THEME:「わが家と暮らしのなかにある、幸せの色」
“ディア・ライフ”=『親愛なる日々』。イエは暮らしと人生の舞台。「LIFE」という言葉に、生活と人生の2つの意味をこめて、イエと家族のストーリーを語り合いませんか? 心のページに刻まれた思い出も、現在のイエでの愛しいワンシーンも。毎回のテーマに沿って素敵なエピソードを、豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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※質問は9月21日(火)正午で終了させていただきます。
三毛猫は普通強いと言われています。
それは雑種野生に近く、何事にも巻かれない性質を保持し、どんな逆境にも打ち勝つ極意を自然に身に付けています。
飼育された家猫よりも野生並みに育った血統を受け継いだ三毛猫だからこその野性味あふれる育ちをしますね。
家族に飼われてもどんな環境にも順応する能力を持ち合わせた三毛猫はしっかりと生き抜く極意を知ってるんですね。
思い出すと懐かしいです。私は犬を飼っていたのですが、雑種でとてもかわいかったです。茶と白と黒の毛で良くなでていました。もう毛が生え変わる時期ですかね?
このまえ、家へ帰る途中で、久しぶりに三毛猫を見かけました。
飼われている猫ではないようでした。
私が立ち止まっても、ほとんど警戒していないので、しばらく観察することができました。
頭をなでてみても逃げませんでした。目を細めていてとてもかわいかったです。
我が家には「白三毛猫」の朔がいますが、同じ敷地内にある大家さんのイエには、
(1)縞三毛の「なつ」7歳
(2)カラス猫(真っ黒)の「くま」4歳くらい
(3)黒部分が無地で茶部分がトラの三毛猫「みい」2歳くらい
・・・が居ます。
朔は、2歳の時に猫風邪を引いて危ういところまで衰弱しました。獣医さんの話では「色の薄い猫は弱いなあ」だそうです(そんなこと平気で言わないで!)。色の濃い猫の方が丈夫なことが多いとか。
そういえば、近所の21歳の老猫「マミーちゃん」は、割と色の濃い三毛猫です。
朔の大病以来、猫にはしっかりと予防接種をしているということもありますが、実際、「なつ」も「くま」も「みい」も、色が濃くて、極めて健康です。
id:eiyanさんが指摘されていますように、三毛猫の方が野性味があるのか、「なつ」と「みい」は時々外泊してきます。「くま」は大家さんのイエでごろごろしていることが多いみたいです。
「朔」は、今年で10歳。色というより、もうお年なので、昼間からいびきをかいて寝ていたりします。
猫の嫌いな人には申し訳ないけれど、猫って、やっぱりいいですよね。
毛色の濃いそして三毛猫程生命力は強いです。
犬でも猫でも生まれて間もない子供は真っ黒程強いです。
白い子程白子といわれて弱く生まれて来ます。
それで強い純粋血統保存には黒子を残します。
皮膚肌も真っ黒が理想です。
ですから犬猫共に真っ黒の熊の子供が生まれた様なら血統生命力は強いので絶対残すべきです。
血統保存するにはその様な真っ黒の子を探し残すのです。
三毛猫はその強い生命力に輪を掛けた様に野性味生命力を持っているのです。
本当は人に馴れない程の野性味を持つのですが、そこは子供の頃から育てれば親との認識があるので馴れて育つのですね。
犬猿の仲と言われる程仲の悪い犬猿でも、育児からの子供の頃から一緒に育つと仲が良いのと同じですね。
白子より黒子の方が生命力は強い。
三毛は野性味溢れる野生生命力を備える。
犬猫に限らずやはり色の濃い生物は生命力が強いですね。
今日、たまった楽天ポイントで、金色の迷子札を注文してみました。
丸形、金色に黒字。
白い体に、頭と尻尾だけ三毛トラの朔。
今、首輪は白いものを付けています。
そこに金色の迷子札。
似合うといいな。
白と茶色と黒の三毛。今はもういませんが、小さなころからずっと、わが家の幸せの中心にはこの色がありました。家族の団らんの時も、独りぼっちのお留守番の時も、必ず一緒にいてくれた、大切な大切な家族。子供の私は、人間と猫は言葉が通じるのかなんていう疑問を持つこともなく、ごく自然にお話をしていました。
「おなかすいたねー」
猫は、ほんとね、といった顔をしながら私を見つめます。
「なんか食べようか」
私が立ち上がると、猫も喜んでついてきます。ちゃんと会話が成り立っています。
「今日ね、学校でけんかしちゃった」
うつむいている私の顔を、猫は心配そうにのぞきこみます。
「あした、謝った方がいいのかな、私は悪くないんだよ、でも…」
猫がするんと頬ずりしてくれます。
「そっか、悪かったから謝るんじゃなくて、仲良しでいたいから謝るのか」
猫は、うんうんというような顔をして私を見つめています。ちゃんと会話が成り立っています。
私から話しかけるばかりでなく、猫の方からも色々話しかけてきてくれました。とととととっと元気よく駆けてきて、こっち来て、と言いたげに私を見上げている時は、何かすてきなものを見つけた時。
「どうしたの?何を見つけたの?」
猫の後をついて行ってみると、コオロギさんがいました。
「うわぁ、秋がやってきたんだねぇ」
猫は頭を低くして、後ろ足を踏ん張って、お尻をふりふりしています。これは「見ててね、今から一撃でつかまえるよ」という猫のボディランゲージ。
「わぁ、だめだめ、コオロギさんはお外に出してあげようね、そしたらきっと今夜、いい歌を聞かせてくれるよ」
猫の背中にそっと手の平を置くと、ちょっとピクンと反応して、そして満足そうにゴロゴロ。
「うんうん、こんなすてきなお客さんを見つけてくれただけでお手柄お手柄」
「ごろごろごろ」
ほらね、ちゃーんと会話が成り立っています。
家族もみんな、この三毛さんが大好きでした。だから、家族の思い出の中には、いつも必ずふかふかの三毛の色。この色がわが家から消えた時は、わが家の幸せまで一緒に消えてしまったかと思われるほどでした。でも、今は違います。だって、家族なんですもの。何年たっても、忘れるなんてありえません。だから今も、家族の幸せの中心には、いつもふかふかの三毛の色が見えています。ここにはもういなくても、目には見えなくても、でもいつもそばにいてくれる。そんな実感があります。今だって、これからだって、大切な大切なわが家の一員。そんな猫の三毛の色。それがわが家のあったかな幸せ色です。