同時通話される場合には、お客様側のルータスペックも必要になります。

Q：ファイヤーウォールルータを使いたいのですが？

A:

ファイヤーウォールの機種にもよりますが、DMZポート搭載モデルであれば、そこにIP電話機をつないで頂く以外は、ネットワーク管理者にご相談いただくか、事前にBasixカスタマーサービスにご相談下さい。

メリットとしては導入コストが安めであることと、

受信専用に近い使い方や、内線重視の使い方であれば、選択肢として在り。

この場合、緊急通報等は個人の携帯電話で行えという事になるだろう。

検討理由が、ビジネスホンが欲しいというだけであれば、無し。

0AB-J番号（これは品質が保証できなければ使えない番号でもある）の、

ひかり電話で必要数の番号を契約するほうが長い目で見れば安上がりだし、

信頼もおかれると思う。

（受信専用といっても途中で切れたりしたら心象が良くないしね。）

※以上、あくまでも個人的感想です。

IP電話はときとして音質（遠方や海外）がとても悪くなることがあり、大事な商談の相手だったりするとトラブルになりえます。