山の中身は何でしょうか(平野にある小山や丘陵)

多摩丘陵の生田緑地に枡形山があります。
http://members2.jcom.home.ne.jp/yamakujira/masugatayama.html
http://net.jmc.or.jp/saishiki/MF_SearchSampleDigitalMap_Ex.asp?filename=./mapImg/533934.jpg

足利市に浅間山が渡瀬橋の南にあります。
http://www.pd-assist.com/wind_wat/ashikaga/sengenyama.html
YAHOOの地図で足利市八幡町1丁目の西を適当な縮尺で[写真]見ると、ポコポコと小山が見えます。

比企郡滑川村に二ノ宮山があります。
   この地図の右上部分に二ノ宮山が見えます。  http://jinja-kikou.net/hiki2.html
  
こうした小山はあちこちにあると思います。小山の周りの平地(昔は田畑や河川敷?)はシャベルで掘れるような土や砂礫が重なった地層だと思いますが、小山の中身は、削岩機でないと崩せないような固い岩状なのでしょうか。

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  • 終了:2010/06/24 23:30:03
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id:seble No.1

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ポイント35pt

地層によります。

地表のすぐ下から岩盤になっている場合もありますし、

かなりの深さまで土砂の堆積層になっている場合もあります。

もちろん、一つの地域が全く同じ地層とは限らず、断層やら何やらで部分的に岩盤になっていたり、

岩盤の下に地下水が流れていたり、鍾乳洞があったりして、、

http://skura.hp.infoseek.co.jp/r01/chi001m.html

小山でもその生成によって色々な地層になると思います。

 

生田緑地も富士山の火山灰による関東ローム層みたいですけどね。

http://www.geocities.jp/yamanekoforest/noyamaaruki/tamakyuuryou....

http://www.keins.city.kawasaki.jp/2/ke203001/6nen.html

http://www.geocities.jp/citorin/ikuta01/ikuta.htm

それなりに掘れば岩盤が出てくるでしょうけど、浸食によっても地形が変わりますので、堆積層がどのくらいかは掘ってみないと何とも、、

 

http://homepage2.nifty.com/hagiya/junken/jogasima.htm

平地だって場所によってはすぐに岩盤だったりもします。

(東京湾の埋め立て地は掘っても掘ってもゴミですけどね)

id:hathi

ありがとうございます。 沢山の適切な情報をいただけました。

小山と言っても、成因は色々、その山体を形成している地層の形成時期も色々であるという一般論はわかるのですが、関東平野の丘陵地帯に見える(平野部にぽっこり飛び出ている小山)は似ているものではないのかなと思って、質問をさせていただいています。

生田丘陵の枡形山の100万年前の地層から、イルカやサメなどの化石が出てきたとのことなので、沖積世より遙かに古い、洪積世のはじめの海成層なのだろうと思います。第三紀の上で第四紀の古い時期かもしれません。堅さの程度がわかりませんが、上総層群飯室泥岩層(固結)、おし沼砂れき層、火山灰層と重なっているようですね。上部への堆積量が多くなければ、比較的柔らないのでしょうか。

http://www.nature-kawasaki.jp/show/ryokutichisou.htm

海抜67mから-20mまでの地層がでていますので、海抜50mでは飯室泥岩層になるようです。

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu09/ikuta.ht...

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu09/i09022/a...

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu10/i_r10031...

枡形山の周囲は海抜30m以下のようなので、飛び出ている小山の半分は泥岩状態でその上層部におし沼砂れき層、ロームが積み重なっていることになります。

http://net.jmc.or.jp/saishiki/MF_SearchSampleDigitalMap_Ex.asp?f...

宿河原堰下流の河床に上総層群の地層が露呈しているようです。http://www.odakyu.jp/walk/14/1.html

比企丘陵の二ノ宮山の周囲の平地は、沖積層だそうです。

 http://e-archive.criced.tsukuba.ac.jp/data/doc/pdf/2006/03/20060...

