すすめている人はいるのでしょうか?
国債などの債券購入は、固定であれば短期のもの、又は変動金利の国債をお勧めします。
取り敢えず、国債購入を肯定的に考えている3人のブログを見つけました。3人とも女性ですが、これは単なる偶然です。
ファイナンシャル・プランナー横山由里さんの意見が載っている2010年1月14日のブログです。
http://blog.excite.co.jp/exlifeplan/9655264/
”個人向け国債に、3年固定金利が今年7月より発行されることになり、
ますます買いやすくなっています。”
と国債の購入をすすめています。
ファイナンシャル・プランナー渡辺美恵子さんの意見が載っている2010年6月7日のブログです。
http://himawari.i-ra.jp/e222529.html
”私は老後資金として年金不足に備え 国債などの公共債を少しづつ買っています。”
”人生三大資金である 教育資金、住宅資金の心配のない方には
おすすめ出来る金融商品のひとつです。”
と国債の購入をすすめています。
ファイナンシャル・プランナー八木陽子さんの意見が載っている2010年4月8日のブログです。
http://pigeon.info/column/finance/index.cgi?aid=353255
”個人向け国債は、日本という国が発行しているものなので、日本がなくならない限り、まあ大丈夫という金融商品です。ただし、1年とか2年で解約しないように。”
と国債の購入に関して肯定的な感じの表現を使っています。
蛇足の恐れが有りますが、調べてみて分かった事が有るので書きますね。
他に否定的な意見や完全に否定する意見のファイナンシャル・プランナーも居たので内容を見てみました。肯定的な方向性の人は”買いやすくなった”、”国が発行しているから安全”などという従前からの紋切り型の考え方をもとにしている様に思いました。否定的な方向性の人は”他の金融商品の金利との比較”、”日本の国債の世界的な評価”など金融業界をとりまく要因を考慮に入れるという感じの考え方をもとにしている様に思いました。
立場の違いから出ているものとは思いますが、ファイナンシャル・プランナーという業種の存在意義からすると最近数年の金融情勢を見ると国債購入をすすめないのが正しい在り方なのではないかと思いました。
現状、国内債券は期待できる利回りが比較的低いためか、資産運用に熱心な方でも商品選定が充分でないことが多いようです。またプロであるはずのFPでさえ、国内債券の商品知識にはバラつきが感じられます。しかしながら、商品の選択で差が出るのはむしろ債券であることを知れば、あなたの資産運用は劇的に変わります。
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