鳩山総理は、福島大臣をクビにしてから、数日後に辞任した。
総辞職の前に罷免され、連立内閣から離脱した社民党の面目がない。
── (済州島のホテルのテラスに)わが家から飛んできたヒヨドリか
な。姿形が同じだから、そのように勝手に解釈して、そうか、この鳥も
「そろそろ自宅に戻って来いよ」と私のことを招いているように感じた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060200644
(テレビ朝日が絶賛“一世一代”の名演説 20100602 民主両院総会)
小沢幹事長は、タレント候補を乱立させてから、数週間後に辞任した。
この男が選挙から手を引けば、彼に擁立された候補者は路頭に迷う。
── 僕は自宅で小鳥を飼っているが、親鳥はヒナが大きくなるまでは
一生懸命に世話をするが、一定の時期がくると冷たいほど突き放して巣
立ちさせる。ニートの親は動物にも劣るといっても過言ではない。
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/fuji/2005/fuji20050419134025.html
剛腕コラム 20050325 夕刊フジ(Wikipedia では削除中)
チルドレンをちゃんと飼っていけないと、ダメなわけです。
基本的にそういった力量は民主党にはありませんからね。
景気回復に乗り遅れて致命的な状況にしてしまった失政は、あきらかに「自分らの勢力を維持/育てる」能力の欠如ですね。
そういった能力はすぐに付くモノでもないからね。
しっかりとした志や、素晴らしい政見、口だけですと、また同じ事です。
自民党にそれが可能だったのは、どんなに国民の批判にも耳を貸さず、一度得た地位にしがみつく政治を力ずくでやって来たからです。そういう「力ずく」が旺盛な人ほど子分を集め、自分の地位を盤石な物にしていきました。
その構造が政権交代によって崩れたわけです。国民の支持を失えばどんな権力者も失脚するという時代が訪れた。しかし、そういう変化をもたらした民主党自身が、その変化についていけなかったということですね。
ここで、民主党もダメだったからもう一度自民党に戻そうでは進歩がありませんから、もう一度新しい首相の下で自らが作り出した変化に対応できる政権に成長できるかどうかを見極めて、それでもダメなら私達国民は、自民でも民主でもない、政権交代可能な第三の勢力の形成に進んで行くべきだろうと思います。
その時は当然、しっかりと志を持った候補者が政策で支持を競う選挙となり、知名度に頼る人気投票型選挙などは影を潜めることになるでしょう。