実際に利用したことのある方、どの製品を利用して、どの点が不満であったか教えていただけませんか?
国内では日立マクセルのPen-itとか、airpen, MVpen, TegakiPADなど、
国外でもNokiaが作成したりと各社デジタルペンを生産・販売していたようですが、
Pen-itは国内販売停止、Nokiaも生産停止?と、デジタルペンはジリ貧のような様相を呈しております。
デジタルペンに関して利用経験がある方、困ったことなど何か御座いましたらご教授くださいませ。
(1)販売業、製造業などでは導入コスト、運用コスト、どれもいまいちの内に他の手段が安価になってきたりというのが主な理由ではないかと思う
業務内容面からいくつかあげてみたいと思う
(a)契約書などの顧客の書く書類
これは担当営業が必ず目を通してから手続きに入るんで、リアルタイム入力にする必要がないというか、リアルタイムだとチェックや修正が手間になる可能性のほうが高いし、面倒な契約書の書き方だけでなくシステムにも慣れさせないといけないので社員教育も手間
目を通した書類をスキャナにセットしてスタートボタンを押すという手順のほうが簡単(これが出来ない従業員だと、、、)
(b)業務書類作成
手書き認識よりもキーボード入力のほうが通常は速い(遅い人も中にはいるけど、業務上必要であれば早い人を担当にするだけだしね)
(c)在庫管理作業
コンビニなどの店頭在庫管理だと専用のタッチパネル搭載端末や、
多品種大量の品を扱う倉庫作業ではバーコード読み取り機能付き端末を使ってリアルタイム在庫管理など、デジタルペンが出だしてきたころには既に専用機器が普及しはじめていた
(d)作画、作図作業
タブレット使ってタブレットの領域毎に機能(右端をメニューに割り当てたり、マクロ呼び出しにしたりなど)割り当てを行えば作業効率はかなりあがる
デジタルペンでも似たようなことは出来ただろうけど、タブレットの歴史は以外と長いので、追いつくには至らなかった
(2)デジタルペンのメリットは小型軽量で持ち運びが可能な点。リアルタイム入力だけでなく記憶させておいて、あとからPCに転送なんてこともできる
ただ、業務で利用するようなソリューションでは専用用紙が必要になるというデメリットがでてくる
http://www.dnp.co.jp/bf/digitalpen/pod/index.html
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/tegaki/product.html
http://www.ricoh.co.jp/IPSiO/utility/digitalpen/
専用用紙以外で使えるものもあるけど、利用効率は専用用紙のほうがやはりというか上(専用用紙であれば、用紙単位での管理がきっちり出来るからね)
(3)さらにiPadのようなものまで安価に出てきた現状でのメリットは、、、
でも、一部では見直されてきてたりもするんだよ。今でも手書きが重要な位置をしめている教育分野や医療分野
「デジタルペン 教育」なんかでググッてみて
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201006160019.html
http://www.softbank.co.jp/ja/news/sbnews/leader/2010/20100208_01...
一般向けは消えていくかもしれないけど、適材適所でまだまだ出番はありそう
どうして、今回の質問をあげたのかわからないけど、視野を変えてみると意外とちがったものになるかもね
こんな回答でいいかな?
