福岡で茶道を習っているものです。
先日、いつもどおり先生のお宅に稽古に行くと、見慣れない掛け軸がかかっていたのでお尋ねすると、
どうやら先生も掛け軸の内容を忘れてしまったようで、お困りとのことでした。
掛け軸の左上に書が書かれてあり、右下に菊の花と蟹、壷の絵が描いてありあます。
菊と蟹の組み合わせは、昔から茶人に好まれてよく用いられていたようですが、
肝心の書かれている書の内容が読めません。
書は拝山ということだけ分かっていますが、絵は烙印だけでわかりません。
以下に掛け軸の画像を貼っておきます。
http://dl.dropbox.com/u/4462799/image-01.JPG(全体)
http://dl.dropbox.com/u/4462799/image-02.JPG(書)
http://dl.dropbox.com/u/4462799/image-03.JPG(絵)
どなたかお分かりの方、ご教授のほどお願い致します。
コメント欄が閉じているので、二重回答で失礼いたします。この七言絶句を現代語訳すると以下のようになります。ただし、結句の意味はよくわからず、あまり自信がありません。
名花開遍不嫌霜 (優れた花はすっかり全て開き、霜を嫌がらない)
猶吐重陽節後香 (九月九日の重陽節の後も依然として香りを出している)
何啻秋容呈艶色 (単に秋景色のなまめかしさを表し出しているだけではない)
人来詩句亦流芳 (人が来れば詩にもなり、同様に、名声を世に広めることにもなるのである)
http://www.city.chikushino.fukuoka.jp/furusato/sanpo49.htm
吉嗣拝山だとこの方ですね。福岡出身とのこと、辻褄が合います。
右手を失ってから、左手で描いていたようで、絵も書も彼のものだろうと思います。
大宰府の天満宮の宝物殿には彼の作品が多数あるようです。
http://homepage.mac.com/keke25/iblog/C1445422665/E1057115586/ind...
収蔵品カタログなどご覧になると、同じ文章のものがあるのではないかという気がします。
書は全部は判読できませんが、自分の寄る年波を嘆きつつ、
毎年変わることのない菊花の芳香をめでているといったもののようで
季節の書として、茶室に掛けられたものでしょう。
名前は、「○○にて 拝山」のように見えます。
頼りない返答でごめんなさい。
回答ありがとうございます。
とても参考になります。
今度、大宰府の天満宮の宝物殿にもいってみたいと思います。
書の部分は、
名花開遍不嫌霜
猶吐重陽節後香何啻
秋容呈艶色人来
詩句亦流芳
になります。七言絶句ですね。
「名花開遍不嫌霜猶吐重陽節後香何啻秋容呈艶色人来詩句亦流芳」とはどういった意味でしょうか?
回答ありがとうございます。
こちらも参考にさせていただきます。
回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
コメント欄が閉じているので、二重回答で失礼いたします。この七言絶句を現代語訳すると以下のようになります。ただし、結句の意味はよくわからず、あまり自信がありません。
名花開遍不嫌霜 (優れた花はすっかり全て開き、霜を嫌がらない)
猶吐重陽節後香 (九月九日の重陽節の後も依然として香りを出している)
何啻秋容呈艶色 (単に秋景色のなまめかしさを表し出しているだけではない)
人来詩句亦流芳 (人が来れば詩にもなり、同様に、名声を世に広めることにもなるのである)
度重ね回答ありがとうございます。
コメント欄が閉じているとの件、申し訳ございません。
今回はじめての投稿で、まだよく使い方がわかっておりません。
漢詩について、私も勉強してみます。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
度重ね回答ありがとうございます。
コメント欄が閉じているとの件、申し訳ございません。
今回はじめての投稿で、まだよく使い方がわかっておりません。
漢詩について、私も勉強してみます。
とても参考になりました。
ありがとうございました。