それぞれの時代を代表する人気グループと言えば↓こんな感じだと思うのですが、
アーティスト アイドル
80年代 BOOWY 1、チェッカーズ
2、光GENJI
90年代前半 B'z
後半 1、ミスチル 1、SMAP
2、GLAY 2、Kinki kids
2000年前後 モーニング娘
ここ数年 EXILE 嵐
おそらく後の者ほど人気度は縮小していますよね?いわゆる多様化のためか。
あなたがリアルに凄い人気だなーと実感できたのは、どの時点までですか?
具体的な解説もそえてお答え下さい。
チェッカーズ、光GENJI、BOOWYでさえミリオン売り上げはないみたいですからね。
しかしどう考えても大ブームでしたよね。
店頭におけるCDの対LP普及率が100%に達したのは1989年らしいので、
それ以前はレコードのようなメディアでの売上数で比較するのが妥当かと思います。
また、1989年以前のレコードの生産数は2009年のCDの生産数よりも少ないようです。
http://www.riaj.or.jp/data/quantity/index.html
上記の事情を踏まえて、例えば光GENJIのパラダイス銀河が90万枚近くの売り上げを上げていますので、
これは「普及率の高いメディア」での「売り上げが多い」と言えると思うのですが、いかがでしょうか?
レコードやCDの生産総数に対する比率で考えれば、
もしパラダイス銀河が1997年に当時の人気のまま発売されていたら180万枚売れていたと考えるのが
妥当だと思っています。
ただそれでも、おっしゃる通り説明出来ないアーティストもいます。
例えばBOOWYは売上枚数では説明出来ません^^;
ただ、これはあくまで例外的なものとして捉えても良いのではないでしょうか?
BOOWYはレコードの売り上げよりもライブなどによって人気を得たバンドですし。
その点、BOOWYに影響を受けたX JAPANやGLAY等は
ライブで人気を博した上でCDの売り上げも多く、
メディアが普及した後に1990年以降で
「CDの売り上げが少なくて大人気」というアーティストは見当たらないように思います。
私が「すごい人気だなー」と実感したのは
上の一覧の中から答えるならモーニング娘。までです。
(一覧にないところだと安室奈美恵の「アムラー」とか流行ってましたね。)
それ以降は確かに人気の多様化が進んだせいか、
町中どこに行っても○○が大人気!と言う状況は
あまりなかったように思います。
偶然かもしれませんが、
大人気アーティストが少なくなってきた時期(2000年頃)と
CDの売上が落ち始めた時期が一致しています。
CDの売上は過去10年で半数近くにまで落ち込んでいます。
http://www.riaj.or.jp/data/cd_all/cd_all_q.html
CDの売上が落ちてきた原因は何なのかまだ判っていないようですが、
不景気のせいなのか、ダウンロードが主流になっていきたからなのか、
いずれにせよCDのような普及率の高いメディアでの売上が
人気の広まりと直接的に関係があるのではないかと思います。