初期のMVPenを使っていました。記憶した内容を後でUSB接続でPCに落とせるタイプです。
最初は面白がって使っていましたが今はホコリをかぶっています。
以下の点が使わなくなった理由だと思います。
1. ペン先の書き味が悪い
→市販されているボールペンの替え芯(4Cというタイプ)が使えるので、ほかのものに替えてみます。
2. センサー(デバイス)角度がずれるとOCRの文字認識度が落ちる
→付属のOCRソフトで角度の補正もしてくれるといいのですが。有料バージョンアップ版に、この機能があるといいのですが。取りつけ角度は慣れてくれば、失敗は減りそうです。
3. 用紙への取りつけ方法が不便
→センサーについているクリップは、用紙が1~2枚しか挟めません。しかも挟むのに時間がかかります。センサーの裏全体がクリップになっているようなものが良かったのに……。
とりあえずの不満は、こんなところでしょうか。
MVpenを使ったことありますけど、
範囲から外れるとうまく認識しないんです。
結局、手で打ち直すかスキャナで取り込むんだったら
こんなのいらないやって感じです。
私はデジタルペンを結構使っていた者です。
デジタルペンに至る前には、
・SONYのパームトップコンピュータのペンタブレット(20年くらい前でしょうか)
・IBMのCrossPad
・マクセルのAnotePen(5年くらい前でしょうか)
と、3種類くらいを使いました。
使った結果でいいますと、
普通の紙に気に入ったPenで書いてスキャンすればいい。
という結論になってしまいました。
①用紙の手配が案外面倒。
②専用のペンはバランスが悪く字が下手になる。
③読み取る装置とか案外かさばって面倒。
そんなことなら、私の場合はパソコンでキーボードたたいた方がいいし、そうでないのなら印刷された紙に手書きで文字を足した結果をスキャンする。
ということが思った以上に便利で実はデジタルペンでは印刷されたデータに追記するという一番多い作業を支援することができない(AnotePenなどはあらかじめ印刷したものにAnotePenで追記することを想定していたようですが、印刷はプリンターで1枚とかいうことを想定していないこと、用紙がなんていっても高いこと、AnotePenはとても使いづらい、文字が下手になっていやになるというしろものでした)。
もし、プリンター出力したデータとの統合・分離をする仕組みがあったら、違うのかもしれないんですが、それって、ペンPCで上書きする・・・OneNote的使い方ってことで、デジタルペンとは違うソリューションになるのかと思います。
ちなみに、私がデジタルペンでいいなと思ったのは
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/981110/ibm.htm
こちらのクロスのボールペンでした。
(ちょっと頭が重くて字が泳ぎがちになりましたが、感触は良かったです)。
もっとも、100円ボールペンでいいという人にとって、単に値段が高いということであり、感触とか・使い勝手なんていうものは求められていなかったのかもしれません。
実際、私もデータの再利用なんてそんな頻度があるわけではありませんし、共有するなら清書して校正して、配布ってなるので、とても手書きのものを共有するような度胸はありません。
電池内蔵のペンだと、電池が特殊な細いタイプであるとか、単4を使うタイプだと重たいとかその辺じゃないかと思います。
昔Decrioってクロスパッドみたいなやつを買ったことがありますが、いつのまにか壊れていてそれっきりです。
あれはペンも土台もそれ用のものを使わないといけないし、リーガルパッドサイズなのでとにかくでかくて持ち歩く気にならないものでした。
紙にボールペンで書いてスキャンすれば十分だし紙にもペンにも好きなのが使えていいんじゃないかと思います。
使い方によってはデジカメや携帯のカメラで撮影したものでも十分でしょう。
http://www.mutoh.co.jp/decrio/index.html
なかったことに...
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/1999/11/09/decrio.htm
Pen-itを使ってましたが
ペンの書き味は個人的に好きではありません
認識がいまいちです
スキャナで読み込んだ方がいいと思いましたね
「Wacomさん、七夕のキセキでペンタブレット欲しい!」キャンペーンをやっているはてなが涙目になるような質問ですね(笑)
私は商業漫画家なのですが、デジタルペンは「字を書く」為のものではなく「絵を描く」方向で進化をしている、と思っています。
では、何故ペンタブレットは「字を書く」為に普及しないのか(あるいはしにくい)のか、というと、手書き文字を認識するのが非常に困難だからだと思いますよ。
特に日本語のように「漢字・平仮名・片仮名・英文字」が混在しているような文字文化圏で、それこそ百人いたら百通りの書き方がある事を視野にいれながら開発・販売するのが難しいのではないでしょうか。
それなら寧ろ最近話題(?)のメモを取ったらスキャンしてevernoteなどに蓄積する、というやり方のほうが賢そうですね。
個人的には文字文化の難しさが認識の精度を妨げている結果、普及していないと思っています。
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