『中央にのびる低地は、滑川とその支流が侵食してつくった沖積地で、一面水田に利用されている。沖積地の谷はごく浅いものだが、全体として谷戸の地形を形成していることがわかる。ただし雑木林に覆われた丘陵の高まりとの比高は、わずか30m程度にすぎない。』二ノ宮山はhttp://www.geocities.jp/obt_kk/chihai/chihai_401-410/chihai_401-...『二ノ宮山までゴルフ場の下を歩きます。斜面には七郷層の円礫が見られました。二ノ宮山山頂で昼食の後、展望台に上って比企丘陵を一望しました。山を降りる途中には薄緑色をした二ノ宮凝灰岩が露出していました。』http://www.geocities.jp/obt_kk/chihai/chihai_351-360/chihai_351-...

『福田石:この凝灰岩は約1200万年前の火山噴火で出来た』

http://inaginanzan.k-server.org/tisouchousa.html

この二ノ宮山の辺りは、褶曲構造があったり、断層があったりで、生田の枡形山付近とは状況が違うようですが、周りの平地部とは格段に違う年代の古い地質が残ってたものとのことです。

東京都府中市に浅間山がありますが、『この山は立川段丘面(高さ50メートル)から突き出し、孤立した丘陵で、高さ約80メートルある。南から北へ前山、中山、堂山と三つの山崖からなり、最高部は北部の堂山である。周囲の立川面との比高約30メートルであって、周辺にさえぎるものがないので山頂での眺望はすこぶるよい。浅間山の地質は多摩丘陵を構成する三浦層群から成るもので周囲の段丘の地質とは全く異なっている。すなわち武蔵野段丘や立川段丘の形成される以前に、すでに、古多摩川やその他の河川によって、その周辺がけずり取られ、孤立丘となって残った侵食残丘である。従って、地形的には多摩丘陵の一部で、多摩段丘に属していると考えられる。』との解説がありました。

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisei/kekaku/chikibousai/TiikiBo...

wikiペディアに残丘の説明がありますが、これと成因は似ているのかもしれませんが、もっと身近に沢山あるのでしょうね。

埼玉県の残丘の例が沢山ありました。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#07

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#08

『身馴川低地 : 松久丘陵を縦断し、その北方に広がる身馴川の氾濫原平野からなる。本低地は西は本庄大地と東は櫛引が原台地と接し、北の妻沼低地に接続する低地である。本低地の中央には生野山、浅見山の2残丘が孤立的に存在する。残丘付近には自然堤防がよく発達し、その両側には後背湿地が発達する。前者は児玉町など集落が発達し、後者は水田耕作地として利用されている。』

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#08

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E4%B8%98

平地にある小山を見て不思議に思っていたのはかなり昔からなのですが、実際に調べたり、質問したことはなかったのです。 (でき方や中身)古墳・墳丘もあるんだろうかとサイズを無視した考えにとらわれたこともありました。

なお、gooで次のような質問をされていた方があるのが、今わかりました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2362694.html

似たような疑問を持って質問していた方がおられたようなので、なんか安心しました。


平地にぽこぽこ飛び出ている小山にも色々な成因があり、中身も違うのでしょうが、山をなしている中身はかなり古い地層で固くて、それが浸食で残丘になり、さらに100万年とか掛けて上に火山灰などが積まれて、それも浸食などで流れてなだらかな小山になって、今私などが見ている小山になったのものが多いように、今思います。

残丘ができた後で、海になったり、洪積、沖積も、海が遠のいたり、河川が氾濫堆積物を残丘の周りに埋めたりしていれば、周りの低地平野部に比べて、小山は遙かに古くて固いのかもしれませんね。

http://www.con-pro.net/readings/soil/chapter01.html

http://e-archive.criced.tsukuba.ac.jp/data/doc/pdf/2006/03/20060...

