・温度センサには、http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02051/ (データシート: http://pdf1.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/view/75073/MICROCHIP/TC622EPA.html) を、
・on/offスイッチには、http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02414/ (データシート: http://akizukidenshi.com/download/2sk2232.pdf) を、
それぞれ採用しようと思います。さて、組み立て方や配線は大体わかるのですが、○℃以上になったらスイッチon、同じく○℃以下になったらスイッチoff、という、「○℃」を設定する方法がわかりません。どのようにして設定するのでしょうか?
TC622EPAデータシートの3.1 Trip Point Programmingにそのものずばり記載があります。
TC622EPAの5番ピンを、以下の抵抗で電源(Vcc)に接続せよ、と。
RTRIP = 0.5997 x T 2.1312
Where:
RTRIP = Programming resistor value in Ohms
T = Desired trip temperature in degrees Kelvin.
摂氏50℃ならば、
RTRIP = 0.5997 x ((50 + 273.15)2.1312) = 133.65kΩ
となるそうです。
http://pdf1.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/view/75073/MICROCHIP/T...
の「FIGURE 4-2」がその回路になります。
抵抗「RSET」の値は「0.5997*((摂氏+273.15)^2.1312)」で導き出せます。
抵抗値から摂氏を計算する場合は「(抵抗値/0.5997)^(1/2.1312)-273.15」となります。
この抵抗には殆ど電流が流れないと考えられますが、4.5Vが加わったと過程した場合でも、100kΩですと(4.5*4.5)/100000=0.0002025となりますので、1/6Wでも充分です。
実際には設定したい温度に該当する固定抵抗が存在しない可能性が高いです。
100kΩで摂氏約9度、120kΩで摂氏約34度、150kΩで摂氏約68度、180kΩで摂氏約98度、200kΩで摂氏約117度となりますので、100kΩの固定抵抗と100kΩの可変抵抗を直列につなぎ、100kΩ~200kΩまで自由に設定することが出来るようにするのが理想的かと思います。
これにより摂氏約9度から約117度まで設定できます。
秋月の通販で1/6Wの固定抵抗は100個売りしか無いと思います。
秋葉原や日本橋の電子部品屋さんなら1個から5円程度で売っているところも多いです。
可変抵抗は、容易に設定温度を変えることのできる、
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00247/
や、より正確な抵抗値に設定することのできる
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00262/
などがあります。
すばらしい! ありがとうございます。
はあなるほど。ありがとうございます。