上記のp11/12に図4 東京の地形と地名(模式図)がありますが、この模式図の台地の幅を狭くして谷の幅をひ広げ、その谷や下町低地に堆積物や火山灰を厚く重ねて、平野部分を作ったのが今の地形のように思えます。

2010/06/18 19:28:38

その他の回答1件)

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ポイント35pt

地層によります。

地表のすぐ下から岩盤になっている場合もありますし、

かなりの深さまで土砂の堆積層になっている場合もあります。

もちろん、一つの地域が全く同じ地層とは限らず、断層やら何やらで部分的に岩盤になっていたり、

岩盤の下に地下水が流れていたり、鍾乳洞があったりして、、

http://skura.hp.infoseek.co.jp/r01/chi001m.html

小山でもその生成によって色々な地層になると思います。

 

生田緑地も富士山の火山灰による関東ローム層みたいですけどね。

http://www.geocities.jp/yamanekoforest/noyamaaruki/tamakyuuryou....

http://www.keins.city.kawasaki.jp/2/ke203001/6nen.html

http://www.geocities.jp/citorin/ikuta01/ikuta.htm

それなりに掘れば岩盤が出てくるでしょうけど、浸食によっても地形が変わりますので、堆積層がどのくらいかは掘ってみないと何とも、、

 

http://homepage2.nifty.com/hagiya/junken/jogasima.htm

平地だって場所によってはすぐに岩盤だったりもします。

(東京湾の埋め立て地は掘っても掘ってもゴミですけどね)

id:hathi

ありがとうございます。 沢山の適切な情報をいただけました。

小山と言っても、成因は色々、その山体を形成している地層の形成時期も色々であるという一般論はわかるのですが、関東平野の丘陵地帯に見える(平野部にぽっこり飛び出ている小山)は似ているものではないのかなと思って、質問をさせていただいています。

生田丘陵の枡形山の100万年前の地層から、イルカやサメなどの化石が出てきたとのことなので、沖積世より遙かに古い、洪積世のはじめの海成層なのだろうと思います。第三紀の上で第四紀の古い時期かもしれません。堅さの程度がわかりませんが、上総層群飯室泥岩層(固結)、おし沼砂れき層、火山灰層と重なっているようですね。上部への堆積量が多くなければ、比較的柔らないのでしょうか。

http://www.nature-kawasaki.jp/show/ryokutichisou.htm

海抜67mから-20mまでの地層がでていますので、海抜50mでは飯室泥岩層になるようです。

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu09/ikuta.ht...

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu09/i09022/a...

http://www.geocities.jp/horiuchihiroe/tishitu/tishitu10/i_r10031...

枡形山の周囲は海抜30m以下のようなので、飛び出ている小山の半分は泥岩状態でその上層部におし沼砂れき層、ロームが積み重なっていることになります。

http://net.jmc.or.jp/saishiki/MF_SearchSampleDigitalMap_Ex.asp?f...

宿河原堰下流の河床に上総層群の地層が露呈しているようです。http://www.odakyu.jp/walk/14/1.html

比企丘陵の二ノ宮山の周囲の平地は、沖積層だそうです。

 http://e-archive.criced.tsukuba.ac.jp/data/doc/pdf/2006/03/20060...

『中央にのびる低地は、滑川とその支流が侵食してつくった沖積地で、一面水田に利用されている。沖積地の谷はごく浅いものだが、全体として谷戸の地形を形成していることがわかる。ただし雑木林に覆われた丘陵の高まりとの比高は、わずか30m程度にすぎない。』二ノ宮山はhttp://www.geocities.jp/obt_kk/chihai/chihai_401-410/chihai_401-...『二ノ宮山までゴルフ場の下を歩きます。斜面には七郷層の円礫が見られました。二ノ宮山山頂で昼食の後、展望台に上って比企丘陵を一望しました。山を降りる途中には薄緑色をした二ノ宮凝灰岩が露出していました。』http://www.geocities.jp/obt_kk/chihai/chihai_351-360/chihai_351-...

『福田石:この凝灰岩は約1200万年前の火山噴火で出来た』

http://inaginanzan.k-server.org/tisouchousa.html

この二ノ宮山の辺りは、褶曲構造があったり、断層があったりで、生田の枡形山付近とは状況が違うようですが、周りの平地部とは格段に違う年代の古い地質が残ってたものとのことです。

東京都府中市に浅間山がありますが、『この山は立川段丘面(高さ50メートル)から突き出し、孤立した丘陵で、高さ約80メートルある。南から北へ前山、中山、堂山と三つの山崖からなり、最高部は北部の堂山である。周囲の立川面との比高約30メートルであって、周辺にさえぎるものがないので山頂での眺望はすこぶるよい。浅間山の地質は多摩丘陵を構成する三浦層群から成るもので周囲の段丘の地質とは全く異なっている。すなわち武蔵野段丘や立川段丘の形成される以前に、すでに、古多摩川やその他の河川によって、その周辺がけずり取られ、孤立丘となって残った侵食残丘である。従って、地形的には多摩丘陵の一部で、多摩段丘に属していると考えられる。』との解説がありました。

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisei/kekaku/chikibousai/TiikiBo...

wikiペディアに残丘の説明がありますが、これと成因は似ているのかもしれませんが、もっと身近に沢山あるのでしょうね。

埼玉県の残丘の例が沢山ありました。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#07

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#08

『身馴川低地 : 松久丘陵を縦断し、その北方に広がる身馴川の氾濫原平野からなる。本低地は西は本庄大地と東は櫛引が原台地と接し、北の妻沼低地に接続する低地である。本低地の中央には生野山、浅見山の2残丘が孤立的に存在する。残丘付近には自然堤防がよく発達し、その両側には後背湿地が発達する。前者は児玉町など集落が発達し、後者は水田耕作地として利用されている。』

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/908-20091224-402.html#08

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E4%B8%98

平地にある小山を見て不思議に思っていたのはかなり昔からなのですが、実際に調べたり、質問したことはなかったのです。 (でき方や中身)古墳・墳丘もあるんだろうかとサイズを無視した考えにとらわれたこともありました。

なお、gooで次のような質問をされていた方があるのが、今わかりました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2362694.html

似たような疑問を持って質問していた方がおられたようなので、なんか安心しました。


平地にぽこぽこ飛び出ている小山にも色々な成因があり、中身も違うのでしょうが、山をなしている中身はかなり古い地層で固くて、それが浸食で残丘になり、さらに100万年とか掛けて上に火山灰などが積まれて、それも浸食などで流れてなだらかな小山になって、今私などが見ている小山になったのものが多いように、今思います。

残丘ができた後で、海になったり、洪積、沖積も、海が遠のいたり、河川が氾濫堆積物を残丘の周りに埋めたりしていれば、周りの低地平野部に比べて、小山は遙かに古くて固いのかもしれませんね。

http://www.con-pro.net/readings/soil/chapter01.html

http://e-archive.criced.tsukuba.ac.jp/data/doc/pdf/2006/03/20060...

上記のp11/12に図4 東京の地形と地名(模式図)がありますが、この模式図の台地の幅を狭くして谷の幅をひ広げ、その谷や下町低地に堆積物や火山灰を厚く重ねて、平野部分を作ったのが今の地形のように思えます。

2010/06/18 19:28:38
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回答回数3552ベストアンサー獲得回数268

ポイント35pt

枡形山は、特に岩盤という感じではないです。

以下のサイトに、地層が出ています。

http://inaginanzan.k-server.org/masugatayama.html

同じように、ここでは長沼公園の地層もでていました。

http://inaginanzan.k-server.org/tisouchousa.html

参考にしてください。

id:hathi

ありがとうございます。

稲城南山の人工の崖はすごいですね。人工崖なので、自然の小山ではないようです。

http://inaginanzan.k-server.org/naganumakouen2.html

長沼公園は下から2/3ぐらいが上総層群の地層(河口や海底で堆積した地層)。その上に御殿峠礫層(川で運ばれてきた砂利や石の層)。一番上が関東ローム層(富士山などの火山灰が積もった層)だそうです。岩盤というような岩のイメージはないですね。

上総層群の上に乗っている御殿峠礫層やその上に関東ロームは、掘りにくいかもしれませんが、シャベルで掘れそうな気がします。(webの写真で見た感じ)

http://inaginanzan.k-server.org/naganumakouen2.html

砂岩と砂礫層・砂層と、あるようですが、上総層群の地層(稲城砂)は[火山成砂質土]だそうですから、シャベルで十分に掘れそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E5%9F%8E%E7%A0%82

http://tamanature.web.fc2.com/renkoujisou.html

しかし、小山の中の地質がそれほど固いものではないならば、なんで小山部分が残って残丘になって残るのでしょうね。

周りが浸食で削れたときに、そこもなくなってしまいそうなな気がするのですが。

2010/06/18 20:05:36

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